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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2013-10-12

「揚げ足取り」という才能 12:27

どの教科にも(実際の社会にも)当てはまる力として、「論理的な思考力」がとても大切なんだよ。言葉にもこだわるようにしてくださいね。

そんなことをいつも言っているし、意識して指導もしている。

以前よりだいぶ論の進め方を意識したり、言葉の定義にこだわったりするようになった。

それは喜ばしいのだが…、

昨日のこと。

朝方からの雨がやみ、晴れ間が見えてきたときにA子が、

「んー。お天気になったねー。」

と言うと、B男が、

「天気というのは晴れだけでなく、曇りも雨も雪も表すわけで、この場合…」

と言いだした。

A子は、

「あー、はい、はい。『いいお天気』ねっ!」

そこで、せっかくB男が黙ったのに、悪乗りする担任(私)が、

「あれ、いつものB男君らしくないねぇー。そこで『いい』というのは、だれにとって『いい』のかが問題になるわけで…と続けるのに。」

とけしかけてしまったから、B男が、

「そうそう、例えば…」

と乗ってきた。

A子は

「もう、ええけん!」


言葉にこだわり論理的に思考することも大事だが、TPOをわきまえないと嫌われる(笑)。

※上記の会話は、険悪なムードではなくあくまでも笑顔です。念のため。


とは言え、この「ひねくれた見方」や「揚げ足を取る力」は、「物事を違った角度から見る才能」ととらえれば、なくしてしまわなければならないものではなく、善用すれば硬直した現状を打ち破る発想を生み出すことにもつながる。

「これって常識とされているけど、だれか実証したの?」

「それは万人にとって正しいの?」

「言葉は美しいけど、それって本当?」


そう考えてみることによって、私自身行き詰まりから解放されたことは1度や2度ではない。

あれこれ考えてみた上でやはり一般的に言われていることと同じ結論になることはある。

しかし、それは何も考えずにその結論を採用していたときよりもずっと深い納得になっている。


子ども達は、大人にとって「疑いようもない」とされているようなこともさらっと聞いてくる。

そんな時、普段から考えておくと、うろたえたりごまかしたりせずにきちんと返せる。

また、考えていなかった場合は正直に、

「そういえば、考えたことなかった。よく考えてみるね。」

と言って時間をもらったり、その場で子ども達と話し合ったりする。


揚げ足取りやひねくれた見方をするのも、一つの特性

その特性を、TPOをわきまえず表に出してしまって、誰かを傷つけたり、自分をダメにする言い訳に使えば短所になるが、誰かを助けたり、自分の成長のために使おうとするならば、強力な長所になる。


もともとツッコミ好きのB男にはそんなことも伝えていきたい。

私も、そんなタイプだったので…(いや、過去形ではなく上記の会話にも出てますね:苦笑)。

bunbun-hbunbun-h2013/10/12 19:52読んでいて「雑音」という言葉について思いました。
あ、久しぶりに「私語」と言う言葉も思い出した。
昔、教室でよく聞いたような気がする不思議な日本語!
ではでは。

concert3concert32013/10/12 21:57本日ご家族にお会いしました。お世話になりました。

daitouirukadaitouiruka2013/10/13 13:05bunbunさん。ありがとうございます。
「雑音」や「私語」の中にもとっても豊かなものが入っていたりするんですよね。
concert3さん。こちらこそお世話になりました。
自分が参加したくてもできない会が多いので、私にとっての大切なゲートキーパーの役割もはたしてくれています。
ありがたいことです。
concert3さんと、またお会いできることを願っております。