西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/09/24(月)

[]カリスマ教師 21:44 カリスマ教師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - カリスマ教師 - 西川純のメモ カリスマ教師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師にとってのカリスマ教師はいます。でも、子どもにとってのカリスマ教師はいません。

 教師になる人は、成績で言えば中の上、上の下の人です。地元志向が強い人です。多くは教師に従う人です。きわめて均質性が高い。

 でも、子どもは成績が下の下、から、上の上がいて地元志向が低い人がいます。

 以上、証明終わり。

[]今すべきこと 21:27 今すべきこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今すべきこと - 西川純のメモ 今すべきこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある『学び合い』の会の集合写真を見ました。いいな~と思いました。

 少人数です。

 今の時代、『学び合い』を実践する人はイノベーター、アーリーアダプターの人です。イノベーターは理屈のみの人です。周りがやっているかを気にしません。でも、アーリーアダプターの人は、その理屈が実際にやってみたらどうなるか、という実例を気にします。『学び合い』の会で実際にやってみた人と会話することによって納得します。

 一人の教師が納得すれば、その教師の生涯に教える子どもの人生の中で「一人も見捨てないのは得だ」と語られる子ども達、そして仲間を得られる子ども達は万人を超えます。尊いことです。その人が他の人に伝えられたら、凄いことです。

 私は多くの本を書きました。でも、本で伝えられないことがあります。

 昨日、午前中にお悩み相談のメールをいただきました。会うことを誘って、午後、その方と2時間話し合いました。私は、そのような行動を、二十年弱続けています。何故でしょうか?一人を変えることは、とても大事だと思っています。

 だから、私が講師で講演するとき、聴衆の数の1割を頭に浮かべます。その人が分かってくれれば御の字だと思っています。本日の講演で10人分かってくれたら御の字です。そのぐらいの効率で考えています。分かってくれる人が少数でも良い。私と一緒に出来ることをやってくれる人が大事です。とりあえず、私が見捨ててしまった子どもに対して、本日は申し訳が立ちます。

[]どっちが先 19:41 どっちが先 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - どっちが先 - 西川純のメモ どっちが先 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を実践している若い人に、「『学び合い』をやるまえに、まずは一斉指導ができなければならないよ」とアドバイスする人がいます。いや、多いでしょう。つまり、一斉指導の基礎がないと『学び合い』が出来ないと思われています。そうでしょうか?

 教師の言うことを黙って聞いてくれる子ども集団の場合を考えましょう。

 これは一斉指導は楽です。ようは喋って、板書していれば良いのですから。以前、中学生に小学生相手の授業をさせましたが、教育実習生並みの授業は出来ます。考えてみれば当たり前です。彼らは十年弱、週30時間程度の一斉指導を受けているのです。

 ところが全員を分からせることは一斉指導は不可能です。何故なら子どもには多様性があるからです。万人が分かり、万人が喜ぶ説明なんてあるわけありません。でも、つまらなくても、分からなくても、じっと聞いているクラスが多かったので一斉指導が成立していたのです。

 ところが今はそうでありません。さらに、今からはもっとそうではありません。このような状態だったら授業を成立させることに関して、『学び合い』の方が遙かに楽です。あわてて付け加えますが、楽ではありません。ただ、一斉指導は不可能であるのに関して、『学び合い』は成立させられる可能性があります。だから比較の上で遙かに楽です。

 実は、一斉指導においても、『学び合い』においても、子どもが主体的に判断するとき、教師の授業を聞くか、聞かないかは、「分かる/分からない」、「面白い/面白くない」だけで決めているわけではありません。教師の人を見て決めているのです。では、人とは何でしょうか?『学び合い』の場合は一つの願いと二つの観にまとめられ、それに一致した方法論が確立されています。だから、人を形成させやすいのです。

[]講演会 18:05 講演会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 講演会 - 西川純のメモ 講演会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は地元の教頭の研修会で講演会をしました。

 私は全国に講演に呼ばれます。ところが地元からは少ないですね。上越教育大学に勤めて31年間ありますが、学校の講演会を含めても10ありません。その意味で貴重です。心を込めて語りました。

 そのため、終わってからは脱力し、少し昼寝をしました。

18/09/23(日)

[]考えと方法 21:21 考えと方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 考えと方法 - 西川純のメモ 考えと方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は考えであり、方法のレベルと違う。このことを、どうやって例示したら良いかを考えました。

 例えばです。

 野球はチームプレーを学べます。サッカーもチームプレーを学べます。

 野球でチームプレーを学べる人が、サッカーを学びサッカーでもチームプレーを学べることを理解したとします。そうすると、子ども達に野球もサッカーも学ばせたいと思います。方法のレベルです。

 野球でチームプレーを学べるのは何故かと理解した人は、サッカーでチームプレーを学べるのは当然であることは自明です。そういう人は、野球でよりチームプレーを学べるにはどうしたらいいかを理解します。そのことを理解した人はサッカーでも、よりチームプレーを学ぶにはどうしたらいいかを理解します。だから『学び合い』の会では様々な学校段階、様々な教科の教師が、普通に会話できるのです。サッカーだ、野球だのレベルだったら話せません。

