2017-10-21 (土)
第11回『学び合い』長野セミナーの振り返り
|ちょっと早めに会場入りすると、そこにはすでにmaya-1先生が。私は昼食のパンを食べ、スタンバイ。すると、先週おにぎりの会や仙南の会であったはずの方々に遭遇。そして久しぶりに会う方々。そうこうしているうちに、時間となり、西川先生の講演が始まりました。講演時間が1時間半もあるので、「こりゃ、まいったな」(ずっーと聞くという時間が年々短くなっている身にとって)と思いましたが、途中周りの人たちと話し合う場面もあり、なんとか持ちました。
講演のおおよそはすでに何回か聞いている話でしたが、いくつかおや?と思ったことや自分でも調べてみようと思ったことがありました。
1)非正規労働の割合:現在4割で、年に1%ずつ増加
これは諸外国ではどうなのか?諸外国にはこうした問題は起きていないのか。
2)非正規の平均年収170万として、夫婦で340万。これで暮らしていけるのか?都市部、地方で違う?
3)AIやロボットによって失われる職業はあるだろうが、新しく生み出される職業についてはどうなのか?自分自身、言葉では聞くがよくわかっていない。
4)今後の人口予想はたしかに減少していくことが言われているが、過去をみると、人口は割と急激に増加もしているので、条件次第ではないか?
などです。AIについては勤務校に専門家がいると思うので聞いてみよう。
休憩を挟んで、次はAL体験授業で中学理科と高校国語(漢文)でした。
中学理科では、作用反作用のところで反発する磁石の重さについて、説明するのが課題でした。これは難しかった。前にある資料を見ても、すでにわかったという周りの人に聞いても、いまひとつピンと来ず、時間切れとなってしまいました。
次の高校国語(漢文)では、書き下し文にするという課題で、これは近くの人と一緒にやることでなんとかクリアしたのですが、たすき(できた人の可視化用)を取りに行く途中で時間切れ。達成者の仲間入りできず。
授業者は三崎研の学生でしたが、授業の最初に「語り」(学校とは何のために来るところですか?)と最後の「語り」(全員達成できなかったよね、云々)をきちんとするところはさすがでした。
また休憩を挟んで、長野県内のK中学での異学年『学び合い』の実践報告です。中学理科での様子を、動画を交え、発表されていて、同じ学校でこうした同僚がいることの良さを感じました。また校舎も新しくなったとのことでいくつかの教室、廊下、理科室などの写真を見せていただきましたが、「これって公立の学校なの?」って思ってしまったのは私だけでしょうか。
最後に短い時間でしたがフリートーク。話題提供された先生方に質問したり、それとは別に参加者同士で話をしたりで、いつもの風景があちこちで見られました。
私はフリートークのちょっと前に退室し、帰路につきました。幸いまだ台風の影響もなく帰宅できました。いろいろ気づきがあり、またいろいろな方と話して情報交換でき、楽しく過ごすことができました。三崎先生はじめ研究室の学生の皆さん、ありがとうございました。
写真を撮られるとは思いもよりませんでした。ゼミ生たちの模擬授業、直球を投げていただいて、気合を入れ直させてもらいました。ありがとうございました。