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横浜市郊外の小学校で5年生を担任。2009年に革新的学習 『学び合い』に出会う。ただいま『学び合い』実践中。連絡先は、ghjaljpとgmail.comを@でつなげて。次回『学び合い』神奈川定例会は、7月1日にかながわ労働プラザ(予定)で。みなさんぜひお越しを。

2012-05-06

北アルプス遭難について思う~理科重要~ 10:21 北アルプス遭難について思う~理科は重要~ - ★☆横浜発!ghjalジーン☆★ を含むブックマーク はてなブックマーク - 北アルプス遭難について思う~理科は重要~ - ★☆横浜発!ghjalジーン☆★ 北アルプス遭難について思う~理科は重要~ - ★☆横浜発!ghjalジーン☆★ のブックマークコメント

GW中に北アルプスで8人が遭難して死亡した。同じ日に北アルプスに登っていた自分としては、気が気ではない感じがする。と同時に、普段教えている理科での科学的知識・技能はとても重要だと感じた。

白馬岳(2932メートル)6人のパーティー全員遭難死。

この人たちは、どうもかなり軽装だったらしい。ニュースで、

発見時には綿のズボンTシャツジャンパーなどの軽装で十分な防寒具は持っていなかった。死因は全員が低体温症。(スポニチ

でも、本当かな。綿のズボンと下着なんかを山に身に着けていくかな?ピッケル(つるはしみたいな道具)とアイゼン(靴につけるスパイク)は持っていたのに。綿は、吸湿性はあるが、速乾性がなく、濡れたら保温力も無い最悪の素材だ。もし本当だとしたら、それは雪山に(夏山でも)死ににいくようなものだ。

じゃあ、私の装備は万全だったかというと、一応マイナス10度の吹雪を想定した装備ではあった。ただし、もし私が遭難したら、きっとニュースで軽装だと言われるだろう。私の装備は4kg、20リットル程度しかない。こんなに軽い荷物で北アルプスを登る人もいないに違いない。

涸沢岳では4日夜、福岡県の男女6人のパーティーが遭難。うち同県大牟田市無職吉野和記さん(71)が低体温症で死亡した。(信毎web

この吉野さんは、仲間の救援を穂高岳山荘に呼ぶ途中で死んだ。私は、この日の朝に奥穂高岳に登るのを諦めて下山している。吉野さんの場合、装備も万全で、経験豊富だったようだ。それでも命を落とした。

私が下山を決定した理由は3つあって、それは昨日も書いた。天気と体調と時間である

今日になって、第1の天気についての判断が一番大きかったことに気がつく。その判断の決め手になったのは、穂高岳山荘テレビで天気図を見ていたからだと思う。

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双子の低気圧が本州を通過していく。東シナ海の高気圧の足はにぶい。これは北風が吹くぞ。やや気圧の谷が出来つつあり不気味だ。大荒れという予想はしなかったが、やや荒れるという予想をした。

これは5年生の理科の天気の単元で学習している内容に通じている。

その上で、穂高岳山荘を出て空を見上げた時に、ああ、これは無理だと思った。くやしいが下山した。時刻は朝5時45分。この時はまだみぞれだった。視界10mぐらい。昨日登ってきた踏み跡を探しながら下っていった。ところどころ踏み跡が消えているところもあった。コンパスで方角を確認する。

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そうやって下に降りると、なぜか晴れていた。山の天気は難しい。でも、山の下でこの天気を見てしまったら、ああ今日はなんていい天気なんだ。ラッキー!と思ってしまうだろう。

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学校で。きっとこの話をするだろうな。だから理科勉強するのは、大切なんだって

suikanomeisantisuikanomeisanti2012/05/07 00:15私も山に魅せられた経験があります。大学時代はワンゲル部で春夏秋冬、山に行っていました。ghjalさんの行動力すごいですね!身が引き締まります。北アにはいろんな思い出があります。5月、北鎌から槍・穂高を縦走したのは20年も前…、そして、17年前の1月には、前穂で大切な親友が遭難して亡くなりました。26才、中学校で教師をしていた友人です。ghjalさんの記事を読んで「(諦める)勇気」ということと「学ぶ」ことの大切さを再認識しています。また穂高に上れる日が来るといいです。

ghjalghjal2012/05/07 22:05suikanomeisantiさん
機会があったら、ぜひ登りましょう。
で、今日も奥穂高で、2人が滑落死しました。ご友人ともどもご冥福をおいのりします。
私が泊まった穂高岳山荘は、連日遭難死と向き合っているんだなあ。山小屋の凄まじさを感じました。

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