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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2016-02-28

インフルでもただでは起きない 08:35

少し前だが、インフルエンザで、ただでさえ少ない人数のクラスが半分になった。

出席している子達は、

「休んでいる人が来たときに、サポートできるようにしっかり勉強しておこう!」

とがんばっていた。

いつもはわりとリードする子達も休んでいたのだが、いるメンバーで円滑に『学び合い』をしていた。

状況に応じて、自分達で判断し、何とでもするのが『学び合い』のいいところ。


さて、一方インフルエンザで欠席していた子達。

熱が引いて本人としては早いうちからすっかり元気になっていた。

でも医師に休む期間を決められていて出てこられない。

一応、宿題も届け、進度も伝え、「無理はせられんけど、できる範囲で自分でやっておくように」とは言っておいた。


すると、出て来たときにはみんな課題はちゃんと終えていて、

「退屈なので予習もした。」

と、むしろ出席していた子よりも進めていた子までいた。


まあ、私としても、いくらか時間割の配慮はしたとは言え、結局、一週間まるごと休んでいた子でも、ほとんどフォローの必要がない状態だった。

あったとしても、ちょっとした場面で自然にすっとフォローしていた。


学習は、無人島で生活するのでもない限り、自分のためだけでなく、他者にとっても有益なものでなければ生きたものにはならない。

そればかりか有害にすらなることもある。

誰かのためになるという意識があれば、モチベーションも上がる。


出席していた人は休んでいる人をフォローできるように。

また、休んでいた人は後でフォローしてもらいやすいように。

各自がそれぞれの場所で責任を持って学べていた。


実際のところ、そのことを明確に意識して動いていたかどうかの度合については、個人差はある。

しかし、はっきりと意識できていた子もいる。

今回の行動の持つ意味をきちんと語り、全員の意識にはっきりとのぼらせておく。

それは、次回、似たような状況になったとき、より多くの子によりはっきりと意識できるようになってほしいから。


たとえ離れていても、お互いを思いやりつつ、自分のできることをそれぞれの場所でしておこうとする仲間関係って、いい。


そして、こんなふうに、どんな状況もプラスに生かそうとするしぶとさも育てていってもらいたい。

bunbun-hbunbun-h2016/02/28 10:03「どんな状況もプラスに生かそうとするしぶとさも育てていってもらいたい。」・・・子どもに対する大人の(切実な)願いですね。ただ、大人自身(自分自身)もそうありたいと思います。
それと、実に「武術的」ですねえ。(←これはちょっと蛇足でしたw)

daitouirukadaitouiruka2016/02/28 10:32私はもともと逆境にめげやすいタイプなので、自身への叱咤もこめていつも子ども達に言っています。
武術。
そうですね。勝たなくてもいい、少なくとも負けない、身を守れる能力が必要ですね。
そのために身の回りの使えるものを使いきる。
それから、アドラーの「大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである」という言葉、好きです。