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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2009-06-27

方法を押しつけると、善意の押しつけに 03:43

25日のjun24kawa先生にいただいたコメントに関して。

私が子ども達に与えていた知識の多くは「与えるべき知識」とされていないことも多いようだ。

洗い直せばかなりのことが、「べき」とされていないのに押しつけているのだろう。そして「べき」こととごっちゃになり、結局どれも中途半端ということに陥ってしまっているのだろう。


ある方法を子どもが「選択しない」という権利については留保するようになった。

例えば算数で、ある解法がよいと思って紹介すると、一斉に授業をやるときなら、その解法がなくてもできる、あるいはその解法がぴったりきていない子にも、「ごめんね。これでやると分かり易い人が『多い』から、ちょっとつきあってね。」といってやってもらっていた。

でも、それはあくまでも『多い』であって、『全員』ではないのがずっと悩みだった。

そこで、「みんな」を救おうとして「こんなやり方もあるし、こんなやり方もあるし、または…」なんて紹介して、あれこれ解き方を説明したりもした。

でも、それだと、毎回全種類の解法をやってみることになり、時間は足りないし、その解法が合っていない子は別の解法をしているときに退屈になるし、退屈だけでなくて、分からない子にとってはかえって混乱のもとになるしで、行き詰まっていた。

やっぱり絞ろうと「どれがいい?」と聞いてみたこともあったけれど、所詮「多数決」で、それに合っていない子は犠牲になり、「振り出しにもどる」だ。


学び合い』なら、その問題が解決する!

今は、子どもから出てくるのを待っている。

出てこないときは、「こんなのもあるよ。使いたい人は使ってね。」というようにすることもある。

jun24kawa先生のおっしゃるとおり、「教師の思いこみ」で採用されないこともしばしばだ。でも「あーなるほどね。」と使い始める子もいる(この場合はよけいなお節介にはならない?)。


教師が方法を「押しつける」と、善意の押しつけになる。

教師に気をつかってくれる子ども達は、その善意をくみ取ってくれるばかりに、それを拒否出来ずに苦しんでいる。

ybhdv7ybhdv72009/06/28 08:51そうですよね!!
ついつい方法を言ってしまいます…
常にジレンマとの戦いです。。。

daitouirukadaitouiruka2009/06/29 08:28そうです。つい言ってしまった後(言っている最中も)、「あっ。伝わっている子達もいるけど、伝わっていない子もいるな。」ということが、『学び合い』を知ってからもっと見えてくるようになりました。

jun24kawajun24kawa2009/06/29 08:34でも「あーなるほどね。」と使い始める子もいる(この場合はよけいなお節介にはならない?)。
については、余計なお節介にとは言えません。
た、だ、し
そんなのが無くても、気づくような集団を作れる教師の方が上だと言うことは忘れずにね。
それを分かってないと、いつの間にか、教材研究にいそしむ教師になってしまいますから。

daitouirukadaitouiruka2009/06/29 09:02ありがとうございます。
「そんなのが無くても、気づくような集団」。
作りたいです!

bunbun-hbunbun-h2009/06/29 18:03今度開催される『学び合い』の会について、どのような進み具合で今日に至っているのか、関心を持っています。(きっかけは?お仲間は?などなど)
これから先、気が向かれた時に、気が向かれる方法で、何か教えていただけたら喜びます。

daitouirukadaitouiruka2009/06/29 20:34>今度開催される『学び合い』の会について
お応えします。
>きっかけは?
昨年度、N先生が高知県の附属小学校にいらっしゃったときに(これは、理科の専門家としてであって、特に『学び合い』のためにということではありませんでしたが)、よい機会として私と数名の仲間と会ってくださるということになったのです。附属小学校に行かれる前夜と当日の朝、いろいろとお話をさせていただきました。その時に来年度(つまり今年度)高知で『学び合い』の会を開きませんかというお話をN先生からされました。そういうことは私の最も苦手とするところで、この歳になるまで一度もしたことがなかったのですが、『学び合い』を知って「自分ができないことは、他の方々の力をお借りすればいいんだ」という気持ちにもなり、とてもドキドキしながらも何とかやってみようということになりました。
実際にやってみると本当に苦手であることを再認識するとともに、他の方々の有能さも再認識することができました。そんなわけで、たくさんの方々のお手をわずらわせながらなんとかかんとか準備をしています。

