西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/01/19(金)

[]生き残るには 22:38 生き残るには - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生き残るには - 西川純のメモ 生き残るには - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、教育の世界でこれから起こるであろうことを書いた本を執筆中です。かなりショッキングな内容です。

 それを読んだ他ゼミの学生から、「不安です」と言われた。その学生のアドバイス。

 

 独立法人化などの動きがあった時、「それは嫌だ」と時間稼ぎをする人が大多数。でも、逃げられないなら、よりよい条件を要求し、その代わりに抜群の結果を出す人もいます。どちらがいいですか?

 君が、それを出来るわけない。偉い人だけでもダメです。

 時代の流れを知っている、とても偉い人、そこそこ偉い人、ちょっと偉い人、君、そして、君より若い人、このラインを形成できる人が生き残る。それを成り立たせるのはセオリーであり、志。

[]セオリー 22:05 セオリー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - セオリー - 西川純のメモ セオリー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今までに日本の教育実践の世界で様々なムーブメントが生じ、衰退しました。その提唱者は猜疑心と嫉妬心にさいなまれたでしょう。

 が、少なくとも、私はそれから逃れられます。なぜならば、『学び合い』の理論があるから。常に、他人から見られる自分自身を集団の中のある機能とみられるようになっています。

18/01/18(木)

[]多様性 21:51 多様性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 多様性 - 西川純のメモ 多様性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 よくある方法論レベルの『学び合い』批判に、「教育は多様だ、色々な方法がある。『学び合い』だけではダメだ」という批判があります。

 こまったな~っと思います。

 『学び合い』は多様性を前提としています。それも、子ども一人一人、その時間、その時間で違うと考えています。ところが多くの方法では、世の中に存在しない「子ども」というものを想定します。だから、この単元ではこれこれが分かりやすいと言う人がいます。でも、それを聞くたびに、子どもは多様だよ、全員ではないよね、と言いたくなります。

 多様性の想定レベルが全く異なっているのです。でも、分からないだろうな~、困ったな~、と思います。

 一人一人の多様性に対応する教育はサドベリー・スクールのような実験的な学習はあります。しかし、一般的な学校で日常的にそれを実現している教育を『学び合い』以外に知りません。(あ、怒られるかな・・・)

[]未来予想 21:37 未来予想 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来予想 - 西川純のメモ 未来予想 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、教育の世界でこれから起こるであろうことを書いた本を執筆中です。かなりショッキングな内容です。

 それを読んだ学生から、「この予想は当たりますか?」と聞かれました。

私:未来予想だから絶対に当たるとは言えない。しかし、本の中で書いた未来の日本の状況、子ども・保護者の変化はほぼ100%合っていることは認めるよね?

学生:はい。

私:じゃあ、その状況に対応する学校や教師の働き方、私が書いたもの以外に対応可能だと思う?

学生:無理だと思います。

私:だよね。それに本で書いたように、私が書いたことが出来る外的条件、例えば法整備は既に進んでいる。私には、どこかの省庁の奥の院で計画を立てている人がいそうに思えてならない。

学生:西川先生はどうやって未来を予想するのですか?

私:三十年前に読んだアルビン・トフラーの未来予測が、私の知る限り一番当たっている。そして、考え方がものすごくシンプル。私は彼のモデルに従って考えている。それにこれからの変化はクリステンセンの破壊的イノベーションが起こると思っている。でも、そう予想している私自身が怖いんだよ。

 この原稿を西川ゼミ以外の学生さんに読ませています。西川ゼミだと私の思考方法に染まっているからです。他ゼミの学生さんの反応は、すんなり読めました、とのことです。私は「そんなことないでしょ。納得できないところ、分からないところはない?」と聞くのですが、学生さん達の反応は「色々なことが既に言われているので、西川先生の本のように整理すると、そうなるんだよな~と思えるのです」とのことです。

 が、そう言っている彼らの顔には恐怖がない。どこかで遠い世界の話と思っているのかなとも思います。それとも、私と違って、私が書いた本の状況にも対応できる世代なのかもしれません。

追伸 来年、何が起こるかは分かりません。しかし、10年後はかなり予想できます。そして、若い学生が退職する40年、50年先の未来は、ほぼ正確に予想できると思っています。遠くの予想の方が、細かな要因に錯乱されず、重要な要因だけで予想できるからです。正直、早く生まれて良かったと思っている私がいます。アクティブ・ラーニング程度のことでおたおたしている場合ではありません。

追伸2 これから起こることを考えれば、『学び合い』を授業方法レベルで理解することによる誤解や非難に接すると、「おいおい、そんなことじゃないでしょ。教育村の外のことを知ろうよ」と言いたくなる。

18/01/17(水)

