西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
ツイッター http://twitter.com/jun24kawa
『学び合い』メールマガジン参加者募集中!(無料)http://www.mag2.com/m/0000270912.html
『学び合い』マップ募集中!(無料)http://manabiai.g.hatena.ne.jp/kokohagw/
授業公開の仲介のガイドライン http://dl.dropbox.com/u/352241/manabiai-data/koukai.pdf
だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

01/06/28(木)

[]代理母の料金 21:50 代理母の料金 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 代理母の料金 - 西川純のメモ 代理母の料金 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日はテレビ代理母の特集がありました。私たち夫婦もなかなか子どもが授からなかったため、テレビに出てくる代理母を求める人の声は人ごとではありません。でも、私が意外だったのは、代理母ビジネスとしている人が、「代理母感謝・配慮が無さすぎる」という不満を持っていることです。具体的には、妊娠中に代理母の体を気遣ったり、生まれた後の子どもがどのように成長するかを連絡することがないことを不満に思っているそうです。最初は、「ビジネスなんだから当たり前だろう」と思いました。ところが、代理母の料金は200万円~300万円であることを聞き、ビックリしました。同時に、代理母ビジネスではなく、ボランティアであるという代理母の主張に納得しました。本当に、頭の下がるボランティアです。

 少なくとも、数ヶ月間は仕事が出来ません。これだけでも、100万~200万円の損失です。さらに、つわり等の様々な長期に渡る苦痛・生活の不都合、また、激痛と生命の危機を伴う分娩を考慮すれば、今の2倍の600万円でも高くはありません。家内も600万円でもいやだと、同意してくれました。

 でも、代理母を求める人の多くは、出産の経験が無く、その大変さが分かりません。せいぜい、不妊治療の同列で考えているのが多いのではないでしょうか?それで、200~300万円でも十分なんて思う人がいるのかもしれません。

[]おごる 21:50 おごる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - おごる - 西川純のメモ おごる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 極めて、せこい話を

 研究室飲み会の際は、万札がひらひら飛んでいきます。大学給料体系では、院生を一人指導しようが、二人指導しようが、それ以上指導しようが給料は変わりません。また、学部学生も同様です。従って、私の小遣いから出しているので正直言ってきつい。でも、そのたんびに思い出すことがあります。

 私は大学生院生の時代、色々な先生から、ものすごく「おごられた」。その中でも、一番は、大学学部の指導教官である石坂先生です。卒研の時、色々な場面で、おごってもらいました。あまりにも奢られたので、学部生一同が恐縮し、自分たちで料金を出しますと申し出たことがあります。その時、石坂先生から、こんな話を聞きました。

 ありがとう。でも、私も学生だったとき、指導教官からおごってもらったよ。今は、私が先生だからおごってんだよ。もし、「ありがとう」という気持ちがあるならば、君たちが先生になったときに、教え子におごって。人生回り持ちなんだから。

 と、いわれました。その言葉に安心して、いっぱいおごってもらいました。今にして、その言葉の「恐ろしさ」を実感しています。いま、おごってもらっている学生さんには、この恐ろしさが分からないでしょうね。でも、院生さんは分かるよね。小遣いから万札が一晩に複数枚消えて無くなることの恐ろしさ。

 教えてもらった先生の多くからは、いろいろおごってもらいました。でも、「けち」な先生もいらっしゃいます(その方が、家庭人としては普通なのかもしれません)。そのような先生は、だいたいの場合、おごってもらった経験がないようです。指導教官の話を聞くと、愚痴が大部分です。

 おごってもらったから、おごるという私も、おごってもらってないから、おごらないという人も、コインの裏表で、あまり違いはないように思います。私のボスのT先生は、指導教官からおごられた経験はないと思います。でも、金離れは私以上です。苦労した人には、二種類いるようです。自分が苦労したから、おまえも苦労しろという人と、自分が苦労したから、苦労させないという人。「徳」の実態は、そんなところかも知れません。

[]プリコンセプション 21:50 プリコンセプション - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - プリコンセプション - 西川純のメモ プリコンセプション - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は、現在ハイハイと歩くことを併用しています。盛んに、歩くのですが、結局、ハイハイの方が今のところ早いので、ハイハイになります。この関係が、誤概念科学概念関係に似ているように感じて仕方がありません。

