『学び合い』の文化を教室に このページをアンテナに追加 RSSフィード

私立の中高一貫校で国語を教えています。

2008-01-18

「潮風の町」3時間目。 15:05 「潮風の町」3時間目。 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 「潮風の町」3時間目。 - 『学び合い』の文化を教室に 「潮風の町」3時間目。 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

大分県を調べるのに、グールグアースが使えると便利だなという話を同僚としていた。

そういうわけで、授業に僕のマックブックを持って行くことにした。

2時間目は2組。授業を初めて3時間目だけれど、僕が授業をするよりずっとスムーズに授業が進んでいることを誉めて、さらにみんなでわかるようになろうと呼びかけた(僕がいつものやり方でやると、たぶん7時間では全然終らない。心底すごいと思う。)。

その後、昨日借りてきた本と、パソコンを紹介して、「使い人はどうぞ」と言った。

さっそく本もパソコンも持っていって調べ始める。

昨日までもう一つ話し合いが進んでいなかったグループは、とうとう今日は個人個人で作業を進めるようにしたらしく、その一角だけ机をつけずに個人個人で作業をし、必要があると、相談をしていた。

「自分たちで考えて能率的なら、それでもいいですよ」と声をかけた。

パソコンは、教室にLANは引いているのだが、まだ使用できる状態ではないという。そのため、グーグルアースインストールし、「松下竜一」のウィキペディアのページを保存してみられるようにしておいた。

ところが。

中1の教室は仮設職員室の向かい側にある。そのため、職員室の無線LANが受信できることがわかった。

「いいよ、使っても」

というと、ヤフーで検索して「大分県小浦」というのを調べている。

見て回っていると、教科書を開いている生徒がいる。よく見ると、「話し合いでアイディアを出し合おう」という単元がある。

話し合いの方法だけでなく、出てきた意見をグルーピングする方法なども載っている。

「教科書にアイディアのまとめ方が載っているんだ!さすが君達の使っている教科書は優秀だねえ」とつぶやくと、バラバラと教科書を取りに行く。

そのうち、ある班の生徒たちが手招きする。近寄ると

「パソコンを使うのに、どのくらい経ったら交代するとか、ルールを決めてほしいんですけど」という。

「なるほどねー。今使っている人達と相談してみたらどう?」

と話し、職員室からディベートタイマーを持ってきて置いておく。

見ていると、どうやら力関係で使っている生徒たちの方が強いらしく、なかなかそちらに行くことができない。

突然「忍法バラバラの術だ!」と大声を上げる生徒がいる。

「何のこと?」と聞くと、「手法に名前をつけよう」で、話が時系列に並んでいないのをそう名付けたのだという。

感心して「なるほどねー。忍法バラバラの術ねー」というと、嬉しそうにニコニコしている。

そうこうするうちに、パソコンを使いたい班が二つ相談をしているので、「一緒に話に行ったら?」とすすめる。

交渉していたようだが、使っている班がうまく探したいものが見つからないらしく、なかなか譲らない。

タイマーが二回ほどなるが、譲る気配がない。

かなり険悪な空気が使いたい班の方に流れている。

そのうち、「忍法バラバラの術」と名付けたと言っていた班が「終った〜!」と歓声を上げる。

「すごいねー、でもまだ終っていない人達がいるから手伝ってあげて」と言うと、「はーい」と言って散っていく。

と、散らした後で、何がどうわかったのか確認していなかったことに気付いて、わかったことを黒板に貼った模造紙に貼るように指示する。

終り近くなってやっとパソコンが次の班に移る。

終了の時点でかなりムッとしている生徒いたので、ここは次回話さないといけないな。

5時間目は5組。

パソコンに関しては、「君達で上手な使い方を工夫してください」と話すと、教卓のところにパソコンを置いて、9分ずつ交代で使っている。

僕は大分県や筆者について調べるのかなと思っていたのだが、生徒たちが調べているのを見ると、リヤカーや七輪などを調べている。リヤカーはできるだけ正確な絵を書くようにいったため、そこに載せてある七輪なども調べたかったんだなと後から納得する。

昨日までの様子だと、5組の方が早いかなと思っていたのだが、5組では終ったという班はまだ現れなかった。

そのかわり、紙芝居の班は、読解と並行して絵を少しずつ書いていくことにした班がでてきた。

これはつぶやきそこねた。

ちなみに、2組も5組も、パソコンの使い方自体は何も教えなかった。学校では中2の家庭科でパソコンを使い方を教えるのだが、インターネットで検索する程度なら、どの班にも出来る子がいるわけで、もうちょっと台数を揃えてあげられればよかったかな、と反省。

条件整備をもっときちんとやらないと。

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