『学び合い』の文化を教室に このページをアンテナに追加 RSSフィード

私立の中高一貫校で国語を教えています。

2008-04-17

スーパーウェンズディ 22:48 スーパーウェンズディ - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - スーパーウェンズディ - 『学び合い』の文化を教室に スーパーウェンズディ - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

今日でちょうと授業が一回りしたことになる。

今日の時間割は、

1時間目 4組

2時間目 4組

4時間目 5組

5時間目 3組

6時間目 1組

だった。

やっと4組は授業開きができた。1時間目に計画を立てさせて、2時間目からそれぞれの学習に入らせたが、一番スムーズな入り方だった。

4時間目の5組は、評価表を配ってグループ毎に分かれるように言う。

一人、二人組から誘われたのを断って、一人で朗読することを申告してきた生徒がいた。もう一人、一人だけの生徒がいる。

数えてみたら全部で15組できていた。

「どうしてもハモりたい」という3人組が、あれこれやって見ている。最後にはハレルヤコーラスのパートに分かれて「永久欠番」の所を読んでいる。

二人組が「ここって、W倒置法って言うのかなあ。」と話し合っている。

指導書で押さえるポイントとして指摘されている場所なんだけれど、指導書の分析よりも鋭い。

ほめたけれど、もっと可視化してもよかったなあ。

今日は評価で4(最高点)をつけた生徒が半数以上。授業が終わったとたん「現国は楽しいなあ」と言っている生徒がいて、思わずにまにまする。

さて。

5時間目は3組。通算3時間目に入るのだが、最初に前振りをしたところはけっこう反応がある。ところが、それぞれの学習に入ると、本当にそれぞれの学習に入ってしまう。誰も一言も口をきかず、一心不乱にノートを作っている。

「わからなかったら聞いてもいいですよ」とか「必要ならたち歩いてもいいですよ」と声をかけるのだけれど、誰も動かない。

最後の振り返りの所で今日の評価を確認すると、4は0。ほとんどの生徒が3。

「あと1時間で朗読のテストだけれど大丈夫か、審判になってきちゃいました。次の時間に一気に動くの?」と聞くと、何人かがうんうんとうなずいている。

聖書的に言うと、自分の賜物を活かさないことは、実は自分にとってマイナスなのではなく、その賜物を活かすことで恩恵を受けることができるはずの他の人が困るということになる。

自分のノートだけ作ればいいやではないのだよということを次回は話そう。

6時間目1組。

体育の後。教室へ行ったらクーラーがついていてビックリ。始まる前から「もう動いていいですか?」と聞いてくるものがいる。評価表の説明をしてから、と言って説明をして、5組、3組と同じようにそれぞれの学習を始める。

「11人でもいいですか?」と質問する生徒がいる。

いいですよ、というと、

「結局14人になりました!」という。

「14人で動けるのかな〜」と言うと、

「大丈夫ですよ!」と元気な返事。

このクラスは全部のグループが3人以上になる。7グループできる。

遊び始める6人組がいるので、「遊んでもいいけど、きちんと結果は出してね」と声をかける。

14人は自分たちのメンバーの名前を書くだけでかなりの時間を使っている。

それでも介入しないで教室の隅から全体を眺めている。

すると、面白いことに気がついた。

遊ぼうとしていた6人組が、いつの間にか、頭をつき合わせるような形で詩の読み合いを始めている。

14人組以外の所も、にぎやか、静かの違いはあるが、みんな前のめりになるようにグループの円の中心に向かって頭を集めて練習をしている。

すると、14人の所も動きが出てきた。

最初6人が頭を寄せ集めて、読み方を考え、考えがまとまると、他の仲間に教えにいく。

そのうち、7人が頭を寄せ合って相談し、それを横からちょっと遠慮がちに覗き込む3人、後ろの壁に寄りかかっている4人という形に分かれてきた。

案の定、評価を確認すると、14人組以外の所は4か3。14人組は後ろに寄っかかっていた4人は正直に1を付けていた。

「1とは厳しいね」というと、

「だって今日真面目にできなかったもん」と実に正直な答え。

14人組の他の生徒には、自分たちのグループで1を付けた人がいることの意味を語った。

帰りのホームルーム、そうじ指導のあと、今日は中学ディベート部と高校ディベート部と、高校演劇部の活動があるので、その指導に行ったり来たり。

今日は中学の方に久しぶりにコーチが来てくれたので、そこでの時間が一番多かった。

3組の生徒が授業についての感想を述べてくれる。

その生徒によると、3組では僕が大好きという生徒と大嫌いという生徒と分かれているのだそうだ。ちなみにその生徒は僕が大嫌いだとのこと。

「だって、あんなの授業放棄じゃないですか。」

という。

「どうして?だって勉強するのは君たちでしょう?」

と言うと、

「それが授業放棄だっていうんですよ。やっぱりちょっとでもいいからヒントとか欲しいじゃないですか。」

という。

ふーん。そういうものなのか。

5時半で部活終了、片付けをして急いで帰り、教会へ行く。

牧師とマンツーマンで弟子訓練。

たっぷり二時間聖書を学ぶ。

明日の授業に向けて、いろいろと示される。感謝。

今日も守られて元気一杯に過ごすことができた。

4組はもうしばらくしたら、二時間続きの授業プランにして、他のクラスとの学習効果の比較をしてみようと思う。

hayato-rikahayato-rika2008/04/17 22:59おぉ~、授業放棄ですか。確かにそんな考えもありますね。
でも、そうゆう風に自分の意見を言ってくれるだけいいですよ。無視されるほうが解決策も難しいですし、なにより、意見を言ってくれるだけ授業に関する思いもあるのです。その子をどうにして、学び合いにいれるか他の生徒たちのこれからの行動が楽しみですね。

ikutosuikutosu2008/04/17 23:06そうですね。
明日以降のそのクラスの動きがどうなるか、楽しみでしょうがありません。

F-KatagiriF-Katagiri2008/04/19 07:31ここ数年、年度末に「学んだこと」作文を書いてもらっています。よくあるパターンは、

初めは(私のやり方を)なんだこれは?と思ったが、実は◎◎ということだったということがわかった。

ふふふ、と思って、心の中でガッツポーズをとります。

ikutosuikutosu2008/04/19 17:15こころの中でガッツポーズ。格好いいですね!
その日が来るよう、精進します。

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