西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/07/17(火)

[]懲戒 19:21 懲戒 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 懲戒 - 西川純のメモ 懲戒 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が訴えたら懲戒になると思う人は、二十人は確実にいますね。中には匿名でなく、実名での人は5人いる。最近では大阪の某小学校教師。SNSにおける匿名性なんて無いのに。それを知らない人が多いよね。http://news.livedoor.com/article/detail/15017548/

18/07/16(月)

[]特別支援 21:01 特別支援 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 特別支援 - 西川純のメモ 特別支援 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の特別支援の会が開かれます。お誘いします。https://kokucheese.com/event/index/529795/

[]仲本さん 20:59 仲本さん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仲本さん - 西川純のメモ 仲本さん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年度、西川ゼミを修了した現職院生の仲本さんが語ります。お誘いします。

日時:7月27日(金)18時

場所:琉球大学 文系総合研究棟305

内容:前半『学び合い』について(30分)

後半『学び合い』体験(20分)

 途中入場、途中退場OKです。

[]アドバイス 10:30 アドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバイス - 西川純のメモ アドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』に取り組んでいる若手教師に中堅・ベテランが心配してアドバイスをします。その典型的なものは以下の二つです。

 第一は、「一つの方法に囚われず、色々な方法を学ぶことが大事だよ」というアドバイスです。

 第二は、「この方法は、経験を積んだ、力量のある先生に出来ることだよ。若い人には無理だよ。」というアドバイスです。

 きっと、このようなアドバイスを受けた方もおられるでしょう。アドバイスです。しっかり聞いて無視しましょう。その方はあなたのことを気遣ってのアドバイスなのですから、ちゃんと聞きましょう。しかし、反論はやめましょう。分かりたくないことは、人は分かりません。

 第一のアドバイスをする人は、教師の授業方法の多様性は認めているのですが、子どもの学び方の多様性は意識に登っていない。『学び合い』は子どもの学び方の多様性を理解しています。それ故、多種多様などんな教師の指導方法もその多様性に対応できないと考えています。

 第二のアドバイスをするかたが理解していないのは、一斉指導がどれほど大変かを知っていないのです。その原因は、上記と同じに子どもの多様性を理解していない。クラスには東京大学に進学するかもしれない子もいれば、知的障害を疑われる子どももいます。家庭的に問題を抱えている子もいます。その教科が好きな子もいれば、嫌いな子もいます。その多種多様な子ども「全員」が分かる一つの説明、その多種多様な子ども「全員」が興味関心を持てる語りをしなければなりません。

 断言します。不可能です。

 ただし、子ども達が分からなくても、つまらなくても聞いてくれるならば、授業らしきものは簡単にできます。ようは1時間喋り板書すればいいのですから。多くの子どもは小中高大と16年間、週30時間、それを見続けているのですから。

 もし、多種多様の子ども「全員」が分かり、興味関心を持てる授業を目指すならば、『学び合い』は可能です。簡単とは言いません。しかし、私の本の通りにやれば、一定以上は保証出来ます。一斉指導は不可能なのですから、比を取れば無限倍「まし」です。

 若者はつまらなそうにしている子どもを見続けるのは慣れていません。昔はそのような子どもは5人ぐらいに収まり、「しかたがない」と合理化できた。それが長年続くと、心の安全のためにつまらなそうにしている子どもを勉強している子どもに変換する脳の仕組みが生まれます。ところが、今は、つまらなそうにしている子どもが積極的に学び、成績が上がる実践が生まれているのですから、そのような方向に行かない若者が生まれます。そして、よい子の反乱(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20160818/1471526357)が頻繁になれば、選択肢はなくなります。

 上記のようなアドバイスをする中堅・ベテランは定年になり退場します。従って、『学び合い』を実践する人の割合は確実に増えていきます。時間の問題です。私が願っているのは、その新陳代謝を早まることです。

追伸 幸島の猿の話しを知っていますか?最初に芋を海水で洗うことを発見したのは若い猿です。それは若い猿の間で広まり、年長の猿は最後まで洗うことはしませんでした。そして時が過ぎ、幸島の猿は全員、芋を洗うようになりました。

18/07/15(日)

[]強者のアドバイス、弱者のアドバイス 21:23 強者のアドバイス、弱者のアドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 強者のアドバイス、弱者のアドバイス - 西川純のメモ 強者のアドバイス、弱者のアドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 思い起こせば、就職してから先輩・上司に恵まれました。その証拠に、私は人生において直属の上司の悪口を言ったことがありません。これは誰に聞いてもいい。