 ポズナーらは概念転換が起こるための必要条件として以下の4つを挙げています。

1.先行概念への不満が生じなければならない。

2.理解可能な新しい考え方が、利用可能なものでなければならない。(つまり、出来なければならない。)

3.新しい考え方は、もっともらしくなければならない。

4.新しい考え方は、生産的であると思えるものでなければならない。(つまり、便利なものでなければならない。

 つまり、

1.ハイハイしているときは、ものを持てないし、視界が低いという不満を持つ。

2.歩くことが出来なければならない。

3.歩くことは、おかしなものではないと感じる。

4.歩くと、今まで出来なかったことが沢山出来る。

 子どもを見ていて感じるのは、この4つは、どれが先、どれが後というのではなく、相互に影響を与えながら進行するものだということです。

 ただし、私なら、

5.みんな(私と家内)も歩いているし、歩いていることを喜んでいる。

 という社会的な影響も加えたいですね。

01/06/25(月)

[]名付けで注意すべき点 21:52 名付けで注意すべき点 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 名付けで注意すべき点 - 西川純のメモ 名付けで注意すべき点 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子の名前を付ける際、旧字体の方がカッコがよいのではと思ったことがあります。しかし、やめました。理由は、コンピュータ時代を生きる息子にとって、障害になることが予想されるからです。

 仕事柄、学会員情報の管理に携わる機会があります。その際、とても困るのが名前の漢字です。コンピュータではJIS第二水準までの漢字は、国内各社のコンピュータ上では使えるようになっています。そころが、それ以外の漢字の場合、画面に表示することが出来ません。「外字」という特殊な機能を使って画面に表示させることは出来ますが、表示できるのは「外字」機能を使った「そのコンピュータ」だけです。従って、その漢字を含む情報を他の人に渡した場合、該当部分文字化けしていまいます。日本法律で名前に使える漢字の中で、JIS第二水準を超える漢字は少なくありません。旧字体も、その代表例です。

 私が会員管理の係りだったとき、それまでの手作業をコンピュータ化することを担当したことがあります。その際、1000人近くの会員の中で、お一方がJIS第二水準を超える漢字をお使いでした。その方に、事情を話し、もっとも意味の近い漢字に管理上してもらえないかとお願いしました。しかし、その漢字には、余人には判断しがたい、思い入れがあり、拒否されました。結局、全く意味のない「●」に置き換えることとなりました。

[]一週間の進歩 21:52 一週間の進歩 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一週間の進歩 - 西川純のメモ 一週間の進歩 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1週間前の土曜日に、息子が、とことこと歩きだしました。いまでは、頼りないものの、歩いています。もちろん、伝い歩き、ハイハイが主ですが、歩く必要があるときは、ためらい無く歩き出します。また、壁に手をつけずに、すくっと立ちます。一方、夫婦の方も激変です。1週間前は5歩歩いたことに狂喜乱舞していたのに、今では歩いている様子は微笑ましく感じるものの、当然と受け止め始めています。今では、早く、しっかり歩けるようにならないか、そうすればお出かけできるのに、と願っています。人間とは(私一人かもしれませんが)、本当に欲深なものだと思います。

[]同級生 21:52 同級生 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同級生 - 西川純のメモ 同級生 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、テレビ欄を見たら、アルツハイマー治療の特集があることを知りました。インターネット等の情報で、アルツハイマー原因特定・治療に関する画期的発見が、大学学部で同級生のSがチームリーダー研究班でなされたことを知っていました。きっと、Sがテレビに出るのではと、ワクワクしながら見ていました。期待通り、Sが出て、もっともらしい話をしていました。多少、年を感じますが、学生時代のSです。嬉しくなりました。彼と二人で、南九州を1ヶ月かけて、車にテントをのせて旅行したことを思い出します。当時の彼は、白衣の後ろに、唐獅子ボタンの画をマジックで書いて、それで実験していました。

 同じ大学で、毎日、一緒の講義を受けていた仲間。卒業までは、同じ学生です。でも、卒業後から進む道が違います。一年一年、その違いは大きくなっています。インターネットで以前調べてみました。科学関係映画監督になったやつもいます。科学関係出版社につとめ、今は一誌の編集長をやっているやつもいます。生物学部ですので、製薬会社に勤めているやつもいますし、教材関係のやつもいます。生物関係研究所つとめのやつもいます。多いのが教師です。私のような大学つとめのやつも多いです。東大に務めているやつもいますし、私のように教員養成系大学に勤めているやつもいます。工学部に勤めているやつもいます。短大でかわいい女学生に囲まれたやつも、医学大学に勤めているやつもいます。さすがに、小学校教師はいないと思います(ピアノテストがありますから)。でも、高校で教えているやつもいます。上越教育大学学会をやったとき、再会できた高校生物教師の同級生もいました。とっても、いい先生になっていました。

