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私立の中高一貫校で国語を教えています。

2008-04-23

修学旅行の準備 18:33 修学旅行の準備 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 修学旅行の準備 - 『学び合い』の文化を教室に 修学旅行の準備 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

水曜日の5・6時間目は、中学はロングホームルームです。

今日は修学旅行の部屋割り、班分けをすることになってました。

時間があれば、班ごとの自主見学コースを検討するところまで行きましょう、ということを昼休みに打ち合わせました。

5時間目、教室に行って黙って板書をしました。

LHRでやること

1 旭川と札幌のホテルの部屋割り

2 旭山動物園と札幌市内見学の班分け

3 札幌市内見学のコースの見当をつける。

『今日は欠席が二人います。その二人も加えて、クラス全員が満足できるように決めて下さい。2まで決まったら、班ごとに教卓に置いてあるプリントを見て、コースを検討して下さい。では、どうぞ。』

あとは、横にいて、学習カードの仕分けをしてました。

部屋は二人部屋、三人部屋、四人部屋などの条件がありましたが、それぞれの希望グループごとに話し合いをしたり、じゃんけんをして、決めていきました。

もめることもなく、実にスムーズに決まっていきました。

班分けも滞りなく進み、30分ほどで各班ごとにコースの検討に入っていました。

5時間目終了でいったん職員室に戻ると、バスの座席表も決めるとのこと。

それを持って6時間目に教室に行くと、休み時間もみんなあれこれ相談していて、ほとんどのグループが6時間目初めにはおおよその見学コースを決めてました。

これなら大丈夫、とバスの座席を黒板に貼り、条件を伝えました。

すると、旅行委員がパッと出てきて、あとはそれぞれのグループの要望を確認し、あぶれた生徒がいないように配慮しながら全部の座席を決めていきました。

おかげでその後、健康診断の読み合わせをしっかりと確認しながら行うことができました。

実に気持ちのいいロングホームルームでした。

高1の古文で突然『学び合い18:20 高1の古文で突然『学び合い』 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 高1の古文で突然『学び合い』 - 『学び合い』の文化を教室に 高1の古文で突然『学び合い』 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

1時間目は国語科会議でした。

会議の最後で、新任のN先生が「授業はクラスの中の誰に合わせてやればいいですか。」という質問をしました。

すると、すかさず「上位の生徒に合わせて下さい。」と同僚が答えました。

ふーん。と思って、どう出るかなと思っていました。

すると、案の定2時間目に質問に来ました。

古文の文法に関して、上位の生徒と下位の生徒と、かなり差があるというのです。今までは下位の生徒に合わせて一つ一つ教師が確認しながらやっていたけれど、上位の生徒はわかっているので、かなり暇そうにしていた、という話でした。

「どうしたらいいですかね」

というので、

「まずは、その時間に何を達成するのか、目標を明確にすべきだね。その上で、その目標を達成したことが生徒にわかる客観的な基準を示してあげないと。そうすれば、あとは自分たちにやらせてもできるよ。」

と話しました(N先生の完璧な受け売りです。ただし、カンペキになり切っております)。

その上で、最初のかたりのヒントを授けました。

『高校は運動会があるよね(高校の学年対抗なので、ものすごく盛り上がります)。だから「この授業は、全員ができるようになることを目指します。運動会でできない人がいたら、困るでしょ。全員ができるまで協力し合うことで、運動会の時のチームワークを今から鍛えることができるよ。」と言えば乗ってくるよ。その上で、自分だけできて知らんふりしている奴がいたら、「そんな風に、できない人を見捨てて、自分だけできればいいなんて態度で、運動会に勝てると思う?そんな薄情な学年で戦える?」って煽ればいいよ。』

彼女はうちのOGなので、その辺りの呼吸は心得ています。すぐにストンと胸に落ちたようでした。

「じゃあ、さっそく6時間目の授業からやってみます!」

…気が早い。

6時間目の後、聞いてみました。

どうやらちょっとだれちゃったみたいです。

1つには英語のテストが近いことがあって、最後の5分は英語の勉強にしてくれと言われて妥協してしまったということでした。

聞いてみると、連休明けに全員が90点以上取れるようにテストする、ということだったようです。

おそらく、

1 まだ時間がある。

2 全員が90点以上ということがピンと来ていない。

3 ひょっとすると、課題が簡単すぎた。

この辺りが問題だったのかな、という話をしました。

その上で、何度でも語り直して、動ける人に動いてもらえるようにしていくことが大切という話をしました。

新任なんだから、トライ&エラーで何でも挑戦した方がいいと励ましました。

そして、どう考えたって、この考え方の授業の方が生徒は幸福になるんですから。

N先生の本を三冊ほど貸してあげました。

これからが楽しみです。

5時間目:1組朗読のテスト 18:05 5時間目:1組朗読のテスト - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 5時間目:1組朗読のテスト - 『学び合い』の文化を教室に 5時間目:1組朗読のテスト - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

