西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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01/05/08(火)

[]食べさせ方 22:15 食べさせ方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 食べさせ方 - 西川純のメモ 食べさせ方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月6日は息子の1歳誕生日です。ケーキを買ってきました。育児の本によるとケーキは食べさせては駄目だということだったので、今まで食べさせませんでした。しかし、誕生日ということで、ちょっとだけ食べさせてもいいかなと、かけらを息子の口元に近づけました。ところが、口を真一文字にして、決して食べません。そこで、無理矢理、口の中に押し込みました。しばらくすると、コロット態度が変わり、もっと食わせろと口を開けてせがみます。

 息子には、既に好き嫌いが始まっています。私としてはなんとか食べてほしいと思って、色々な方法を採ります。ケーキでやった「無理矢理」法は、よほど美味しいものでないと駄目ですね。普通は、もっと強く口を締めさせることとなります。一般的には、息子の好きなものに混ぜて食べさせるという方法です。よくやるのが嫌いなものの上に、好きなものをちょこっと載せて食べさせます。こうなると、息子相手に詐欺をしているようなものです。一方正統的な方法は、材料を吟味し、息子に合わせた調理方法を採ります。具体的には、無農薬野菜や、添加物のない食材を選びます。また、息子は握ったとき握りつぶれるものは食べないので、大根を煮るときは煮すぎないようにします。

 でも、これって教え方にも通じますよね。よほどのことがないと、「無理矢理」法は有効ではありません。有効な方法としては、おもしろ実験や話術によって興味を持続させ、教える方法です。でも、この方法では、その教材そのものを好きになるというより、おもしろ実験や話術のみが印象に残るという危険性があります。正統的な方法は、材料(すなわち教科内容)を吟味し、学習者の特性を知ることによって教え方を変えるという方法です。

 しかし、もう一つの方法があります。お子さんをおもちの方なら、きっとやった方法だと思います。大げさに食べ物を口に入れ、わざとらしく「お~いしい!」という方法です。つまり、親という他者を利用する方法です。我が研究室では、この方法の有効性・可能性を研究しています。したがって、「この方法は有効だよな」と思いつつ、昨日、プチトマトを食べながら「お~いしい!」と言って食べました。ところが、息子はじっと私の顔を見て、しばらくしてニコッと笑いながら私の口にプチトマトを入れました。つまり、美味しそうにしている私を見て、食べさせてあげようとしたのです。これには参ってしまいました。しょうがないので、子ども用に味付けしたプチトマト(つまり私にとっては美味しくない)を、美味しそうに食べました。食べさせ方(即ち学ばせ方)というのは奥深いと感じました。

[]確率22:15 確率論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 確率論 - 西川純のメモ 確率論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私がふらっと学部のゼミ学生のいる部屋に行くと、インターネットで遊んでいる学生漫画本を読んでいる学生がいます。私は「よ、余裕だね」と言うと、「ちょっと前まで真面目にやっていたんです」と言い訳をする学生さんがいます。その時、こんなことを話します。

 私がこの部屋に来るのは、バラバラな時間だよ。私が来るときはいつも○○ちゃんはインターネットで遊んでいるよね。確率論から言えば、このことは、この部屋での○○ちゃんは、殆どの時間はインターネットで遊んでいることを証明しているんだよ。

 最初はブチブチと言い訳みたいなことを言っていますが、それが正しいことは本人が一番分かっているので反論できません。最近では、私に遊んでいる場面を見つかった学生に、「俺は、今何を言いたいと思っている?」と言うと、「確率論」と学生さんは答えるようになっています。さらに、「次ぎに何を言いたいと思っている?」と言うと、「やりなさい」と答えます。私は「大正解。ピンボン・ピンポン!」と言います。

追伸 ふらっといくと、いつも黙々と学習者の会話記録を分析している学生さんもいます。その学生さんには「確率論」を言う必要性はありません。どれだけやっているかは自分が一番分かっていますし、私がそれを知っていることも彼は分かっていますから。