 多くは、大学で学んだ生物学を生かした職業に就いています。私のような教育学に進んだやつは少ないですが、私以外にS大学のTがいます。今は、比較教育の権威の一人です。大学1年の時に、私の誕生パーティを開いてくれた3人の同級生の一人です。

 みんなみんな、同じ授業・実験を受け、同じ学生宿舎で生活した仲間です。その仲間が、それぞれの道で頑張っているということは、励みになります。でも、現在の、一人一人の道の違いも一時的なことかもしれません。なにしろ、何十年後には棺桶の中にはいるという点で、だれも、かれも同じなのですから。

 人類歴史地球歴史から見れば一瞬の今を、もがきなら生きている同胞、同級生に、幸多かれ。

01/06/21(木)

[]「あんよが上手」の現状報告 21:54 「あんよが上手」の現状報告 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 「あんよが上手」の現状報告 - 西川純のメモ 「あんよが上手」の現状報告 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 17日(土)に、いきなり息子が5歩あるいて私の所にきました。ビックリして、声も出せませんでした。直ちに、家内に報告すると、残念がることしきり。(私はラッキー

 以前から、妻方の母から、指を持たせて歩かせる練習をした方がいいよと言われていました。しかし、ちょっと前までは、指を持たせて歩かせても、よたよたで、すぐに座り込みました。ところが、早速、指を持たせて歩かせると、しっかり歩きます。そうなると、歩かせる練習に「私」がはまりました。息子もニコニコとつきあってくれます。昨日、大学から家に帰ると、「11歩も歩いたよ!」との報告を家内から聞きました。(俺は12歩も歩いた様子を見てやるぞ!と燃えます)

 本人の準備が整うまでに、練習してもだめなんだな~。準備が整ったら、いっしょにつきあってやればいいんだな~。と感じました。学校勉強も同じですよね。

01/06/20(水)

[]今年の夏の学会 21:55 今年の夏の学会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年の夏の学会 - 西川純のメモ 今年の夏の学会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年も夏の学会に、戸北研究室の人たちと一緒に行きます。広島宮崎延岡)です。

総勢20名弱の団体となります。

広島は何度目かです。きっと、お好み焼き会館に行くと思います。延岡では何が名物かな~。(私の頭の中には、夜のことしかありません)

西川研、戸北研関係者の動向は以下の通りです。

科学教育学会 於:九州保健福祉大学延岡市) 宿泊先 シティホテルプラ延岡延岡駅すぐ前)

桐生 徹「異年齢集団を使った教科学習の研究(Ⅰ)~総合的な学習の時間における支援と指導について」 8/1 11:00-12:20 S会場-3

○干場輝夫「天文入門教育としての自作望遠鏡の意義について」 8/1 11:00-12:20 T会場-3

高橋和久「科学概念の形成を指向した授業改善に関する研究」 8/1 13:20-15:00 Y会場-2

池田仁人「生活科における教師の構えと子どもの姿の乖離」 8/1 13:20-15:00 Y会場-3

理科教育学会 於:広島大学東広島キャンパス東広島市) 宿泊先 ホテルセンチュリー21広島広島駅前通、駅より徒歩3分)

桐生徹「異年齢集団を使った教科学習の研究(Ⅱ) ~総合的な学習の時間における人間関係の構築について~」 8/3 10:45-11:45 F会場ー8

○干場輝夫「天文入門教育としての自作望遠鏡の意義について(Ⅱ)」 8/3 10:45-11:30 G会場-6

田中照久「高校生物理の授業をどのように受けとめているか-円運動の素朴概念を中心に-」 8/3 10:45-11:45 A会場-6

池田仁人「子どもの意識・活動からみた生活科における自然科学教材の意義」 8/3 9:30-10:30 D会場ー1

延岡のことをインターネットで捜したら、こんなものがありました。

延岡おすすめ情報 表紙.

