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峰本のくもり時々「学び合い」日記

2010-05-31

[]「羅生門」をグループで読む授業 01:38

 9組での授業。全体の4時間目である。今日は展開部についてグループで読み進める。

 展開部は、下人が羅生門の楼上へ上る梯子から上をのぞき込み、老婆の姿を初めて確認する場面である。その時の下人の様子、また老婆の様子、そして下人の心情の変化などが注目すべき箇所だ。これらについて、前回と同じように4人1組のグループになり、4つの役割分担に従って準備してきたことをそれぞれ発表し合う。4つの役割分担は4人の中でローテーションさせている。従って、4つの役割は全員が必ず1回ずつ担当することになる。何しろ今回の授業の大きな目的の一つは、読みという行為に必要な4つの方略をバランスよく習得することにある。身近な内容に引きつけて考えることも、内容への質問を考えることも、重要な表現を取り上げることも、具体的なイメージを描いて読むことも、どれも大切な方略である。そのすべてを、しかしちゃんと経験させる授業が今までなされてきただろうか。なされてはいなかったという反省に立ち、この授業を行っている。

 話し合いは概ね活発に進む。このクラスは元来動きの少ないクラスである。でも、さすがにこの授業の形にしたら、多くのグループで活発な話し合いが展開される。しかし、それでも相変わらず話し合いがなかなか進まないグループがある。そうしたグループに途中で乱入し、話し合いに参加したりする。そして、様々な議論の種を蒔いてくる。それでも活発化されない状態もある。

 30分間の話し合いを終え、次に私の用意した質問例を扱う段階とする。その時、今回気づいたことがある。前回の授業では、この質問例を配布した後のグループの話し合いは停滞気味になった。しかし今回、質問例を配布した後、グループの様子が3つに分かれることに気づいた。

  1. 質問例を配られても、変わらず活発に話し合いをするグループ
  2. 質問例を配られても、相変わらずに不活発なグループ
  3. 質問例を配られたら、それまで活発な話し合いをしていたのに、不活発になったグループ

以上の3パターンである。「今まで不活発だったが、活発になる」という可能性もあるのだが、それは今回は観察できなかった。

 面白いと思った。どうしてこのように活動の変化のパターンが生じるのだろう。活動が変化するのはわかる。質問例に取り組ませるのは、いわば通常の授業の補填である。だから話し合いが不活発になってもおかしくない。だが、予想されるのは、前半の話し合いの影響で、活発な話し合いが後でも維持されるということだ。従って、第1のパターンは予想通りである。しかし、第2、第3のパターンが出てくるのは面白い。何故こうなるのだろう?

 これらをより分析すると、話し合いを活発化させる要因が見つかるかもしれない。ならば、それを意図的に取り入れた授業を展開することで、話し合いをより活発に行えるかもしれない。

 面白くなってきた。

[]漢文の授業 01:38

 10組での授業。まずは「丹波出雲といふ所あり」のまとめを行う。聖海上人の感動の推移を確認させ、聖海上人の感涙が無駄になってしまった原因を考えさせ、そうならずに済む対策について考えさせる。その後で、この話の一場面をイラストで描かせる。上記の現代文の授業の応用である。

 その後、漢文の授業に入る。漢文訓読の基礎を少しずつみんなで学ばせる。明日はさらにこれを本格的にさせる予定だ。

デジタルビデオカメラが不調! 01:38

 本校では、今春にデジタルビデオカメラを備品として購入した。パナソニックの製品である。授業記録にと思い、今日と前回の現代文の授業をこのデジタルビデオカメラで録画した。画像データを直接Macに取り入れるためである。

 ところが、パナソニックのせいなのか、Macには直接に読み込めない。また、DVDに焼き付けようとしても、PC用のソフトで読み込んでも結局PCに認識されなかった。うーむ、私のやり方が悪いのか。

 どちらにしろ、Macに直接データを取り込めないのは痛いなぁ。こうなると、Xactiが一層欲しくなる。Macと相性が良さそうだしね。