西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

16/05/29(日)

[]ご批判2 08:25 ご批判2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ご批判2 - 西川純のメモ ご批判2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 子ども達が生きる、これから60年、70年、80年の日本の姿はどんな姿でしょう。

 少子高齢化社会のために、年収は下がります。現在414万円ですが、その半額以下になるでしょう。今、企業は起業して10年で3割が倒産し、20年で半数が倒産します。今後、その寿命はどんどん短くなります。倒産を経験することは一般的になるでしょう。終身雇用が崩れます。倒産しなくてもクビになります。

 そんな時代を生きる子どもに教師は何を与えられるでしょう?

 今教えていることで、大学入試、高校入試で結果を出せます(ただし、トップ校は無理でしょうが。)。でも、合格したとしても一流企業に採用されるとは限りません。おそらく、採用されないでしょう。採用されても40歳、50歳でクビになります。そんな時に、深い読み、論理的な思考力なんて役に立ちません(人口の5%以下のエリートは役に立つかもしれませんが)。

 子ども達の幸せを保証するのは人との繋がりです。

 今は収入が無いと結婚できないと考えています。甘い。今後は貧乏だから結婚しなければ生きていけないのです。それも、生活するためには夫婦両方の親との共生が必須です。つまり、中学校・高校は婚活の時期です。これは本気です。さて、今の中学校で男子と女子が普通につきあうことが出来ますか?それも全員が。まあ、無理でしょう。

 就職も大事ですが、再就職も大事です。さて、再就職のポイントは何でしょうか?親でしょうか?親友でしょうか?違います。部活で汗をかき、親友を得たとしても、その親友は再就職の役には立たないのです。役に立つのは知人の多さです。知人の多い人は、再就職の世話をして貰えます。成人になれば知人は増えます。しかし、それは同じ職場の人です。もし、企業が潰れればみんな人の世話をする余裕がありません。だから、知人を得る場は学校なのです。では、現状の学校で知人の数は何人生まれますか?

 子ども達の顔を思い浮かべて下さい。上記を得られない人は餓死・孤独死します。

 残念ながら、多くの教師はそれをリアルに思い浮かべられない。上記は公的機関の統計や学術研究で明らかにされているのに。そして、自分には無関係と考え、旧来の教育で牧歌的に過ごせれば良しとしています。無責任です。義務教育の学校に行けば、「○○っ子」という表現を見ます。悲しくなります。その子達の将来を考えると。

 悪気はない。それは分かっています。でも何とかしなければならないと思っています。だから、様々なご批判にさらされていても、馬車馬のように何かをしています。私は上記を知ってしまったからです。

[]ご批判 07:06 ご批判 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ご批判 - 西川純のメモ ご批判 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』に関してご批判を賜ることは少なくありません。しかし、残念ながら感情的なものが多く、論理が破綻しています。

 「『学び合い』のやつら」と表現される方もおられます。大人だったらもうすこし別な表現を使えば良いのになと思います。

 ある時は、学びの共同体とごっちゃにしていると思われるご批判もありました。批判するならば、本を読むことをお勧めしたい。しかし、読むことが生理的に難しいのでしょう。だったら批判せずに無視すれば良いのに、と思います。

 もっとも笑ったのが、マスクです。『学び合い』の映像を公開していますが、それを見られたある方が、教師がマスクをしていて授業をしていることを批判されていました。冬のインフルエンザの時期の映像なんですが・・・・・。

 問題解決学習(?)の方からもご批判を賜りますが、その方はデューイの本は読んでいないようなのです。困ったものです。

 『学び合い』は宗教だと言われます。その通りです。自然科学という宗教です。仮説検証を実証的なデータで積み上げれば汎用性・普遍性のあるモデルを構築できると信じている宗教です。『学び合い』の根幹となっているものは、思いつきではなく、実証的なデータに基づくものです。批判するならば、実証的なデータに基づく批判をすれば良いのに、と思います。残念ながら研究を仕事としている研究者の中にも上記が出来ない方がおられる。

 きっと怖いのでしょう。制御不能になるのではないかと。

 その予想は正しいと私は思っています。

 

 ご批判は大歓迎です。ただし、実証的なデータと論理と大人の表現で。

16/05/28(土)

[]三重 18:53 三重 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 三重 - 西川純のメモ 三重 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 7月に三重の津で『学び合い』によるアクティブ・ラーニングの話しをする機会を得ました。『学び合い』関係で三重で講演するのは初めてです。

 今までに『学び合い』関係で呼ばれていない都道府県は、岩手、茨城、愛媛、徳島、熊本、鹿児島の6県だけになりました。

[]離 15:53 離 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 離 - 西川純のメモ 離 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、ゼミ生と話し合っているときに思いました。

 私はありとあらゆる側面から『学び合い』のテクニックを書きまくっています。しかし、それはカリスマ教師ではないごく普通の教師が安全・確実に『学び合い』を成立させるためのテクニックです。西川ゼミは『学び合い』で運営していますが、私が書いた本のテクニックを私は全く使っていません。

 その姿を紹介します。

 ゼミ生は学部3年5名、学部4年5名、大学院1年11名、大学院2年11名の全32名で構成されています。(大学の平均は学部3年1名、学部1名、大学院1年2名、大学院2年2名の全6名)