>お仲間は?
まだ決して多くはありません。私に『学び合い』を紹介してくださった恩人でもある旧知の方(この方はブログはやっておりませんが)と、他数名です。なので、この機会に少しでも多くの方に知っていただこうという思いが今回の会にはあります。

四国では初めての『学び合い』の会なので、高知県以外の方々にも是非来ていただきたいです。四国以外の方々も。『学び合い』に初めて出会う方々にもたくさん参加していただきたいですが、『学び合い』を実践なさっている方々にもたくさん参加していただければ心強いです。是非とも参加していただいて盛り上げてやって下さい。大阪で体験させていただいたようにフリートークも『学び合い』でしたいと思います。『学び合い』を実践されている方も多ければより深まると思います。
ですから、bunbunさんが「参加してみようかな?」と思われていたと知ってとてもうれしかったとともに、ちょうど大事な事と重なっていたという事を知ってとても残念でした(しかし、そのうちお会いできますよね)。教師とは違う立場で『学び合い』を実践されているということは、参加された方々に『学び合い』の奥の深さ、実際の社会での有効性をより感じ取ってもらえると思うのです。
ちなみに「教師の一分」のmunehiroさんも参加してくださるということなので、とてもとても楽しみにしています。私が『学び合い』に出会い、ブログをのぞき始めたときからずっと、たくさん参考にさせていただいている方なので。そして、今年度もさらにいい感じで実践なさっているようなので。

みなさん、今後ともよろしくお願いいたします。

bunbun-hbunbun-h2009/06/29 21:11高知での『学び合い』の会の素晴らしい宣伝の文章になりましたね。
おそらくこれで参加者が20名はプラスされることでしょう(ばんざーい)。
「昨年度、N先生が高知県の附属小学校にいらっしゃったときに・・・」まで読んだところで、感じるところがあり、先にイルカさんの最初のブログ(2008.12.2)を読みました。
「○君」の話しを読んで、なるほどこれは『学び合い』の会の実現に至るはずだと思いました(いつもの私の感覚的な物言いで申し訳ないのですが)。
そしてなによりも、これほどのコメント返しをいただいて、とてもとても感謝です。
他者に関わる勇気をいただきました。
ありがとうございました。

daitouirukadaitouiruka2009/07/01 04:33bunbun-hさん。ありがとうございます。bunbun-hさんにコメントをいただいて私も自分の最初のブログを読んでみました。初心を忘れてはいけませんね。あの感動をより多くの方に味わっていただきたい。
参加者、増えてほしいです。
さらにうれしい情報。
なんと、お願いしたところ、先に書いたmunehiroさんが、実践発表者のお一人になってくださるということです!!!
ますます楽しみな会になるでしょ?

bunbun-hbunbun-h2009/07/01 07:10会の様子、そして会のその後などのレポート、期待しています。

bunbun-hbunbun-h2009/07/01 23:34途中、他の本の割り込み(内田さんと甲野さんのです)があったりしてずいぶん日数がかかりましたが、「透明な力」読み終えました。
大仰な言い方をすれば深淵をちらっと覗き込んだような読後の気分です。
「透明な力」を使うときの感覚とかはどのようなものなのでしょうね。
これから生きていくのが楽しみになる本でした。

daitouirukadaitouiruka2009/07/02 05:39bunbun-hさん。会については報告させていただきます。
「透明な力」、奥の深い武術の世界です。実際に佐川先生に手をとっていただいたわけではないので、どのような感覚かは私もわかりませんが、現象として同じようなことができる方達とは何度もお会いしています。