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イルカたちの夢

 高知県の小学校教員です。 山間の学校の6年生を担任しています。 よろしくお願いいたします。
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2009-06-15

子どもを、人を信頼すること 05:57

私がブログを書いているのは、「子どもは、人は、信頼できるものだ」という信念を自分の中に作っていくための作業という意味もあるんだなとkogapon7さんにコメントをいただいて改めて思った。

世の中には信頼を裏切られたと見ることができる事例も、信頼にこたえてくれたと見ることができる事例もたくさんある。私は、人の「本質」は信頼できるものなのかどうなのか決めることはできないかもしれないけれど(その議論には価値を見いだせない)、「信頼できる」という信念を持っていた方が、豊かに、楽しく生きていけるだろうな、とは思うようになってきた。

※注:これは、無批判にものごとを見るとか、詐欺にあうことを用心しないということとは別。

人はどうしても自分の思い込みによって世の中を見てしまう。色眼鏡ははずしきれない。だったら、ものごとがよい方に見えてしまう色眼鏡をかけようと思う。これは問題に目をつぶるということではない。問題と思えることすらも生かしていけるようにする知恵ということができるだろうか。

これは、私がそれができているから言っているのではない。そうありたいといつも自分を戒めているのだ。現に昨日もそうではない色眼鏡をかけてしまって失敗し、どんよりと落ち込んでしまったのだ。やっぱりよい方に見える色眼鏡をかけたほうがうまくいく。そう思い直し、よい方に見える色眼鏡にかけなおしたとたんに、その時に私を気遣って動いてくれていた子ども達の優しい行動がはっきりと記憶によみがえってきて元気をもらうことができた。


人はそれぞれ「世の中こういうものだ」「人はこういうものだ」という信念を持っている。目の前で起こっている様々な出来事は同じでも、「子どもは(人は)信頼できるものだ」という信念を持っている人は、その信念を裏付ける内容のものをその中からピックアップしていき、ますますその信念を強めていく。そして、その信念に反することがあったときは、見逃すか、「例外」として処理してしまう。

そしてその逆の信念を持っている人は、逆のことをしていく。


私は小さい頃からものごとを悪い方に悪い方に考える傾向にあった。ものごとに期待していて、思うようにならなくて落ち込むよりも、始めから期待しないでおこうという考えも持っていた。

それを長い間やってきたから言えると思う。やっぱり、「人は信頼できる」という信念を持っていた方が豊かに楽しく生きていける。


「人々は信頼できる仲間だ」「自分には能力がある」。こんな信念を自分自身持ちたいし、子ども達にも持ってもらえるよう日々の活動をしていきたい。

ima-kiyima-kiy2009/06/16 15:51昨日、人を信じるのが辛くなる出来事があったばかりでした。このタイミングでこの記事が読めたことに、本当に感謝しています。
「みんな」の中に入っていれば、誰かが助けてくれる(助けた方にその気がなくても)。まさに『学び合い』に救われました。
逆境も、見方を変えれば変化の機運。そう考えて頑張ります。

kogapon7kogapon72009/06/16 22:05子どもをもっと信じよう、と決めた瞬間に、子どもたちのよいところがどっと見えてくるのは、いるかさんの書いたような心の働きがあるからなのですね。

daitouirukadaitouiruka2009/06/20 11:07ima-kiyさん。こちらこそ少しでもお役に立てて光栄です。何か新しい事を始めれば、それが広がり始めるときに必ず何かそれに対するストップがかかるもの。自分がつぶれないように、周りとの折り合いをつけながらいきましょうよ。私も周りの事がうんと気になるタイプなんで、ついめげそうになります。でも、理解者もいてくれます。身の周りにいてくれるとそれはとてもありがたいのですが、もしいなくても、少なくともここに集っている人達は同志です。そして、ストップをかける人達も世の中にとって大切な存在ですよね。
kogaponさん。私自身知識としては知っていても、いつもそのように切り替えられているかというととてもあやしものです。身に付くように日々お稽古ですね(笑)。おたがいがんばりましょう!