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2009-05-28
■ 「全員答えが一致するまで」という課題
国語の言語事項で「この場合、どちらの言葉があてはまるか」
とか、
算数で「折り紙を折って次のように切り、もう一度開くとどのような形になるか」
など、答えが一つになる問題の時に出してみた課題である。
(多様な答えがあってよい問題の場合の時は試したことがない。)
いつもなら、
「教師用指導書の解答を自由に見ていいよ。ただし説明してもらうよ。」と言っているところを、
「今日は見せません。全員納得して一致するまで話してください。」
と告げる。
こうすると、仲良しグループ間のみに留まりがちな情報交換にかなり広がりが見られる。
自信はあっても「確かな答え」はまだ誰も分からないので、わいわいと話し合い、あれこれ理由付けの説明が飛び交う。
そして、最後に私が答えを告げる。
「やったー。」
と全員の喜びの声が教室に響いて終わる。
でも、「まだまだ」って言っています。
この日記をアップしたときはよかったのですが、その後で、なにか、『学び合い』が停滞しているような気がしてきて「信頼して待つ」ことが大切なのに、なにか焦りが出てきている自分に気付きました。
いけませんね。同じ「まだまだ」でも、心を反映して「まだまだいける」という励ましになるか、「まだまだだめだ」という批判になるかに分かれてきますよね。
改めて考えさせられました。ありがとうございます。