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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2014-12-17

1人でも学べる力をつける道筋 06:24

最近、授業開始後、シンとした、いわゆる1人学びの時間が増えてきた。


現在は、コの字型のくっついた席を子ども達が選んでいることがほとんどだが、初めからすぐに話が始まるということはあまりなくなっている(予習をしてきている子の中には最初から話し始める子もいるが)。

それが、全校『学び合い』でも開始から数分は静かに1人学びに取り組む姿がほとんどになってきた。

各学級でガッツリ『学び合い』をしているわけではないけれど、全校『学び合い』に慣れてきたのだろう。

初期の頃見られた、やる気が出ない友達に「ちゃんとしようよ!」というような声掛けが次第に必要なくなってきているということと、各自学び方が分かってきたからではないかと思っている。

そして、数分後に次第に対話が増えていくという感じだ。


「1人で学べる力をつけなければならないから」という思いからまず一律に1人学びの時間を設定することが一般的だ。

しかし、1人で学べる力や自信がまだない子にとっては苦痛な時間でしかないだろう。

そのために、そういった子の1人学びの力を教師が個別指導でつけていくという対策が取られることが多いのではないか。

しかし、実際それをサポートが必要な全ての子に対して行うのは大変である。

そして、そうした場合、教師の個別指導では教師への感謝はあっても(感謝されればまだいいのだが、うっとうしがられたりもする:苦笑)子ども達の中での自尊感情や他者貢献にはつながりにくい。

1人学びの力をつけるために毎時間その時間を形式として設定するのではなく、1人で「も」学べる力の向上を理想として子ども達と共有つつ(しかし、学び合う力の向上「も」どこまでいっても必要)、いつ「1人学び」「とも学び」をするのかは自主性に任せるというのが今のところしっくりきている。

時間の無駄も少ない。

将来にわたって汎用性の高い自主的に学んでいく力にもつながっていくと思う。

そして、今担任している子ども達自身も試行錯誤した上でそちらを選択している。


今日人の力を借りてできるようになったことは、次からは借りずにできることをめざそう。

そうやって力をつけた者同士が更に学び合うことによってより高いものをめざすことができるから。

そして、より多くの人とそれができるようになることで、どれだけのことができるようになっていくか、はかり知れない。

…まあ、とは言え、人間、どうしても苦手なことはあるから、そういう分野のことは、上手に他の人にお願いできる力も磨こうね。


平たく言えばこんな感じで子ども達には語っている。