 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/9546/osusume/top.htm

宮崎の麺紹介.

 http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/5639/

01/06/15(金)

[]とっても嬉しかったこと 21:56 とっても嬉しかったこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - とっても嬉しかったこと - 西川純のメモ とっても嬉しかったこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、修士1年のMさんから、OBのKさんが新潟市研究会で授業者として発表したクラスを参観したことを聞きました。Mさんは、研究会の前日に開催を知り、きゅうきょ参加したそうです。単元は6年生の「植物のからだと日光」です。

 Mさんから、「西川先生のいわれている学び合う教室って、あんなクラスなんですね」と言われました。Mさんによると、その授業では種芋に様々な条件を与えたときの成長の変化の実験をすることが中心となっていました。Kさんが一通りの説明を簡単にした後、実験入ります。Mさんが驚いていた点は、教師が何も言わないのにもかかわらず、子どもたちが様々な実験方法を考え出し、かってに実験器具を取り出し、実験をし始める点です。

 普通クラスだと、まず、何をしなければならないかを教師に聞こうとします。それは無く、彼ら自身が考えます。次ぎに、普通クラスの場合、なにかやろうとすると、先生に「やっていいか」承諾を求めます。例えば、「先生、○○使っていい?」、「先生、○○調べていい?」等を聞きます。それは無く、自分たちで判断します。

 子どもたちの動きは、教師の話を聞くときは静かに聞いているが、さあやろう、となるとサーッと散り散りになって実験し、終わるとサーッと集まったそうです。

 また、子どもたちは、実験方法を実に自由に発想したそうです。教師から見ると、馬鹿馬鹿しい方法であっても、生き生きと実験していたそうです。本研究室OBの多くが共通して言うことの一つに、「学び合う教室」では、子どもたちは自分自身の誤概念(あくまでも教師から見た見方にすぎません)を、生き生きと発します。普通クラスでは、自分自身の考えであっても、教師が望んでいない答えでないと分かると決して言いません。そして、子どもたちは、教師が何を望んでいるかを、実に正確に見抜きます。

 また、教師(Kさん)は机間巡視をしながら、子どもたちの様々な発想を、「おもしろいね」、「いいね」と静かに勇気づけていきました。指示がどうしても必要な場合も、「○○のこと、どうかな~?」と問いかけるにとどめていたそうです。全体を通して、研究授業ありがちな、「凄い準備をしているんだな~」、「すごい指導力だな~」というのは無く、実に淡々としていたそうです。

 一方、参観者の先生方の方の中には、子ども馬鹿馬鹿しい発想で実験をし始めていると、「それではだめだよ、○○しなくっちゃ」と教えている人がいたそうです。教えてあげたい、という教師の熱意・善意・性(さが)の現れでしょうが、そういうことをすると、子どもは教師の顔色をうかがいながら発言・行動をし始めてしまうんですが・・・・。研究授業の際、子どもたちが自由に発想・判断していたのは、それまでの間に、Kさんが学び合う教室を成立させるようなクラス文化を作っていたことの現れです。でも、研究授業ありがちな、大向こうをうならせる(つまり分かりやすい)指導法、教材は別にありません。そのため、Kさんの授業(というよりはクラス文化)の素晴らしさは、見えにくいのは残念です。子どもたちの、つぶやきを聞けば、その良さはもっと分かるのですが。

 Mさんの話を聞いて、とっても嬉しかったです。私自身は、内の研究室研究していることは、現場にすぐに役に立つことだと信じています。また、ある単元・ある実験というような一場面に役立つのではなく、教授学習の全ての場面で役立つものだと思います。また、その研究は、一人一人の中で、様々な方向に、授業実践の中で発展するものと信じています。Mさんからの話を聞いて、Kさんは、自分自身の実践の中に生かし、発展させているんだな~と、とてもともて嬉しくなりました。

[]お得な旅館利用法 21:56 お得な旅館利用法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お得な旅館利用法 - 西川純のメモ お得な旅館利用法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年の修士1年には老舗旅館の若旦那であるYさん(現職小学校教諭)がいます。Yさんご夫婦も旅行をし、旅館に泊まるそうです。しかし、ちょっとしたことで、泊まった旅館の人に「同業」であることが分かるそうです。そうすると、料金以上の食事・部屋・サービスを受けるそうです。同業としての、厳しい評価を心配したり、ライバル心からかもしれません。