[]読んでください。 06:22 読んでください。 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 読んでください。 - 西川純のメモ 読んでください。 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、お悩み相談を受けました。最初に、「今までにどんな本を読みましたか?」と聞きました。その方がスタートブック1冊で実践していると聞いて、思わず、大笑いしてしまいました。スタートブックは『学び合い』の良さを理解するには良い本ですが、具体的なテクニックが書かれていない。ただちに私の本のリスト(http://bit.ly/2yepzHe)を紹介し、最低限、下線を引いた本は読むことを勧めました。最終的には、教科本以外は全て読むことを勧めます。教科本も、自分の学校段階は他の教科も読むことを勧めます。

 私の本は基本的に1日一冊読めます。1日に2、3冊読める本もあります。それらを読み尽くし、何度も繰り返し読んでください。その本に、その時思ったことを書き込むことを勧めます。そうすると、もう一度読み直すときに、自分の成長を感じることが出来ます。

 日本で一番小さい国立大学の一人の教師がはじめたことが日本中に広まっている理由は一つです。本を読み、本の通りに実践すると、本の通りの成果を得た人が多いからです。問題が起こっても、それは本の中に書かれています。最初は気づかなくても、絶対に本の中に書いてあります。

 大事なのは本を読む。本の通り、絶対に加工せずに、本の通りに実践する。まずは、そこからです。

[]川越の会 05:57 川越の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 川越の会 - 西川純のメモ 川越の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月21日に埼玉県川越で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://senseiportal.com/events/44391

18/01/16(火)

[]御師 17:13 御師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 御師 - 西川純のメモ 御師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は高校2年の冬に初めて対外的な模試を受けました。そこで愕然としました。なんと英語の偏差値が27だったのです。得意だと思っていた数学もそんなでもありませんでした。愕然としました。

 それから猛勉強して、何とか筑波大学に入学できることが出来ました。

 今年、その時にお世話になった御師の家族の方から、去年、お亡くなりなったことを知らせる寒中見舞いをいただきました。お一方は92歳でお亡くなりになりました。

 御師、と呼べる人を持てる喜び、それを失う悲しさを感じます。

[]崩壊と復活 17:13 崩壊と復活 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 崩壊と復活 - 西川純のメモ 崩壊と復活 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の理論の完成度はかなり高いですが、実践しているのは生身の人間です。私は数多くの方の『学び合い』の崩壊と復活を観てきました。見事に同じです。もの凄くシンプルですから、起こることも典型的です。その結果として復活の方法も確立されています。

 結局、私の本で「やりなさい」と書いていることをやらなくなり、「やってはいけない」と書いていることをやってしまうから崩壊するのです。でも、重要なのは、何故、そうしてしまうかです。それは心の問題なのです。

 でも、子どもの問題ではなく、自分の心の問題なのですから解決は容易い。だって、他人は変えられなくても、自分は変えられます。

 「私は『学び合い』をこれで失敗し、これで乗り越えました。」(東洋館 www.amazon.co.jp/dp/4491033234)をご覧下さい。

 と書いている、私も失敗をすることがあります。神ならぬ人の心は弱いものです。これは逃れられない。ただ、失敗の原因と解決の方法をよく知っているので、失敗した後の回復が早い。

18/01/15(月)

[]聡明 22:27 聡明 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 聡明 - 西川純のメモ 聡明 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人は損得勘定で動きます。それを愛や真理や正義などの言葉で飾りますが、結局は損得勘定です。

 ただ、短期の損得勘定ではなく、中長期の損得勘定を理解できる人は、その行動は愛や真理や正義と判断されます。そもそも愛や真理や正義とはそのようなものであり、そうあるべきだと思います。

 物事の損得勘定を中長期で考えられる人は多くはありません。その人は「得」な人生を送れると思っています。

[]非博愛主義 06:56 非博愛主義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 非博愛主義 - 西川純のメモ 非博愛主義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は「一人も見捨てない」と申します。だから、博愛主義のように思われます。違います。大きくは二つ違います。

 第一は、正確に言えば『「一人も見捨てない」ことを諦めないことを掲げ続けることは自分にとって得』なのです。人は自分にとって利益になることでないならば続きません。一見、利害度外視のように見えても、中長期では自分にとって得なものしか続きません。博愛主義も実態は損得がなり立っていると思いますが、『学び合い』はそれを前面に出しています。それを子どもにハッキリと語り、2割の子どもが納得するのです。

 第二は、一人の人が全ての人と繋がる必要はありません。人には相性があります。合う人、合わない人がいて当然です。誰もが誰かに繋がっていればいいのです。

 最初は「一人も見捨てない」と子どもに語ります。しかし、やがて損得勘定や相性の問題が表面化します。そのとき、上記を理解せず、博愛主義のようになれば子ども達はついてきてくれません。