あおのりの共育挑戦記

千葉県で小学校の教員をしています。 『学び合い』の精神で子どもたちと共に育っていけるよう日々チャレンジしていきます。

2013-08-07 (水)

西川純先生と石川晋先生の対談を聞いて

「ライフヒストリーアプローチ」を初体験しました。

西川先生は「何度も話してきた」「誰も興味ないよ」と遠慮しながら石川先生と対談なさっていましたが,私にとってはどの話もとても興味深く聞かせていただいきました。

本やブログを読んで知っていたつもりのことでも,流れの中で,しかも生で聞くと断片的だったところがつながり,「うんうん,なるほど。」と以前よりも『学び合い』の考え方への納得度合いが深まった気がします。


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「救い切れないのがイヤだった」という言葉に強く共感し,自分を振り返りました。

学び合い』2年目に,支援が必要だったり心に負を抱えた子達を支えきれず,言葉も実践もブレて,学級全体の人間関係形成や学力向上に△がついた時に子どもや保護者との関係が崩れ,心も折れてしまったのでした。

それが特別支援教育や教育相談を学ぶ動機になり,今があります。


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石川先生がおっしゃった「自分とは似て非なる実践をしているのに,自分と『同じことをしている』と思っている人が,崩れてしまっている」という言葉に,あぁ自分のことだなぁ,同じような人がたくさんいるのだと少し悲しくなりました。

そのあと,西川先生が「自分だったら問題ないことでも人がやるとうまくいかないという場合,解決の道は『一緒にやる』しかない」とおっしゃっていたことに,2年前を思い出しました。

以前苦しい時期にメールで相談したとき,「私はサポートしますよ。」というコメントとともに,とても丁寧に問題解決の戦略を考えてくださいました。すごく安心したのを覚えています。同時に,他の実践者とつながることも勧めてくださいました。

実際の実践者の方々と触れ合うと,初対面の自分の相談にも真剣に考えてくださり,とてもあったかく支えてくれました。

これが「一緒にやる」ということなのかな。

だから,失敗しても懲りずに『学び合い』グループに帰ってきてしまったんですね。

今がいい実践をできている自信はありません。でも,日々子どもと接する中で,「考え方」が身についてきたように感じるし,地域は違えどみんなで同じものを目指してやっている実感があるから,以前より不安は少ないです。

「一人も見捨てない」という言葉はすごく重くも聞こえますが,実際はとってもあったかく,支えとなる言葉だなぁと思います。


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「原理・原則がないまま広げると,わけが分からなくなり失敗する。」という言葉にドキッとしました。

テクニックはまねできても,その土台となっている考え方や原理・原則はまねできない。ボディーランゲージや雰囲気に自信のなさなどはがでてしまう。

うんうん,そうなんですよねぇ。

頭では理解できているつもりでも,実際やってみるとうまくできない,というのもこういうところから来ていると思います。

だから,得た知識を自分の中で整理して発信する,ということの重要性を感じます。今こうしてブログをせっせこ打つ中でもずいぶん思考が整理されていっています。(文章は支離滅裂でしょうが・・・)


西川先生は「多くの人はテクニックから入り,トライアンドエラーの繰り返しの中から背景にある考え方を学んでいく」とおっしゃいましたが,そうでない人なんているのでしょうか?と逆に疑問です。自分に理解できないだけで,色々な人がいるんでしょうけど。


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以上,対談を聞く中で感じたことを挙げました。

「『学び合い』の中心にいる」西川純先生と,「『学び合い』のちょっと外側にいる」石川晋先生の対談で,『学び合い』の特徴や考え方の魅力がよりはっきり浮き上がってきたように感じます。

〜【東北からもう一度はじめよう!】『学び合い』の原点とは何か〜

という副題にピッタリの対談でした。

有名な先生方に生でお会いできたのもなんか嬉しい感じです。

しかもお菓子までいただいて!癖になる!(笑)


西川先生,石川先生,ステキな対談を聞かせてくださりありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2013/08/07 20:20ご質問にお答えします。
「いません」
私だって、その往還で成長しました。

aoqsk2630aoqsk26302013/08/07 21:38お答えありがとうございます。
先生もそうだったと聞いて,なぜだか少し安心しました。
まだまだ悩み,試行錯誤しながら成長していかねば道は拓けません。頑張ります。