 それらの先輩・上司は、みんなオッサンでした。何かが凄いという人ではありません。等身大の私の現状を認め、十年、二十年たっても本質は同じであることをさらけ出してくれました。繰り返しますが、普通のオッサンです。講演会で多くの聴衆を集める人のような人ではありません。しかし、そのような人には感じられない「徳」を感じます。それは職場を一緒にしているからこそ感じられることなのでしょう。

 若い私は、そのオッサンから色々なことを学びました。とてつもなく、当たり前のことばかりです。そして、未だに、そのオッサンの徳を学べません。

 私は自分が普通のオッサンであることをよく知っています。家庭を大事にしたいと思っています。銀婚式を過ぎましたが、家内を愛しています。家内が怖いときもありますが、家内の言うことは正しいと思っています。あまり根を詰めた仕事、連続する出張をすると体を壊します。心配性の私は私のクラスであるゼミに問題が起こるとおろおろしています。そして、それをゼミのみんなにオープンにしています。

 だから、私はゼミのみんなに「へっぽこのオッサン」のアドバイスをします。でも、それがいいと思っています。彼らの多くは強者ではない。ごく普通のの兄ちゃん、姉ちゃんであり、10年後はオッサン、オネー様になります。だから、「へっぽこのオッサン」のアドバイスが意味があります。

 世の中には、カリスマになろうとして、カリスマのまねをする人が少なくありません。無理です。そのような人になれないからカリスマなのです。

 私と直接に接した方に申します。私は無理なことを提案したことが一度でもありますか?ないと断言します。私はみんなが出来ることしか提案しません。(したくない人に関しては、時期が来るまで待ちます。)

[]時代が動いている 15:03 時代が動いている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 時代が動いている - 西川純のメモ 時代が動いている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度か書きましたが、死に直面した患者がどのような行動をするかという研究したロスの「悲嘆の五段階説」というのは面白いです。

 第一段階は、その存在を否認し、たいしたことはないと無視します。第二段階は、怒りで攻撃的になります。第三段階は取引です。第四段階は抑鬱です。そして第五段階が受容です。

 『学び合い』は非常に面白いグループ学習だと思って飛びついた人は、しばらくして、自分の大事なところを変えることを求めていることに気づき、無視するようになったと思います。つまり、「『学び合い』。あ、新潟の先生の本で読んだことあるけど、でもね~、あれは理想論だよ」と片付けるのが第一段階です。

 ところが平成22年ぐらいから第二段階に達しました。つまり、このまま進むと自分では制御不能のレベルになりそうなので、とにかく潰そうと思います。が、感情的なレベルなので、つぶし方が稚拙です。感情的なので攻撃も稚拙です。何の資料も読まずに表面的なことを感情的に述べ立てます。

 平成26年ぐらいから第二段階から第三段階に移行しつつあるようにあります。つまり、資料を読み妥協点を探り始めたようです。ただ、出発点が「自分は変わりたくない、納得したくない」なのですから読み方が浅く、不正確です。

 それは、「○○と『学び合い』は親和性が高い」、「『学び合い』を一部取り入れて」というような言説に現れています。その言明の一部は正しく、一部は間違っています。

 教育自体は、数百万年以前からホモサピエンスは行っています。我が国の学校教育においても、積算すれは十億弱の人が十数年間の営んでいるものです。ありとあらゆることが起こり尽くしています。優れた教師も多く、多くのノウハウは蓄積しています。『学び合い』で述べていることは100%天地開闢以来はじめてだと主張するつもりはありません。『学び合い』は自然科学をモデルにしています。過去の事実はちゃんと踏まえ、その基礎の上に成り立っています。『学び合い』の始原の形は、優れた教師の姿をモデルにしています。それを整理したものでした。ただし、『学び合い』の特徴は、徹頭徹尾、実証的な学術研究によって記録・分析したものを基礎としています。これがオリジナリティの第一です。不遜ながら申しますが、我が国で全国的に広がった教育実践の中で、実証的な学術研究に基礎づけられている教科学習は、『学び合い』だけだと思います。

 私が認知研究から『学び合い』研究に本格的に移行し始めたのは平成9年頃です。初期は優れた教師の姿をモデルにしており、問題意識も現状の教師が思いつくレベルのものです。例えば、どんなグループを形成したら話し合いが活性化するか、などを研究していました。『学び合い』で述べていることは、明治以降の多くの優れた教師の気づいていることです。本を丁寧に読めば、斎藤喜博や大西忠治の本にもその片鱗はあります。しかし、それらは実証的な学術研究によって分析されているわけではありません。

 学校現場の先生方は忙しいし、他人のお子さんを預かっているので冒険は出来ません。結果として、常識の範囲を超えることが難しいのです。学術は物事を理論的に考えますので、今までの常識を純化し、推し進めると、こうなる、というものが分かります。そして、我々は一つ一つ検証してきました。そして平成14年ぐらいから、常識から乖離し始めるようになったのです。そして、それを十年以上爆走しているのですから、学校現場で普通に思いつくレベルでは理解不能になっています。ま、それがご批判の原因なのですが。

