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イキイキすることと『学び合い』 このページをアンテナに追加

埼玉県高校社会科の教員の後呂と申します。 多様な生き方あり方が、イキイキと出来るようなクラスや学校を目指しています。 ushirokentaro※gmail.com ※を@に変えてください。

2018-02-02

学習目標を設定すること

学び合い』で学習の質が低下したなーと思う時、頭をよぎるのはコレ。

学習を委ねられている?

放任になっていない?


そういう時は目標の設定具合をまず疑うといいかもしれない。


特に目標を自作で設定し、自作の教材を使用していたりすると要注意。

というのは、ちょっと前までの自分ですな大笑



なんでこんなことを書くかというと、目標設定を指導書の目標に変えて示した所すごくよく学んでいるから。


授業最初に板書で目標を書く。

だいたい単元『学び合い』だから、学んでいる速度はバラバラだけど、通常ペースだとここをやっているよ、と示す。

最初の5分で気をつけていることは、この目標を達成する状態について丁寧に扱うこと。

なぜ〜になったかという問いには答えられる?

△△という言葉を自分の言葉で置き換えられる?

前時の学習内容である◻︎◻︎と、関連させて説明出来る?

ここまでいけたら目標達成だね。

と、とにかく具体的に示している。


この「具体的」が鍵なんだと思うんだよね。

学ぶことが明確だから、学習方法が委ねられる意味が生まれる。

やること学ぶことがわかんなかったら不信感が募るだけ?



目標がはっきりしているから評価もはっきりできる。

とにかくこれを意識して学ぼうぜ!

質を高くできているかは、授業最後にセルフチェックできるよね。

説明できない、わからないまま終わった時は、質が悪い学びだったんだよ。

もっと伸びる、頑張ろうね!


のように。


教科書や指導書は使い方に困るときもあるけど、もっと上手に使えば面白い。

勝手に生徒は学びを深めていくから、その足掛かりはしっかりしたものの方が良い。

ってことかな?

2018-01-31

自己肯定感を上げる

学び合い』と生徒の自己肯定感の関係性は強いと僕は思っている。

できた

わかった

から

やってみよう

挑戦しよう

になっていかないと、学びに深みは出て来ない。



学びに深みが出ないと、浅〜い薄っぺら〜い、関わらなきゃいけないから関わる、という形だけ『学び合い』になってしまう。


深みを出すのは生徒であって、教員の課題作成ではないですよ。念のため。

そういう環境を作るのが僕らの役割ですね。



僕は単元の最初にお題を与えて、それに対して知っていることをまず書かせてから学びに取り組ませている。

単元『学び合い』を終えた後にもう一度同じお題を与えて書いてもらう。

同じお題だから、学習している分書く量が増えるし質も上がる。

それが可視化されるから、フィードバックしやすい。



お、随分と書けるようになったね

質が上がってるじゃん

うまいまとめだねー

ということは学びが良かったってことだね。

でももっとできるんじゃない?

ガンガン学ぼうよ!


こうしたフィードバックが評価として見事に機能している。

学びのために、他者と関わる生徒が増えている。


できた

わかった

が目に見えて分かることで、生徒の自己肯定感が上がっているからではないか

そんなことを考えていたりします

2018-01-23

責任を持って学ぶ

誰かに説明しなければいけない

自分一人しか知らない

協力しないと誰かが迷惑する

こうした外的な動機付けを用いて、学びを実現しようとするものって結構多いですよね

ジグソー法もそうだし、質問づくりもそうだと思う



でもこれ、結構違和感なんです

というか僕が苦手なんですよね



脅迫されているように感じるんだけど、そんな学びって楽しくない

楽しいか楽しくないかを置いておいても、もっと深めたいという気にはならない



全員達成も外的圧力として加わると、同じ状況になってしまうんじゃないだろうか

最近、学びを楽しくということを考えているんだけど、

①楽しいから学ぶ

②もっと知りたいからつながる

③全員達成

という流れの方が自然でなかろうか



僕はこれまで

①全員達成を目指す

②わからない人はわかる人に、わかる人はわからない人に互いに協力する

③一人も見捨てない状況を作ると得

④全員達成

の順番をイメージして取り組んできました



この中で、学びに対して楽しさを持てるようになった生徒はそんなにいなかったと思うんです




だから楽しいから学ぶをスタートに置いてみようと思う

でも「楽しいから学ぶ」状態を作ることって至難の技

これは勉強中


でも、

問いを持つこと

方法を選べること

好きなだけ深められること(探求)

これは鍵になるんじゃないかなと思う



その方法として、書くこと・質問づくりに可能性を感じている。

あ、質問づくりはかなり外的動機付けが濃いな!

矛盾!

でも質問づくりはいいと思う。

なんだこれ。

まあまたやってみよー

2018-01-22

“問い”を持てると、書きたくなる、学びたくなる、関わりたくなる

先週、初めて“質問づくり”に取り組みました。

地理B「人口・村落・都市」の単元です。


“質問づくり”最中の様子はイマイチだったのですが、生徒の頭の中では問いを持ち始めていたようです。

グループが固まってたし、意見の発散も少なかったし、何より関係性のもろさが露呈したし。


今週、単元のまとめでレポート作成に取り組み始めました。

質問づくりで問いを生徒がそれぞれ持てていたからなのか、黙々と探求していました。

すらすら書く。

これが気持ちいいんです。

また、自らの問いで解決できないことがあれば、周りの力を借りて解決していく。

すごく自然な協働が起きました。

その様子がすごくいいんですよ。

書きたいから書く。

知りたいから調べる。

わかりたいから聞きに行く。




誰かに与えられた課題ではなく、心の中から湧き上がる学びたいという声に素直に従えば、学びはもっと楽しく深いものになるのではと考えています。

学び合い』で課題を与え続けてきましたが、自らの問いを解決していくエッセンスを加えて実践を続けていこうと思います。

だって学びってもっと面白いもんだもんね。

社会科ってわくわくするもんだもんね。

2018-01-08

苦しんでおります

課題作りに苦労しています。

かれこれ3日間、ビルド&スクラップの繰り返しです。



セオリー通り、考査から作り始めます。

入試問題の中から単元に関わるものをピックアップ。

でもこれがなかなか難しい。

枝葉の問いになっていないか、本質に近づいている問題かどうかを考える。


もちろん指導要領や学力スタンダードに目を通す。



この問いを考査にしようと決めたら、そこから課題を作る。

その問いに答えられるだけの要素を、課題に取り組むことを通して身につけられるか。



うーん、この問いは本質ではない。

うーん、この課題は問いに正対していない。



高校生の学びも、もっと面白く、自ら学びたくなるようなものにしていきたい。