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なっつの学校と育児生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

北海道の中学校で数学を担当しているなっつといいます。 連絡はこちらへ。(すぐは返信できないかもしれません。) apeanut_not_peanuts@yahoo.co.jp (@を半角@に変えてください)

『学び合い』について興味を持った方は、サイドのリンク集からそれぞれの資料へどうぞ。
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2013-05-11

[]今年度の取り組み 00:10

今年度は、以下のようなシステムで授業を行っています。


~理解の時間~

1.予習 

授業が始まる前までに教科書を音読して、誰かに聞いてもらって、サインをもらおう!

2.一斉説明

 この時間の中ではノートをとらないで、しっかり話を聞く。

3.今日の課題

 みんなで協力して、課題をクリアしよう!

4.ノートまとめ

 課題の語句について、ノートにまとめます。情報が多ければ多いほどいいノートです。

まとめきれなかったものについては、宿題となります。

5.自己評価する

 授業の終了時間3分前になったら、自己評価を書く。

 ※自分だけが気付いて書くのではなく、まわりにも声かけすること。

~問題マスターの時間~

1.プリント1枚目に取り組む。

 ※必ず「答え合わせ」をすること。

(ノート点検ではここをチェックします。)

 答え合わせ=○つけ+正答を書く

2.プリント2枚目以降は、できるだけ自力で解く。

 わからなかったらまず1枚目を見ましょう。

3.すらすら自力で全問正解できたらクリア!!

 ワークに取り組みましょう。


古田さんの実践を参考に、どうすれば中学校で1教科でそこそこ受け入れられる形で進められるかを考えて組み立てました。


3年生は、今まで「なっつ先生の授業は自由度が高く、好きなように問題が解ける」と思っていたので、ちょっと縛りがうるさくなったぶん苦情も出ていますが(最初、価値のインストラクションを手抜きしたのが敗因。再度、丁寧に価値のインストラクションをした結果、マスタープリントについては大体納得したみたいだけど、ノートまとめについては「こんなのいらない」という生徒も若干名…。)、1年生については順調に進んでいます。

特にマスタープリントについては、目に見えて成果が感じられるのがいいです。生徒にとっても、私にとっても。

「ちょっと難しいかもしれないけど、がんばれ!」という励ましができたり、「クリアした!!」「やったね!!」という喜びが授業の中にあるのっていいですね。

e_chigoyae_chigoya2013/05/11 00:36とても興味深いです。
問題マスターの時間を国語でやると、問題作りにばかり追われてしまいそうで、安易に真似はできませんが。目指すところは非常に共感できます。

a-peanuta-peanut2013/05/11 01:11>e_chigoya さん
問題マスターの時間にやっているのは、教科書の問題です。教科書の問題をただプリントにしただけ。
ワークでもなんでもいいとおもうんですよね。とにかく「同じ問題を繰り返し解く」ができれば。

西川先生もお子さんにプリントを何枚もコピーして渡しているように、数学のテスト勉強で効果的なものとしてよく紹介されているのが、この「繰り返し解く」なんです。でも、教科書の問題を何回もノートに解いたり、一般家庭において何枚も同じプリントをコピーするのってハードル高いんですよね。スキャナー+プリンターだってインク代けっこうかかるし。コンビニコピーなんてなおさら。だったら、学校の輪転機で大量印刷したものを使わせる方が効果的かな?って。

笹木 陽一笹木 陽一2013/05/12 10:32 大変ご無沙汰しております。新年度になって、余分なものをそぎ落とした新たな実践にチャレンジされている様子が、とてもよく伝わってきました。
 古田さんの実践は、教育人間塾でも非常に高く評価され、昨年「こどもの姿を語る会」にお招きした横藤先生も大絶賛していた様です。なっつさんの授業デザインも、狙いが非常にクリアで参考になります。当方も「一人ひとりと丁寧に関わる=教えることを厭わない」ことを意識しつつ、少しずつ授業改善を進めています。
 5月の例会も部活の保護者会と重なっており参加がかなわないのですが、来月の例会には参加して、皆さんと実践交流できればと思っています。遅ればせながら、会結成から4年目、今年度もよろしくお願いいたします。

こどもの姿を語る会・北海道 事務局 笹木 陽一

a-peanuta-peanut2013/05/19 17:38笹木先生
返信遅れて申し訳ありません。
今日お会いできてよかったです。
もう4年目なんですね!!
次回の会での参加、お待ちしております。

2012-12-02

[]教科書が変わって。 00:23

中学校は今年から教科書が変わりました。

小学校は去年からですよね?