 ですので、「○○と『学び合い』は親和性が高い」、「『学び合い』を一部取り入れて」と主張しても、現実には違いがありすぎるので無理があります。

 平成28年頃から第四段階の憂鬱に移行したように感じます。

 つまり、最近は第二段階の罵詈雑言、第三段階の足して二で割るような言説が殆ど見られない。実際に実践して成果を上げている人の割合が高くなっています。何故でしょう。つまり、罵詈雑言を吐いていた方々、足して二で割るような方々が、『学び合い』関係の情報を遮断したのでしょう。あたかも『学び合い』が世の中にないかのようにして身を守っているのです。ただ、第一段階の無視と違って存在を無視し得ないので、憂鬱だと思います。

 十年以上の実践者の方々、そんな感じを持ちませんか?

追伸 もちろん分布の問題ですので、未だに第一段階、第二段階、第三段階の方々はおられますよ。その比率の変化を書きました。

[]根拠俺 07:06 根拠俺 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 根拠俺 - 西川純のメモ 根拠俺 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 世にある実践書の中で、実証的なデータに基づき、学術的な根拠に基づき、書いてあるものがどれほどあるでしょうか?1%もありません。限られた自分の経験に基づく指導が大部分です。つまり、根拠俺なのです。

 教員養成系大学の推薦入試の面接では、自分に寄り添ってくれた恩師の話を涙ながらに話す生徒がいます。きっと事実なのでしょう。そして、その子は子どもに寄り添うことが大事だと思い、寄り添う教師になるでしょう。しかし、その子が気づいていないのは、一人の教師の時間は24時間で、一人の子どもに寄り添うことには膨大な時間がかかり、従ってごくごく一部の子どもにしか寄り添えないという事実です。特定の子どもに寄り添うことは、実は大多数の子どもを見ていないことなのです。

 小学生の先生の中には算数ではブロックを活用することが有効だと信じている人がいます。きっとその先生はブロックを使うことで分かったのでしょう。でも、その先生が気づいていないのは、ブロックが有効でない子もいるという事実です。

 法で禁止されているのにもかかわらず、運動部での体罰や行き過ぎた指導は無くなりません。体罰や行き過ぎた指導を乗り越えた子どもが運動部で勝ち残り、その子が教師になる。だから、体罰や行き過ぎた指導が有効だと思っているのです。その先生が気づいていないのは、体罰や行き過ぎた指導が無効だったこともが多いことです

 学術だってそうです。残念ながら「こうあるべき論」の研究の比重が高く、実証的なデータで論を積み上げる研究は多くはありません。そして、現状の教育を前提としているので、現状の教育の是非を問う研究は殆どありません。

[]体罰 06:49 体罰 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 体罰 - 西川純のメモ 体罰 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 運動部の顧問には体罰は必要だと思っている人もいます。その方はこれ(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20020701/1173055210)を読んで欲しい。

18/07/14(土)

[]普通 21:44 普通 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 普通 - 西川純のメモ 普通 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 炎天下で80周走れといった結果、倒れた生徒がいました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000000-kyt-soci)。これは、単純に訴訟にすればいいと思います。そうすれば、「少し」考えると思います。安心して下さい。「国家賠償法」によって個人はお金を出さなくてもいいのです。ただ、80周の妥当性を説明すればいい。

追伸 そんなことになったら、何も出来なくなる。という人もいるでしょう。でも、そんなレベルのことならば、何もしなくていい、と私は思います。

追伸 個人の問題とは思いません。ある事件の後、大津市の全てのいじめ対策担当に私の本を送り、お見舞いの手紙を送りました。一校も返事はありませんでした。

私のところには多くの人から謹呈本を送られます。私の主張と違う本が大多数です。でも礼状を出さなかったことは一度もありません。数十校の一つも例外が無いというのが凄い。さもありなん。

[]奥義 07:04 奥義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奥義 - 西川純のメモ 奥義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何事にも奥義はあります。

 奥義は修羅場を経験し、乗り越えることによって会得します。

 しかし、もう一つあります。

 会得した人と対話し続けることです。

 後者の方が安全で、楽です。

 『学び合い』にも奥義はあります。しかし、それは1つの願いと学校観、子ども観に尽きています。ただ、それらがどれほど強力であり、奥深いかは計り知れない。

[]免許プログラム 06:47 免許プログラム - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 免許プログラム - 西川純のメモ 免許プログラム - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院で教員免許状がとれます。免許状が無い人も、3年間かけて教員免許状をとれて、修士の学位を取得し、専修免許状をとれます。それも3年間の学費は2年分でいいのです。

 また、小、中、高のなんらかの免許状がある人の場合は、2年間で免許の取り増しが出来ます。地域によっては、小学校と中学校の両方の免許状を取得していないと合格しにくい地域があります(小中の人事交流があるため)。その県にある大学だったら、そのような情報は学生に教えていますが、首都圏の大学で学んでいると知らない場合が少なくありません。中高免許がある人が小学校免許状をとり増しする人は少なくありません。

 やっぱり学校の先生になりたいと思う学生さん。

 地元の教員になりたいというお子さん、親戚の方、教え子さんはいませんか?