 野球をやってもチームプレーは学べないチームはありますし、サッカーをやってもチームプレーを学べないチームはあります。もちろん、多くの野球、サッカーの部活ではチームプレーを学べます。しかし、それを指導する顧問がチームプレーは何なのかを理解しているかは危ういと思います。

 達成したいチームプレーと競技は次元が違います。

 私は初心者のために野球でプレーの仕方を例示します。しかし、それは方便なのです。

 競技が示すのはルールです。そこにチームプレーを求めるのは考え方なのです。

 たとえ話は、あくまでも、現象の一部を切り取って単純化しています。

[]方法 18:10 方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 方法 - 西川純のメモ 方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は考え方です。これが分かれば他の方法と同列に比較できなくなります。

 どんな方法でも、全員達成を求めれば『学び合い』になりえます。全員達成を求めれば、折り合いを付ける必然性が生まれます。これを子ども達に納得させるためには、学校教育を超えた今後の社会で今日の授業を理解出来るようにならねばなりません。

 どんな方法でも、子どもにそれを改良することを許し、奨励するならば『学び合い』になりえます。一方、それを許さなければ、望まなければ『学び合い』にはなり得ません。子ども達を有能と思っていないからです。

 古くからの『学び合い』の実践者がいます。酒井式の実践もしています。その人は、酒井先生に「子どもに改良させてもいいでしょうか?」とお願いしました。酒井先生はニコニコと許されました。酒井先生は子ども達を有能だと分かっておられるのだと思います。子ども達が酒井式を改良することを許され、望まれているならば、それは『学び合い』です。

 方法と考えは同列に並べられません。

[]普遍的 08:44 普遍的 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 普遍的 - 西川純のメモ 普遍的 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前より、『学び合い』を取り入れている企業はあります。上越に研修に来たり、各地の『学び合い』の会に参加する企業の方はいます。私に関しても、私がFBで繋がっている人の2、3割は学校関係者以外です。講演に呼ばれることもあります。

 『学び合い』のセオリーは普遍的です。ホモサピエンス(およびそれ以前)が数百万年の時間の中で洗練した生存戦略です。というと難しそうですが、ようは群れで生き残るという戦略です。ただ、ホモ族の本能に刻みつけられているのは地縁・血縁関係の小さな小集団(ダンバーによれば150人程度)の群れが限界です。『学び合い』は教育によって、それを拡大できることを明らかにしています。

http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2018/08/6063.html?g=132203

18/09/22(土)

[]出会い 21:09 出会い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出会い - 西川純のメモ 出会い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は大学院説明会でした。本日の担当は私です。色々な方が来ました。私の感想です。みんな自分の人生をよりよくしたいと思っている人です。やりがいがあります。

18/09/21(金)

[]ゼミ開放日 21:15 ゼミ開放日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ開放日 - 西川純のメモ ゼミ開放日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 速報です。11月のゼミ開放日は26日から28日です。詳細は、決定次第、アップします。

[]呑み会 20:57 呑み会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 呑み会 - 西川純のメモ 呑み会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日のゼミ公開日には5人の方がおいでいただいた。が、呑み会に参加はお一方。そのため、その方には申し訳ないですが、本日の呑み会はゼミの呑み会のようになってしまった。馬鹿な話を、ゲラゲラ笑いながら呑む。実に気楽です。お客様、すみません。

[]一律 20:54 一律 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一律 - 西川純のメモ 一律 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 万人(もしくは大部分の人)にとっての正解がアリ、それを行政が一律に保証する。1条校では工業化社会の考えが動かないのかな?工業化社会では、それは過半数の幸せを保証していた。しかし、みんながより高いレベルの要求をするようになると、工業化社会の提供する一律にフィットする子どもが急激に減る。

 怖いのは、社会は既に脱工業化社会に移行している。そのため、学校と企業とのギャップが大きくなっている。

 どうやって、うまく立ち回れるか、を考える。

[]ストッパー 17:20 ストッパー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ストッパー - 西川純のメモ ストッパー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 色々な人が私をチェックしてくれて、地雷を踏むことを避けられている。おかげで、安心して暴走できる。ありがたいことだ。

18/09/19(水)

[]焦る 21:10 焦る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 焦る - 西川純のメモ 焦る - 西川純のメモ のブックマークコメント

同志の方々へ。

子ども達がこれからどんな社会で50年以上生きるかを知っています。

やるべきことをしましょう。

まずは、分かる授業、面白い授業を実現できる人を増やしましょう。それによって救われる子どもと教師は多い。でも、それは1年、2年の問題です。

色々なことを知れば知るほど、暗くなってしまいます。

脳天気な人が多すぎます。

長い目で見れば良い方向に進む、という人もいます。

しかし、その「長い目」の間に落ちこぼれる人がどうなるかを三十年前に知りました。児童・生徒という多くくりは私は出来ません。それに最善を尽くさないならば、今日も夢に教え子が現れます。病気です。

[]脱稿 19:14 脱稿 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 脱稿 - 西川純のメモ 脱稿 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 難産だった本が書き上がりました。これから長い推敲期間に入ります。そもそも、本にするかどうか考えず、私が知りたいと思っていること、納得したいと思っていることをまとめた本です。

 私としては「目から鱗」本だと思います。