今年の1年生は、6年生に新しい教科書で学び、中1で新しい教科書で学び・・・という学年です。


今まで、指導要領が改訂になったことでそんなに困ったことは無かったのですが。


今の単元は平面図形。


基本の作図の4パターンについては、教科書を見て理解するよりも教えちゃった方が早いので、1時間で教え込み、練習させました。

その次からは、プリントを使って教科書の読み込み。

そして、ある程度プリントに取り組んだところで次の時間に「なぜ、この作図方法で「垂直二等分線」が作図できるのか理解する」というお題。


様子を見ていると、教科書を読んでも意味がわからない生徒続出な箇所。

改訂になってから、線対称・点対称については小6でやっているはずなんですが。(今までは、中1の今の章の中に入っていた。)

そこが、かなり抜け落ちている…。


「対称の軸」「対応する点」の意味がわからない生徒がちらほら。

「対応する2点を結んだ線分は、対称の軸と垂直になる」という性質を覚えている生徒は少数。

ということがわかりました。

うちの学校には2校から上がってきているのですが、どっちの生徒も。


ということで、お題は軽くクリアするだろうと思っていたのに、復習の時間を入れたりしているうちに、しっかり1時間かかってしまいました。ひし形が線対称だというところになかなか意識が結びつかない。

習ったばかりなら、その感覚が生きているからすぐに理解に結びつくはずなのに。

うーん…。この単元のここでスパイラルにする意味は、どこにあるのだろう…。

ただ、小6の内容を詰め込み式に増やしているとしか思えない。


早く、小学校全学年の教科書欲しいなぁ…。(ただいま、研究図書に要望中。)

2012-11-23

[]教科書を、ちゃんと読め!! 00:26

問題を読まない。わからなかったら、すぐ人に聞いちゃう。

読む力が無いなーと感じた、最近の授業や、後期中間テスト。

ということで、平面図形の章は、「自分で教科書を読む力を鍛える章」。

価値のインストラクションを丁寧に行う。

テストで問題の存在に気づかず、読み飛ばしてしまった人が多かったこと。普段の授業の様子を見ていても、教科書を読まない人が多いこと。でも、大人になったら、読めないことで被る不利益や、読むことで助かること、さらには子どもを育てるにも、読まなくてはいけないものがたくさんあること。

などなどを伝える。


システムは。

教科書の問いなどを網羅する形で作ったプリントに、教科書をしっかり読んで取り組む。

黒板では一切説明しない。(説明を聞いたら、教科書を読まなくてもわかっちゃうから。)

「ここ、どうやってやるの?」も聞かない。

ただ、「教科書のどこに載っているの?」と、「(教科書の内容を指して)これって、どういう意味?」という質問はアリ。

同じプリントをたくさん用意して、何回でも挑戦できるようにしました。

最終的に、何も見ないで全問正解できるようになったら、教科書の「基本のたしかめ」や、ワークに進むというルール。


最初の2時間は戸惑っていた生徒。

つい、「ここ、どうやってやるの?」って聞いちゃったり。

習っていないから、自分の中のどこを探しても知識が無いような問題を、教科書を見ないで悩んだり。(課題解決型学習??でも、点と直線の距離を示す線分の探し方を、課題解決してもなー。)

その都度、「教科書読んだ?」と声をかける。


今日、3時間目の授業があったのですが。

変化が訪れました。

今まで数学が苦手だった生徒が、教科書を読み解き、他の生徒に教えつつ、プリントを進める姿。

勉強が苦手で、なるべく避けて通りたい人たちが集まり、自分たちで教科書を見ながらあーでもない、こうでもないとプリントを進める姿。

他の生徒も、かなり教科書が読めるようになっています。


機会の問題なんだなーって、つくづく思いました。

今まで、そういう機会を与えられなかったんだろうなって。


この章で、またちょっと変容が見られるかな??

2012-05-26

[]「今日のお題は」 08:55

今年度は、1年生全学級と2年生を少人数(クラスを半分こ)全学級。

わりといい感じで進んでおります。

前年度のNRTでも、予想通りの結果が出ています。

(前年度1年生最後の章は、黒板を使わない授業を行っていたので、そこは絶対に高得点を狙っていました。狙い通り、そこの章はずば抜けて高い数値が出ました。よかった。)

授業の基本スタイルは、

1.簡単な説明

10分以内。それより長くなる時は「ごめんね~、今日は私、いっぱい話しちゃうんだよね~」です。生徒からはブーイングが起こったりしますが。)

2.ノートにまとめる

無駄にデコるな!!素早く正確に!!です。

3.活動の時間

1年生は班体型。2年生は、自由。(もともと特別教室でやっているため、座席も決めていないし。気分次第。)