中2の学年に入っている新人のY先生が見学に来てくれました。

例の14人組のクラスです。

全部で7グループの発表でした。

ぴーんと張りつめた空気の中、6グループまでの発表が終わり、壇上に14人が並びました。カメラを一番引いても入りきりません。

声の重ね方、14人の中でなかなか工夫をしています。

ところが。

途中で笑っちゃった生徒がでました。

終わった後、前に出て行きました。

『最初に二つのことを確認しましたね。笑ったら、失格。「セーノ」と言ったら失格でした。残念ながら、最後のグループは笑ってしまったので、失格です。』

『この授業の目標は、全員が「永久欠番」の内容にあった朗読ができるようになる」でした。残念ながら、目標は達成できませんでした。』

「厳しい」というつぶやきが漏れました。

『それぞれのグループはよく準備をして、素晴らしい発表をしたと思います。でも、全員が達成できなければ、僕は満足できません。』

「もう一度やらせて!」と14人グループの何人かが言いました。

『また次の機会に、今回の失敗を生かして下さいね。』

と話して、まとめの用紙に記入する時間をとりました。かなり時間があったので、中島みゆきの「永久欠番」のCDも聞かせました。

最後に次回からのライティングワークショップの予告と、作家ノートの使い方を説明して終わりました。

授業を振り返っての感想を見ると、14人は最後に笑ってしまったのが本当に悔しかったみたいです。14人を3つに分け、その中で読み方を考え、最後は一人が読んで終わる、という静かな終わり方を演出したかったのだということがわかりました。

「次回こそは!」という彼女たちの意欲を買いたいと思います。

参観に来ていたY先生は、「みんな集中していて感動しました。話している生徒も、先生の話から逸れていないので、すごいなあと思いました。中3って、聞いた話だと学級崩壊みたいになっていると思ったんですが。このクラスは一番静かなクラスなんですか?」

というので、

「一番にぎやかなクラスですよ。」

と答えると、かなり驚いていました。

「中3に対する印象が変わりました。」

と言ってくれました。

授業についても興味を持ってくれたみたいです。

せっせと種まきです。

[]6組から開始! 17:49 6組から開始! - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 6組から開始! - 『学び合い』の文化を教室に 6組から開始! - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

6組担当は同僚のH先生。時間割の都合で、私より先にライティングワークショップの授業に入りました。空き時間だったので参観させていただきました。

目標は「自分がどのような文章を作成してきたかを確認し、自分がどんなジャンルの文章を書けるのかを理解する。」(2時間予定)としました。

評価基準は「全員が、書くことの意義を自分の言葉で説明できるようにする。」です。

今日の授業で打ち合わせたのは、

1 過去二週間に自分が書いたものを書き出す。

2 グループでそれぞれの書いたものを紹介し合う。

3 全体で確認する。

4 それぞれを何のために書いたのかを考える。

5 グループでそれぞれの書いたものを紹介し合う。

6 全体で確認する。

というものでした。

H先生は、2の部分で三人以上の友達に見せてノートにサインをもらうこと、という指示を出していました。5も同様です。

6の部分は「友達の書いたものを見て、『これいいな!』と思ったものを黒板に書いて下さい。」という指示にして、全体で共有できるようにしていました。

生徒たちは僕の所にもノートを見せにきてくれましたが、書かれていることをシェアすることより、サインを集めることに夢中になっている部分がありました。ですので、授業後にその部分を訂正するようにしてはという提案をしました。

でも、生徒とH先生の間の雰囲気はかなりいい感じです。

脱線しそうになる生徒がいるんですが、周りの生徒が声をかけて、やることを伝えていました。関わり合おうという意識が感じられました。

明日は5組で僕の方がライティングワークショップに入ります。

今日授業を見せていただいて、いろいろと触発されました。感謝です。

朝から嬉しい! 07:40 朝から嬉しい! - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 朝から嬉しい! - 『学び合い』の文化を教室に 朝から嬉しい! - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

先日、『学び合い』をためらっていた数学の同僚。

朝、開口一番、

「昨日、やってみました!」

しかも中3だそうです。

解の公式を使って3問問題を解く。二問以上で合格。

準備として5題問題を出したのだそうです。

ちょっと問題数が多かったかな、というのが反省だそうです。

結果、

正解なし…0人

1問だけ正解…2人

あとは全員合格とのことでした。

6時間目の授業で、どうも今ひとつ乗らないということで、思い切ってやったのだそうです。

「問題の量が問題ですね。毎回とは行かないかもしれませんが、やってみます」

ということでした。

生徒の反応は、

「あれ、筑田先生と同じことしてる」

だそうです。笑っちゃいました。

「そうよ、筑田先生に教えてもらってやっているのよ」

と言って下さったそうです。頭が下がりました。

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