 その夢を叶えます。

http://www.juen.ac.jp/kg/

18/07/13(金)

[]奥義 22:03 奥義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奥義 - 西川純のメモ 奥義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 面白い授業、分かりやすい授業だったら簡単です。このレベルの望みならば、1年間『学び合い』を実践すれば達成できます。

 が、そのレベルでは乗り越えられないものがあります。何事も本に書けない、書いたとしても全員が分からない奥義はあります。

 それを乗り越えるには、人と関わり続けることです。

[]得 21:39 得 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 得 - 西川純のメモ 得 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人は自分の利害で動きます。それが自然です。ただ、自分の利害をどれだけ抽象化し、長期的に見られるかは人それぞれです。

 目の前の授業が上手く出来る。それを求めるのが普通です。

 でも、そうでない人もいます。その人達は、ずっと何かをしています。

 囲碁を局部で考えるか、盤面で考えるか。

 盤面で考えられるのは、百人に一人いるかいないかです。

 もっとも5年のスパンで考えると十人に一人はいます。

 大学教師の多くはそれは出来ず、私が出来る。だから、ずっと負けない戦いをし続けています。

追伸 ちなみに、私の知る限り盤面と戦いを最も長くし続けている人は教師ではありません。ものすごい抽象能力だと思っています。

[]メディア通達 20:14 メディア通達 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - メディア通達 - 西川純のメモ メディア通達 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 法を運用している人のモデルが古いと困ります。

 大学設置基準には

『第二十五条 授業は、講義、演習、実験、実習若しくは実技のいずれかにより又はこれらの併用により行うものとする。

2 大学は、文部科学大臣が別に定めるところにより、前項の授業を、多様なメディアを高度に利用して、当該授業を行う教室等以外の場所で履修させることができる。

3 大学は、第一項の授業を、外国において履修させることができる。前項の規定により、多様なメディアを高度に利用して、当該授業を行う教室等以外の場所で履修させる場合についても、同様とする。』

 とあります。だから、インターネットを使った遠隔教育が可能かと言えば、運用基準が厳しくてほぼ難しいのが現実です。

 それを運用しやすくするために文部科学省告示第百四条(いわゆるメディア告示)が平成十九年にありました。つまり、どのような条件があれば遠隔地教育が出来るかの基準を明確にしたのです。その中に

「毎回の授業の実施に当たって設問解答、添削指導、質疑応答等による指導を併せ行うものであって、かつ、当該授業に関する学生の意見の交換の機会が確保されているもの」

「毎回の授業の実施に当たって、指導補助者が教室等以外の場所において学生等に対面することにより、又は当該授業を行う教員若しくは指導補助者が当該授業の終了後すみやかにインターネットその他の適切な方法を利用することにより、設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導を併せ行うものであって、かつ、当該授業に関する学生等の意見の交換の機会が確保されているもの」

に改定しました。つまり、遠隔地にも職員を配置してちゃんと勉強していることを担保しなさい、そうすればいいよ、という基準を設けているのです。

 平成十九年ぐらいだと仕方がないと思います。でも、Zoomという高機能のサービスが運用されている現在、かえって足かせになっています。Zoomならば遠隔地に補助者がいなくても学生等の意見の交換の機会が確保できます。そして、補助者の縛りがなくなれば、学生は自宅でも学ぶことが出来るようになります。

 この縛りが無くなれば、大学間の授業レベルの協働は一気に進むのにな~っと思います。

 さらに、大学ばかりではなく、小中高の遠隔地教育を拡大する必要があります。今後、自治体が中学、小学校を維持できなくなり、協働で維持するようになります。そうなれば校区は広がり、スクールバス対応も限界が来ます。文部科学省の人たちもZoomを一度使えばいいのにな、と思います。

[]教科教育・学級経営実践コース 19:52 教科教育・学級経営実践コース - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教科教育・学級経営実践コース - 西川純のメモ 教科教育・学級経営実践コース - 西川純のメモ のブックマークコメント

 平成31年度より私が所属する教職大学院の教科教育・学級経営実践コースのHPを公開しました。情報豊富です。シェア大歓迎。

http://www.juen.ac.jp/kg/