 ゼミは全体ゼミと個人ゼミに分かれています。全体ゼミはゼミ生が主体で運営されており、どのように運営しているのか私は知りません。そのゼミに出席して欲しいとゼミ生から求められたときに出席します。年間にごくわずかな回数です。話す内容はゼミでの意志決定の場面で、その決定をしなければならない背景を5~10分程度話します。

 ありとあらゆることをゼミ生に任せています。その際のルールは「出来るだけ多くのゼミ生で話し合って決める」だけです。単純ですが強力です。

 個人ゼミはゼミ生が5~11人の範囲で集まり、私と議論します。各人の個人的テーマに関して私に質問します。ただし、1対1ではなく他のメンバーと一緒にです。その姿はユーチューブで公開されています。集団的な個人ゼミをする理由は、私と1対1だと私に甘えてくるからです。そして私の説明が分からないとき、岡目八目の他のメンバーが補足してくれるからです。

 私は日本全国で講演して、膨大な本を書きます。それが出来るのは、ゼミのバックアップがあるからです。私が書かなければならない書類の99%はゼミが作成します(機密を要する人事関係等はもちろん除外しています)。大学の事務から書類作成を求めるメールが来ると、それをゼミ生に転送します。ゼミ生が作成して私の所に返送します。中にはゼミ生が事務の方に提出します。事務の方は怪訝な顔をしますが、「西川ゼミの学生さんですか?」と聞き、そうだと伝えると受け取ってくれます。

 では、私は何をしているでしょうか?

 明確な課題をつくるでしょうか?否です。課題はゼミ生がつくります。

 評価はするでしょうか?否です。評価は自分自身でします。

 ましてやネームプレートなんか使いません。

 可視化はしません。見取りもしません。(まあ、昼飯を一緒にしますが)

 言葉がけもしません。女子学生がいないときは中学生レベルの下ネタで大笑いしています。

 では、私は何をしているでしょうか?

 数百万円単位のお金を引っ張ってきてゼミ生に使わせます。

 私のネットワークを使って、色々な人と繋げます。

 ゼミ生が困っていると、学内政治で解決します。

 でも、一番大事なことだと私が思っていることは、ゼミ生が絶対に信じられない夢を本気で信じて、繰り返し語ることだと思っています。それが出来るのは『学び合い』のセオリーを理解しているからです。

 入門者にとっては意味不明だと思いますが、『学び合い』の奥義みたいなもんです。守破離の離です。

追伸 経営学者のリッカートによれば、生産性の高い研究室は上記の通りです。

16/05/27(金)

[]主体 18:39 主体 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 主体 - 西川純のメモ 主体 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「就職に強い大学」という言葉は雑誌の特集に多いですね。でも、「就職に強い大学」という理由で大学を選ぶ人は就職出来ないかも。そんな時代なのにな~

16/05/26(木)

[]岐阜聖徳学園大学附属高校 19:49 岐阜聖徳学園大学附属高校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 岐阜聖徳学園大学附属高校 - 西川純のメモ 岐阜聖徳学園大学附属高校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学人は外部予算を獲得しなければなりません。私の師匠から教えてもらったポイントは、「予算がもらえたらやりますというところには予算はつけない。何故なら、予算がもらえたらやりますということろは予算をつけてもたいしてやらない。予算のない中でこういうことをしました。予算が付けば、こんなことが出来ます。というところに予算をつける」と教えてもらいました。確かにそうだと思います。

 一昨日は岐阜聖徳学園大学附属高校で講演をしました。久しぶりに、行って良かったと思いました。講演会の反応は様々です。私の話に頷く人もいれば、あからさまに敵意を向ける人もいます。つまり、健全な集団です。

 それが終わってから少人数の勉強会がありました。その際、既に『学び合い』にトライしている人がかなりいることにビックリしました。飲み会でも話は尽きません。

 私の経験上、その学校に3人の確信犯がいて、その中の一人は40代以上の人である場合は学校は変わります。何故なら3人いれば、やらせて貰えます。やらせて貰えれば結果は出ます。といことで、その基準は超えています。あとは、合同『学び合い』に取り組むか否かです。

16/05/25(水)

[]THE『学び合い16:42 THE『学び合い』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - THE『学び合い』 - 西川純のメモ THE『学び合い』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 若い『学び合い』の実践者達が創り上げた本です。THE『学び合い』。お勧めです。

http://www.amazon.co.jp/dp/4183486297

[] 子どもによる子どものためのICT活用入門 14:40  子どもによる子どものためのICT活用入門 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク -  子どもによる子どものためのICT活用入門 - 西川純のメモ  子どもによる子どものためのICT活用入門 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ラインで問題が起こるから、携帯を禁止するという学校(下手すると市町村)があります。知恵がなさ過ぎるし、無責任です。確かに携帯を禁止すれば問題の先送りに出来るでしょう。でもそれでは、大学に進学、就職で親の管轄下から離れてから、何も知らずに問題を起こすのではないでしょうか?親や教師の管理下で問題を起こさせ、それを集団にで乗り越えるべきです。

http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20150425

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