4.自己評価

私はこの何年か、ずーっと1章分の授業計画表+自己評価表を章の始めに配っています。1回作っちゃえばあとはアレンジなので、楽。単元テストが終わったら章の終わりなので、章の反省もして提出&チェック。毎時間見る余裕はないけれど、章の終わりにまとめて見ています。


そして、今年の新しい試み。

1年生では、残り15分になると「今日のお題」が出ることがあります。

みんなが間違いがちだけど、間違っているのに、大して気にせずにスルーしてしまうタイプの問題とか、1人で考えるには難しいものなどを課題として出します。

「○○について、今わかっている人~?」

で手を挙げさせる。

「まわりをよ~く見るんだよ。誰が手が挙がっている?誰の手が挙がっていない?」

きょろきょろ。

「それでは、全員の手が挙がるようにしてください。はじめ!!」


最後に、わかった人の手を挙げさせて終わり。

特に当てたりとかはしていません。

なので、不完全なところもあるでしょう。

けど、活動としてはなじみやすいかなぁと思ってやっております。

これって、普通に一斉指導していてもできそうな課題ですよね。

2011-06-04

[]協力単元模擬テスト 00:29

やっと復活しました!!

今週は楽しく働けました!!


今週は、第2回「協力単元テスト」を1年生全クラスで行いました。

単元テストの過去問を、全員が協力して全員分満点状態で提出するというものです。

ねらいは、単元テストの全範囲の復習と、テストでよくやりがちな間違いを共有することです。

数学のテストって、数学力よりもむしろ「正確に問題を読み取り、ミスをしないで正しく計算する力」を読み取ってしまうんですね。(それじゃ数学力は計れないじゃないか!と最初の頃は思っていましたが、現在の中学校で求められている数学科でつけるべき力は結局そこなんだなぁという風に考えるようになりました。)


第1回の時は、3クラスそれぞれ多い順から17人、11人、3人が満点状態じゃないという結果でした。

動きを見ていると、どれだけ本気で全員満点にしようとしているかがわかります。

17人は、私が担任である学級でした(汗)


今回は。

3人、9人、4人。(第1回と順序を同じにしています。)

うちのクラスが1番少なかったです。

動きを見ていても、歴然でした。

うちのクラスはしっとりと全員満点のために効果的な動き方を探して動いていました。

9人のクラスは、完全に盛り上がってしまって、一見協力しているように見えるけれど、なかなか「全員満点のために」に意識が向いていかない状況でした。

4人のクラスは、一瞬盛り上がってしまった時もあったけれど、最初から効果的な動きを見せて、最後も完成したテストを集めて更にチェックするという念の入りよう。


実は、うちのクラスは先日行われた体育祭では最下位で。

全員リレーの取り組みの中で、他者を責める雰囲気があって。

それを反省して、みんなで協力しよう!!という流れになっていた中での今回の協力単元テストでした。

それだけに、生徒も協力して取り組むことができたのが嬉しかったようです。

今日、他のクラスの人数を伝え、うちのクラスが1番少なかったと伝えると、「でも、これで喜んじゃいけないんだよな」という声。

頼もしいかぎりです。

次回は、全員満点!!


このテストで作られた協力体制は、いつもの授業にもちゃんと活かされていて。

文字式の単元も、いい雰囲気で進みそうです。


学び合い』の「はい、どうぞ」という方法は今は使っていませんが、『学び合い』を知っていると学級作りがとってもうまくいくなぁ。

前担任していた学級を、あっさりと上回りそうです。うちのクラスの人たち。

願っているところはかわらないし、やっていることもあまり変わらないのに、目標に近づくスピードが速いです。

sakana10sakana102011/06/04 01:55はじめまして、西川研M1の坂野といいます。
従来指導型を実践しているそうですね。なっつさんの担当されているクラスが一番達成できなかった人数が少ないのは凄いな、と思いました。
けど、全員達成できなかったのは残念だと思います。
『学び合い』の土壌はいい具合に出来てきているだろうなぁーと思いました。
次回は全員達成できるといいですね。

a-peanuta-peanut2011/06/04 23:26>sakanaさん
ブログでは初めましてですね!(ツイッターでのsakanaさんですよね??)
一応正答用紙を1枚用意しているので、全員満点して当然のはずなんです。
なのに満点状態になっていないというのは、全員がちゃんとネットワークとしてつながっていない、または抜け・漏れがあるという証拠なんですね。
だから、まだまだだなーと思っています。
次回こそ、全員達成できるように!と生徒達とも話しています。