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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2011-10-28

県内の実践者からのうれしいメール 08:32

先日、高知県中部の学校で『学び合い』を実践されているA先生からメールが届いた。

夏に、兵庫のtomkickさんをお招きして開いた高知市での会に参加してくださっていた方からだ。

その時、

「初めて複式学級を受け持った上に、様々な困難を状況をかかえる子ども達でどうしようもない行き詰まりを感じていた時に『学び合い』に出会って救われた」

ということをおっしゃっていた。

メールをいただき、その後も続けているということが改めてわかってとてもうれしかった。

A先生は、研究授業で『学び合い』をしたそうだ(県の指導主事も参加)。

以下はそのメール(ご本人の承諾済)。


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お久ぶりです。

夏の研修のお礼もちゃんとできないまま、気がつけば10月も下旬になりました。

お体の具合はいかがでしょうか。まだ、完全ではないのでしょうか。

さて、四万十市での『学び合い』の学習会、行きたかったのですが、どうしてもその日は夕刻から用事があり、参加する事ができませんでした。

「お持ち帰り可能な電子データ」に、非常に興味があったのですが残念です。

先週、初めての5・6年複式で「国語」の授業研究を行いました。事前研究(指導案検討)で、従来の「ひとり学び・とも学び」は一学期から行っていないこと、はじめから「協力して自分達でみんなができるように」を核にしていること、どちらの学年も間接指導状態になること等を話しましたが、誰もとやかく指摘することはありませんでした。

そして、本番。黒板の前で、3人全員で考え、話す6年生。分からない子のそばへ行って、言葉を変えながら説明したり、「ねえねえ、できた?」と確認したりする5年生。

授業自体は、お粗末なものでしたが、授業後の協議でも、子ども達がなんとか伝え合おう、みんなでできるようになろう、という思いが十分伝わってきたという評価をしてもらいました。

指導主事も、「ひとり学び・とも学び」のない複式授業の形態について、とやかく言うこともなく、おおむね好評(自分で勝手に思っているだけ?)でした。

ここしばらく、授業は机を6年生は3人くっつけて、5年生は4人ずつの班机にしています。先日、ひとりの5年生(男子)に「こうやって、くっつけて勉強するのどう?」ときくと、「みんなで一緒に話したりして考えられるから、この方がいい。」と言われました。

昨年度までの様子から察すると、とてもそんなことを言うような子ではなかったようです。

6年生の3人も、給食中や教室移動中に楽しく話しています。やはり、今までそんな姿は見られなかったそうです。

これまで、すごく大変でした。でも、いい学級になったなあと。なんといっても子ども達が、そのことを自覚しているのが、うれしい限りです。

まだまだ課題は山積みですが、がんばってみようかなと考えています。

長くなってしまい申し訳ありません。また、お会いできる日を楽しみにしています。

********


後日いただいたもう一通のメールで、その後すぐにまた別々の機関から授業の様子を見に来られた(『学び合い』を見るのが目的ではないが)4名の方がいたが、「おおむね好評」だったとのこと。


この先生の学級でも、仲間意識が育ち、なかなか学習に向かわなかった子ども達も含め主体的に学習に向かえるようになり、授業外の場面にもその良好な関係が続きだす。そして、子ども達自身がその成長を実感しているということが起こっている。

ここにもまた一つ『学び合い』の考え方を取り入れたことで困難な状況から抜け出す道を見出した教師と子ども達が増えたと思うとうれしい。

「まだまだ課題は山積みですが」とも書かれている。

そうだと思う。

学び合い』を取り入れると何もかも「楽」になって悩みもなくなるなんてことは言わない。

「早く広めたい」と焦るあまりそう言ってしまうとかえって危険だろう。

それまで「どうしようもない」と思っていたことのかなりのことが解消されていくので、そのときはうれしくて「なにもかも今すぐ」と思ってしまうぐらいだが、個人差はあれ、それがきちんと運用できるように考え方がしっかりと身につくまでにはやはりそれなりの試行錯誤が必要だ。

また、今まで「見えて」なかった子ども達の課題も新たに見えてくるようになってプレッシャーを感じるようになったりする。

ただそれは、多く起こる「良い変化」に麻痺してしまって、「課題」だけが見えてしまっていることもあるのではないだろうか。

いずれの「方法」や「考え方」を選択するにしても、「壁」は現れてくる。

ただ、その「壁」の向こうの行く着く先が「理想」とする場所なのかどうかで考えると…、今までの私の「方法」や「考え方」だけでは、せいぜい「学校内で」なんとか過ごしていける程度の力しかつけられないと思うようになっている。


いずれにしろ「課題」はあり「困難」は乗り越えていかなければならない。

それなら、今の自分が精一杯考えて、行く先が「理想」に近づけると思える方を選択したい。



A先生、共に「課題」を乗り越えていきましょう。

明るく、楽しく。

よろしくお願いします。

maya-1maya-12011/10/28 10:33このような報告、お手紙を頂ければ、勇気がわいてきますよね。

daitouirukadaitouiruka2011/10/28 15:10maya ‐ 1さん、ありがとうございます。
そうですよね。
一人また一人と共に学び合える方が増えてほしいです。
そして、自分のクラス(だけでなくいろんな場面)でのいい話を自慢しあいたいです。

bunbun-hbunbun-h2011/10/29 20:19あの日、屋台まで一緒だった先生ですね。
見知った人の知らせは、これまた格別にうれしいものですね。
こういう知らせを聞くと「ココロがあったかくなるね~」(←昨夜、当町で行われたライブでの高橋ゲタ夫さん(ベーシスト)の曲間のセリフです)

daitouirukadaitouiruka2011/10/30 06:08そうです。あの方です。また一緒に飲んで語り合いたいですね。