 それを聞いて、「同業」に間違われる方法を知れば、お得になると考え、Yさんに聞きました。それによると、旅館業には独特の専門用語があるそうです。例えば、修学旅行のことは「しゅうりょう」というそうです。例えば、電話で予約を入れるとき「この時期、しゅうりょうさんで混んでいませんか?」なんて質問すると、「同業ですか?」と聞かれるそうです。その他、浴衣、帯の呼び方も、独特なものがあるそうです。

 以上のことをまとめると

 予約の際に、連絡先として「雪月花西川の代表番号の○○」とします。(雪月花西川はいかにも旅館そうな名前としてYさんが考えてくれました)また、予約の際に専門用語をさりげなく織り込みます。以上で、ワンランク上のサービス低価格で実現できます。でも、すごく気疲れしそうなので、やっぱりやめます。

01/06/13(水)

[]教採勉強ポイント修士論文テーマ決定のポイント 21:58 教採の勉強のポイントと修士論文テーマ決定のポイント - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教採の勉強のポイントと修士論文テーマ決定のポイント - 西川純のメモ 教採の勉強のポイントと修士論文テーマ決定のポイント - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近学生さんと院生さんに、同じような話をしているので、ホームページに載せることにしました。

 学部学生さんが、教員採用試験勉強をし始める際、こんな話をします。

 教員採用試験勉強するとき、問題集を使うよね。その際、絶対に、1冊を終わるまで別な問題集を買わないでね。

 僕自身の失敗なんだけど・・・。問題集をやりはじめ、何回も繰り返し解くと、しばらくすると、大部分の問題は「すらすら」解けるようになるんだよ。でも、なかなか解けない問題がごく少数残るんだ。そんな問題は、なかなか手強くて、何度やっても解けないんだ。そんなことが繰り返すと、「こんな問題は、教員採用試験には関係ないんだ。こんな問題を載せている問題集が悪いんだ」と合理化してしまいます。その結果、別な問題集を本屋で見つけ、やり始めます。

 前の問題集である程度やっているので、別な問題集の大部分は「すらすら」解くことが出来ます。ところが、ある部分はなかなか解けません。実は、その問題は、最初の問題集で解けなかった問題と同種の問題なんです。結果として、別な問題集を本屋で見つけ、やり始めます。以下、この繰り返しです。つまり、3冊やろうが、5冊やろうが、10冊やろうが、結果が同じです。出来ないことを、その問題集の不備に理由づけている段階では解決できません。

 私の場合は、3冊目あたりで気づきました。そのため、東京都高校教師として拾ってくれました。

 この話が、院生さんとのテーマ設定の話し合いで、同じように話す機会が多いことに気づきました。

 院生さんは、色々とやりたいテーマを持って大学院に来ます。それらのテーマは、一つ一つ、興味深く、捨てがたいものです。でも、修士論文テーマとしては一つを選ばなければなりません。もし、複数のテーマを並列した場合、問題集と同じです。あるテーマをやり始めて、壁にぶち当たると、別なテーマに逃げます。そのテーマをやりはじめると、(本人は気づかなくても同じところで)壁にぶち当たり、別なテーマに逃げます・・・・(以下繰り返す)。

 すばらしいテーマが一つあるのではないんです。すばらしいテーマとなりうるテーマが星の数ほどあるんです。ようは、自分のテーマをすばらしいテーマに育てることが出来るか、否かなんです。

 私の場合、先輩から「すごい研究をしようと思うな、傷の少ない丁寧な研究をめざしな。ひとつの丁寧な研究をすれば、すごい研究をするための方法が見えるから。」と教えられました。たしかに、一つの研究を終わると、見えるものが多いことに気づきます。

 10のテーマ大学院2年間でやることはできません。でも、一つのテーマを納得できるだけやれば、残りの9のテーマに関しても、何が大事で、どうすればいいかということも見えるものだと思います。

01/06/07(木)

[]髪型 21:59 髪型 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 髪型 - 西川純のメモ 髪型 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は、微妙なウエーブとか、髪の長さの変化を気づかないので、家内美容院に行っても、それと気づかない場合があります。そのため、とても呆れられることがあります。

