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私立の中高一貫校で国語を教えています。

2009-02-11

小倉百人一首 ーみやびとあそびー」平田澄子・新川雅朋 22:16 「小倉百人一首 ーみやびとあそびー」平田澄子・新川雅朋 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 「小倉百人一首 ーみやびとあそびー」平田澄子・新川雅朋 - 『学び合い』の文化を教室に 「小倉百人一首 ーみやびとあそびー」平田澄子・新川雅朋 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

松岡正剛さんの千夜千冊の中で紹介されていたので購入。

面白い。5首ずつ区切りながら覚えていったのだけれど、エピソードが実に楽しくて、100首までゆっくりのんびり、味わいながら読み進めることができた。

小倉百人一首―みやびとあそび―
小倉百人一首―みやびとあそび―平田 澄子

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天智天皇から始まって、順徳院まで。

期末テストで「由良の門を」から「大江山生野の道の」までがテスト範囲になっていたので、生徒たちにエピソードを紹介してやろうと思って読んだのだが、思いの外、面白かった。

歌の解題や作者のエピソードだけでなく、その歌が文学史上でどのように受け継がれ、謡曲や歌舞伎、俳諧などの世界に受け継がれていったかを豊富な例を挙げつつ紹介している。

久かたの光りのどけき春の日に紀友則がひるね一時  蜀山人

とか、

白菊はまどはせ月はうたがわせ

とか、

両脇に月の出ている有馬山(前の紫式部、後ろの赤染衛門の歌にも月が詠まれている)

とか、実に楽しい。こういうエピソードとともに覚えたら、百人一首もただ単に暗記しておしまい、ではないものになるのではないかと思うのだけれど。

家にいながら異文化コミュニケーション 15:08 家にいながら異文化コミュニケーション - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 家にいながら異文化コミュニケーション - 『学び合い』の文化を教室に 家にいながら異文化コミュニケーション - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

昨日の話。

「かくとだにえやは伊吹のさしも草さしもしらじなもゆる思ひを」

という百人一首の歌があります。

「さしも草」というのが「もぐさ」のことで、したがって、「燃ゆる思い」というのは、メラメラと燃えるのではなく、もぐさのようにぶすぶすといぶるような思いだったのだ、ということを近頃知ったので、そんな話をしてました。

すると、長男は当然として、連れ合いも、

「もぐさが燃える所を見たことがない」と言います。

子どもの頃、母がニンニクをスライスしたものの上にもぐさを乗っけて、それを肩などに置いて灸をすえていました。僕は線香で火をつける係を仰せつかってました。

小学校4年生の3学期に、左足を骨折してギブスをはめていたら、背骨が曲がってしまったことがありました。

その時も、背骨の矯正に、葉山の方の接骨院に連れて行かれたのですが、その病院は鍼灸院のようなこともしていて、背中に灸をすえられてじっと我慢をしている大人たちがいました。

同じ頃、小学3年生だった連れ合いは、右腕を複雑骨折して入院し、そのリハビリに、溶かしたパラフィンの中に腕を突っ込んで、温めるという温熱療法を受けていたそうです。

同じ時代なのに、やっていることが一時代ほど違う。

確かに熱が出た時に、お札を飲めとかやられた経験がありますので、僕の実家はけっこう古い感じなのかなと思います。

そんなわけで、「父さんとしゃべると、異文化コミュニケーションになる」と言われております。

「そろそろ東京での生活の方が長いんだから、いい加減、東京になじみなさい」とも言われております。

いやー、横須賀って都会だとずーっと思ってたんですけれどね。

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