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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2013-11-09

自分達で 07:47

月に一度全校で誕生日集会というものがあり、その月生まれの人をお祝いしている。

今まで、児童会役員の一人がピアノを弾いてみんなで「ハッピーバースディ」の歌を歌っていたのだが、A子から、

「6年生みんなで合奏しょうよ。」

という提案があり、すぐに全員がのった。

他の行事やら作品展の締切がいくつかせまっていて大変な時期なのだが、ちょっとした時間を見つけて自分達で練習してちゃんと実行した。


神輿を各学級で作って地域を回る行事が近くある。

テーマを決めて自分達で飾り付けるようになっている。

私が、たとえばこんなのでもいいよ、と一つ例示したのだが即時却下。

「いや、それよりこんなのがいい。」「それともこんなのは?」

という意見が出てくる。

そんな子ども達の姿をにこにこしながら見ている。

考えてみれば、自分の意見が却下されてうれしいなんて、教室子育ての場面以外ではあまりないかなぁ(もちろん意味もなく却下されるのは悲しいけど)。


そういえば、娘が小さいころ、学校で悩んでいることがあって、夫婦でそれぞれに「こうしたら?」「私ならこうするね。」とかあれこれ言った後、結局娘はその状況に応じて全く別の方法で対処した時も、とても頼もしく思えてうれしかったのを思い出した。

nishinaonishinao2013/11/09 23:51そういえば、学び合いに出会うまでは自分の意見や考えがこの世で一番正しいと思っていました。だから、人にアドバイスした時にその人が自分のアドバイス通りに行動しないと、「何でおれのアドバイス通りに行動しないんだよ。だから失敗するんだよ。」と思っていました。
子どもたちも娘さんもそうですが、大人が子どもたちにアドバイスしてそれが有効な可能性なんて皆無に等しいですよね。子どもたちの有能さはどう考えても自分(大人)以上ですものね。
長々とコメントしてすいません。

daitouirukadaitouiruka2013/11/10 06:56nishinaoさん、ありがとうございます。
「押し付けてもだめだ」ということを気づかせてくれた『学び合い』そのものですら、やっぱり押し付けると不要な反発をくらいますよね。
正しいと思うものこそ、押し付けずしっかりと納得してもらいつつ広がるようにしていかなければならないと思います。
ごり押しや、権力に頼って広めようとすると、短期的にはある程度「させる」ことはできるかも知れませんが、必ず破綻していくと思います(国家の場合は数十年単位になりますが)。

特に、とにかく使ってみればだれでも便利さがわかる道具のようなものと違って、「考え方」が納得されていないと失敗する『学び合い』のようなものは。

アドバイスについては、子どもにしろ大人にしろ「解決した」「満足した」と判断するのは結局「本人(達)」なんですよね。
実際のカウンセリングを見せていただいた時も、(お、その助言でばっちりやろ。以前、本でみたケースとまったく一緒やんか。)
と思って見ていると、相談者はどうもしっくりいかない様子。
すると、カウンセラーの方はあっさり引き下がり別の方向に行き、今度は相談者がとても納得がいって終了、ということがありました。
私としては(え?なんで?自分だったら納得できない!)と思えるものでしたけれど、「本人」がそれですっきりして前向きに幸せに暮らせるなら、それが「解決」なのですから。
『学び合い』に出会ったとき、「人それぞれ躓き方が違っていて、最も良いただ一つの説明の仕方なんてないんだ。」という考え方が何の抵抗もなくあっさりと自分の中に入ってきたのもそういったカウンセリングや子育ての経験があったからなんでしょうね。
…ということは、自分が『学び合い』について他の方に説明するときに、その「最も良いただ一つの説明の仕方なんてない」という部分が自動化されてしまっているんだろうな、ということにここまで書いて気づきました。
ありがとうございます。

長々とお返事してしまいました(笑)。
こういったやりとりは楽しいもので。

nishinaonishinao2013/11/11 00:05ご丁寧にお返事をしていただいてありがとうございます。

>自分が『学び合い』について他の方に説明するときに、その「最も良いただ一つの説明の仕方なんてない」という部分が自動化されてしまっているんだろうな、ということにここまで書いて気づきました。

この文章を読んで自分も初めてそこに気付きました。何だか大切なことなのに自動化してしまうのは怖いですね。
そういうところも、しっかりと意識しながら生活していきたいなと思います。