 昨日(水曜日)の昼休みに、戸北先生といつものように学生食堂に行きました。そのとき、先生から「お、西川君、床屋に行ったの」と言われました。しかし、私が床屋に行ったのは日曜日です。その後、月曜日火曜日には1時間近くの打ち合わせを戸北先生の部屋で二人でやりました。また、昼飯もいっしょです。さらに、髪型の変化は微妙なものではありません。ぼさぼさの髪を、短髪にしました。ところが、本日の昼になって、戸北先生はそのことに気づかれたわけです。

 つまり、戸北先生が私の髪型に対する関心の度合いと同質な関心で、私は家内の髪型を見ていたんだな~と、すこし反省しました。

01/06/06(水)

[]ちょっとうれしかったこと 22:00 ちょっとうれしかったこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ちょっとうれしかったこと - 西川純のメモ ちょっとうれしかったこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6月4日の前回のゼミでは、ちょっと嬉しいことがありました。おそらく、私以外の人は、そのことに気づいていないのではないでしょうか?

 前回のゼミは、修士1年Yさんの最初のゼミ発表です。発表、質議が終わった段階のことです。これで、発表を終わって良いのか、どうかYさんが判断に迷っていそうな顔をしていました。すっとこちらを見たので、おそらく、私に「終わって良いですか?」と質問するのではと身構えました。ところが、Yさんは私ではなく、私の横に座っている修士2年のKさんの方を見て、「終わって良いですか?」と声を出さずに、口を動かし聞きました。Kさんのほうも当然のように受け取り、小さくウムとうなずきました。そこで、Yさんは発表の終了を宣言しました。

 我々の研究室では、子ども同士の学び合い活性化させる場のあり方に関して研究しています。そのため、一般のクラスに、一定の場を与え、その後の変容を調べます。このような調査を多くの院生さんが行っていますが、共通点があります。なにもしないクラスでは、授業中に子どもたちに何かをやらせようとすると、子どもたちが教師に群がり、多種多様な質問をします。多くは、どうでもいいことです。例えば、「おしっこいっていい?」、「はさみを使っていい?」、「本読んで調べていい?」、「ボールペン使っていい?」等々。ところが、一定の場を与えると、そのような質問は激減します。大抵は自分で判断しますし、分からない場合は子どもたち同士で相談します。

 つまり、私どもの研究室で、本年度も学び合う場が成立したということを、YさんとKさんの小さなやりとりの中で感じました。

01/06/05(火)

[]聞き間違え 22:01 聞き間違え - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 聞き間違え - 西川純のメモ 聞き間違え - 西川純のメモ のブックマークコメント

昨日の合同ゼミは、Yさんが理科におけるジェンダー発表しました。一番最後になって、私が以前、このメモの書いた「おかあさんといっしょ」のことが話題になりました。つまり、なぜ「親といっしょ」、「おかあさん・おとおさんといっしょ」じゃないか?ということです。その関係で、歌の歌詞が話題になりました。その中で、私が知っている歌詞と、みんなが知っている歌詞が異なることが分かりました。

 わたしは「おとこになりたいおとこのこ」だと思ったのですが、みんなは「おんなのこになりたいおとこのこ」だと言うのです。気になったので、NHKに問い合わせたところ、私が間違っていることが分かりました。でも、そうだとしても、私には「おとこになりたいおとこのこ」に聞こえるから変です。

 このような歌詞の勘違いは多いと思います。有名なのは、「赤い靴~、はいてた~、女の子~、異人(いじん)さんにつれられて、いいちゃった~」という歌詞の勘違いです。この「異人(いじん)さん」を「良い(いい)じいさん」と勘違いする人が多いそうです。確かに、異人という言葉を使う機会はないですよね。使う場合は、「外人」、「外国人」という言葉を使います。だから、これを耳で聞いた人が「良い(いい)じいさん」と勘違いすることは、うなずけます。

 この話を、大学の若い同僚に話したら、「え!?、異人さんなんですか?」と聞き返されました。聞くと、「曾(ひい)じいさん」と思ってたそうです。私が、「なんで曾じいさんがつれていったの?」と聞きますと、その同僚曰く、

 この赤い靴の女の子はかわいそうな家庭環境にあったそうです。両親が離婚して家庭崩壊し、さらに、祖父母も離婚して家庭崩壊した家の子だそうです。そのため、ひいじいさんが迎えにきたと考えていたそうです。

 聞き間違えも、ここまでいくと立派なものだと思います。