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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2013-10-29

任せて待つと 03:59

授業時間終了間際になっても、その時間の課題が終了しそうにない子が数名。

とりあえず「比例している」という正解は出せているが、「なぜ比例しているか」ということを説明できるところまで行きついていない。

私は助言したくなるのをぐっとこらえる。

結局は授業時間が終わってもできなかった。

しかし、子ども達はやめない。

算数が得意で理解が早い方であるA男は、理解に時間がかかる友達への説明を比較的早目にあきらめてしまう方であったが、今日はまだ理解できていないB子に、

「表にしてみて。」

と助言する。

自分が初めにした説明の仕方を、B子の反応に合わせて変えるという心配りを見せた。

B子にはそれがはまったみたいだ。

「ああ、分かった。」

とB子。

「表にしてみる」という助言の仕方は、私がB子への助言として頭に浮かんでいた「比例の式を活用する」ものとは違っていたのだが、どうやら表にしたほうがB子が下の学年の段階で躓いていた部分も補えるものになったようだ。


その間に別のところで、C子がD子の助言を受けて課題達成していた。

が、それでもやめずに教科書の巻末にある補充問題を活用して、「本当に分かったか」のさらなる確認をしていたようだ。

補充問題も全部解けたD子(算数にかなり苦手意識を持っている)が、

「あたし、なんか頭よくなったみたいー。」

と喜んでいる。

B子にもう一度目をやると、説明の仕方を忘れないようにメモしていた。

さらにそれが終わると、D子が挑戦していたのに気づいたのだろう、巻末の問題にチャレンジしだした。

別のところではE男が応用問題を解いていた。


その時間の振り返りとして、各自がみんなの頑張りを評価していた。

私としては、素晴らしかった点も評価したが、さらに上を目指してほしいので、

「やっぱり休み時間もちゃんと確保できるように、次はどうすればいいか考えてみて。例えば、かなり早く課題達成していた人とまだ達成できていない人の差があったけど、どの時点で躓いている人に声をかけていたらよかったかとか。それから、課題達成に時間がかかった人はどうすればよかったか。分からないときに教えてと言えるのは随分できるようになったけど、今度はさらに自分自身でこの時間までにできることはなかったか考えてみて。課題はわかっちょるわけやから、予習して、分かるところと分からないところをはっきりさせておくといいというのは、自分にもみんなにもいいことだって言っていますよね。」

と、子ども達から出ていなかったことも、一つの案として告げた。



それから、テスト結果を受けての作戦会議(前回報告したテスト後の話し合い)も生かされているようだ。

「言葉の意味をちゃんと分かっていない人がいたので、分からない言葉をきちんとわかるようにしておく」という意見が出ていたが、教材の読み合わせのとき、

「この言葉の意味、わかっちょる?言うてみて。」

などと他の子に確認する言葉も出てくるようになった。


やはり、信頼して任せて待つこと(丸投げではなく評価もしつつ)は成長を促す。

yukitokazuyukitokazu2013/10/30 08:11「任せて待つ」、これが難しいんですよね。子どもを信じていないとできないことですから。しかし、それができると、子どもたちは素晴らしい姿を見せてくれますよね。

daitouirukadaitouiruka2013/10/31 02:44yukitokazuさんのクラスの様子もブログで拝見するところとても素晴らしい姿を見せてくれていますね。
年齢関係なく素直に尊敬してしまいます。