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2009-05-13
■ 算数大大大すきに
連休中に日記の宿題を出していたが、A女の書いた日記は連休中のことではなくて、次のようなものだった。本人の了解を得てここに。
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「学校について…」
私は、何をはなしたいかとゆうと、算数が4年のときはすっごくいやでつらくて、あるたびにきもちわるくなり、あたまがいたくなっていたけど、5年になって算数がすっごく大大大すきで、なぜかとゆうとまなびあいがはじまってからみんながかかわってくれてとてもうれしくて大好きになりました。
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去年から彼女を知っている先生の話では、とってもとっても表情がよくなってきたということだ。
それに、彼女が人に教えるなんていうことはなかったらしい。
「人に説明できるようになる」という課題も、いつも最後に合格になっていたのが、今日は最後ではなかった。
嬉しそうに、誇らしそうに、黒板にある名前磁石を「説明できる」の方に移動させに来た。
放課後、私のところにA女が来て、
「先生。黒板におめでとうって書いていい?」
と聞いてきた。
黒板には、全員が「説明できるようになる」という方に移動した名前磁石があった。
「おー。ええよ。」
かわいらしいA女の文字で名前磁石の横に「みんな合格おめでとう」の文字が書かれた。
ここで、昨年度の先生の名誉のために。
その先生が決して手を抜いていたということではない。私なんかよりもずっっと熱心に子どもにあたり、いつも遅くまで子どもたちのために時間を使って力も伸ばしてきていた私も好きな先生だ。
そして、今年度受け持った私の力量が特別優れているなんていうことは全くない。
やっぱり、『学び合い』が、周りの友達がつながった時の力が、すごい。
なにが変わったと思っておられるのかは分かりませんが、「やっぱり、『学び合い』が、周りの友達がつながった時の力が、すごい。」ということが私もうれしかったです。
繋ぐ喜びと繋がる喜び。
『学び合い』は子どもたちの心を豊かにしますね。
aki-kichiさん。ありがとうございます。繋ぐ喜び。そうですよね。教師の喜びはそうありたいですね。
『学び合い』以前の私は、教師と子どもの繋がりの方を求めて随分苦しい思いをしてきました。それは、子どもにとっても苦しかったのでしょうね。