『学び合い』の文化を教室に このページをアンテナに追加 RSSフィード

私立の中高一貫校で国語を教えています。

2009-02-12

そのクラスの弱さが見えるとき 13:15 そのクラスの弱さが見えるとき - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - そのクラスの弱さが見えるとき - 『学び合い』の文化を教室に そのクラスの弱さが見えるとき - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

午前中の授業。

ディベートの試合を来週から行うことを伝え、黒板に対戦ごとのメリットデメリットを書き込ませていきました。

これは相手のメリットデメリットを見て、反駁を準備できるようにするためです。

ディベートを行ったことのない人は、その場でとっさに議論を組み立てて、反論をすると思っていることがあります。

たしかに、パーラメントディベートと言われる、試合開始15分前に論題が発表されるような形式だと、そう見えることもあるでしょう。

でも、実際には、パーラメントでも、膨大な知識を身につけていることが前提となって試合が行われます。

そして、アカデミックディベートの流れを汲む、教室ディベートでは、相手の議論をある程度予想して準備しておき、あとはどの反駁をどういう順番で行うのかを考えるのが直前の準備時間となります。

たとえて言えば、トランプゲームに似ているところがありますね。

さて、お互いの試合のメリットデメリットが発表されたので、俄然準備が活気づきます。

自分たちの議論と相手の議論を見比べて、どういう風に持っていけば勝てるかを考えるわけです。

ただ、ここまでくると、そのクラスの弱さも見えてきます。

今日、午前中に授業をした2クラスは、自分たちでグループを作ったクラスです。

「全員が気持ち良くディベートの試合に臨むために、グループを作って下さい」と投げかけた時に、自分たちでグループを作ることを選んだのです。

しかし、見ていると、グループに分かれて作業を始める時に、4人グループなのに2つしか机をつけていないグループがあります。

そういうグループがあるのに、他のグループはさっさと自分たちの作業を進めています。

気になります。

そうして、そのグループの中の一人が突っ伏してしまいました。

その子にも声をかけることはしましたが、これは彼女の問題なのかというと、そうではないでしょう。

次の時間にこのクラスで語らないといけないことが見えてきました。

もう一つのクラスは、その辺りはトラブルもなく、集中度も高く作業を進めているように見えます。

次回はこの2クラスの合同授業です。

お互いがお互いを見ることで、刺激を受けてくれたらな、と思います。

jun24kawajun24kawa2009/02/12 13:33子どもたちは実は気づいています。
でも、それを突破する最初のエネルギーは教師が与えなければなりません。化けますよ。楽しみです。

ikutosuikutosu2009/02/12 17:27>N先生
コメントありがとうございます。
そうですね、流れを止めている堰を突き崩してやれば、あとは一気に流れてくれそうな気はしています。
どうエネルギーを注ぎ込むか、注意深く、しかし大胆に語ります。

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