『学び合い』の文化を教室に このページをアンテナに追加 RSSフィード

私立の中高一貫校で国語を教えています。

2009-04-15

お?! 18:53 お?! - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - お?! - 『学び合い』の文化を教室に お?! - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

中1の学年の同僚から嬉しい報告です。

授業で「学び合いって聞いたことある人?」と聞いたら、複数の生徒が手を挙げたそうです。

しかも「学び合いをしたことある人」と聞いたら、

一人手を挙げたそうです!

学び合い』なのか、佐藤学さんの方なのか定かではありませんが、今までにない反応です。

痛快!爽快!『ボックス!』百田尚樹 09:39 痛快!爽快!『ボックス!』百田尚樹 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 痛快!爽快!『ボックス!』百田尚樹 - 『学び合い』の文化を教室に 痛快!爽快!『ボックス!』百田尚樹 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

青春小説の王道ですね。一気に読み切りました。

読後感が爽やかです。

ボックス!
ボックス!百田尚樹

太田出版 2008-06-19
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ボクシング部の顧問の燿子と、ボクシング部員の優紀の視点から交互に描かれていきます。

電車の中で傍若無人に振る舞っていた若者たちに絡まれた燿子の窮地に、一陣の風のように現れて救った少年。それが自分の勤める恵美須高校のボクシング部員の鏑矢だったと燿子は知ります。

自由奔放に振る舞う天才的な才能を持った鏑矢と、特進クラスでトップの成績を持つ優紀。二人は幼稚園の頃からの幼なじみで、堅い友情で結ばれています。

やがて優紀は中学時代にいじめられていた橋本から、女の子の前で暴行を受ける屈辱を受け、ボクシングを始める決心をします。

ひ弱な優紀は、持ち前の生真面目さで練習を続け、少しずつ上達していきます。一方の鏑矢は、高校8冠を取ると広言しながら、トレーニング不足からインターハイや国体でもなかなか上位に進めません。

そんな二人の前に立ちはだかる、モンスターと呼ばれる高校チャンピオン。

下降線を描く鏑矢と上昇を続ける優紀のベクトルは、同じライト級のリングで拳を交わすことによって交わります。

優紀が少しずつ体力をつけ、ジャブから右ストレート、とだんだんパンチの種類を増やし、臆病な自分の心と向き合いながらそれを克服していくところが、読んでいてとても痛快です。

自分にとっては雲の上の存在の鏑矢と初めて同じリングに立ったときの喜び、鏑矢がっ九体で負けた時には自分が負けたように落ち込んだりするのが、さらに上達するに従い、「自分は自分、人は人」と鏑矢をだんだん客観視できるようになっていきます。

時にはあこがれの燿子が鏑矢に送る視線に嫉妬したりもしますが、優紀と鏑矢の友情は、二人が戦うことになっても、崩れません。

終盤に向けての行き詰まるような試合の描写、そしてエピローグの爽やかさ。

これは読まなきゃ損です。

いつか生徒たちと百田尚樹さんの本を使って読書会をしてみたいなあと思いました。

この作品の内容について、熱く語り合いたい、そんな気にさせてくれる作品です。

中年H中年H2009/04/16 20:36中1で今日初めて学び合いました。仲良しのお友達と相談することと勘違いした生徒が多かったので、私の気持ちをもう一度語りました。生徒たちのコメントを見ると伝わった感じがあります。次回に期待です。
ところで、佐藤学先生のは「学びの分かち合い」というのですか?かつての同僚がその話をしていて、「学び合い」と同じかなと思ったのですが、違いがありますか?

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