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なっつの学校と育児生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

北海道の中学校で数学を担当しているなっつといいます。 連絡はこちらへ。(すぐは返信できないかもしれません。) apeanut_not_peanuts@yahoo.co.jp (@を半角@に変えてください)

『学び合い』について興味を持った方は、サイドのリンク集からそれぞれの資料へどうぞ。
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2009-10-26

[]25歳なっつの学級経営 その1学級組織と班長の職責 12:23

先日の金夜チャットで班長会議についての詳しい話をリクエストされたので、私が25歳初担任、まだ『学び合い』という言葉を知らなかったころの学級経営にからめてまとめてみたいと思います。


ちなみに、私の初担任の学年は、『学び合い』という言葉は知らなかったけれど、『学び合い』の考えを持っている先生が学年チーフでした。

私が副担の頃、担任になるにあたって、色々な先生の学級を見せていただいて(というかこっそり見てまわったりして)、一番「こんな学級にしたい!」と思った学級の担任の先生でした。

(今でも、仲良くさせていただいています。)

そして、その先生に教えてもらったことや、学んだこと、盗んだことを元に学級経営をしていました。

なので、これから書くことは、その先生の方法を私なりに解釈したり、アレンジしたりしたことです。



学級組織は、6班・6係の編成でした。

1年生の頃は、1班6係の6人で編成していました。

係は、運営・生活・学習・奉仕・厚生・文化。

運営係は、代表委員・議長・書記それぞれ男女1名の6人で、その6人が班長でした。

3年生の頃には、1班1係と、運営係が班長というシステムは無くなったはずです。(学年統一のシステムで、このシステムだとやりにくいというクラスが表れたため。)

委員は前期・後期で決まるので、そこで班長も決まります。

委員は、立候補・選挙制。

運営係が班長を兼ねなくなっても、班長も立候補・選挙制で決めました。

運営係・班長になることができるのは、「2組(私の学級です)がもっと良くなるために考えることが出来る人」です。

運営係になる生徒は、最初は、もともとリーダー性のある生徒。正義感の強い生徒です。でも、「卒業するまでに、全員が、班長になっても大丈夫な学級になっていてほしい」と常に言い続けていました。

また、もともとリーダー性のある生徒も同じように考えます。自分が連投するのではなく、他の人にも班長をやってほしい。他にやる人がいなかったら自分はやってもかまわないけど、他の生徒にもこの仕事をやってもらいたい。


班長の仕事は、責任重大です。

一番大きな仕事は、学級の班を考え、座席を決めること。

一番時間がかかります。

授業を受けるときに、一番いい座席。

班活動をする時や、当番活動でもちゃんと機能する班。

「いーなー、自分たちで席を決められてー。」なんて言葉を聞こうものなら、「ばか、あれすっげー大変なんだよ」と怒ります。

席決めの作業は、生徒達だけで活動。私は職員室にいたりします。

私がそばにいない方がはかどるということで。

おかしげなことをしたら、後で困るのは自分たちだっていうことを双方合意しているので、特に何の心配もせず。

一応、席が決まった後は、担任チェック。気になったところを、「これは大丈夫なの?」と指摘。対策が練られていたらOK。対策が無ければ、差し戻し。


その座席や班編制がうまくできたかどうかは、定例(大体月1)の班長会議で評価されます。

学級の状態がよければ、うまくできている。支障があれば、そこがうまくできていなかった。

班長には、自分の班が授業や当番活動をちゃんとできるように考える責任があります。

また、1人の班長だけを困らせてはいけません。

うまく機能していない班があったら、他の班長によるフォローが入ります。

班長会には、班長6人がうまく班を運営することができるようにする責任があります。


授業中、なにかやらかす生徒がいたら、私は班長にどうなっているのか尋ねます。

その次に、それをフォローするはずの班員、そして、他の班の生徒も、なぜちゃんと見ていなかったのか尋ねます。

学級の状態が悪くなると、「自分さえよければ」という考え方が先行して、他の人に注意が向かなくなる。なにかやらかす生徒は、その学級のリトマス紙。だから、●●がやらかしたのは、今のこの学級の状態が悪いからじゃないの?と指摘します。

そして、授業中にかかわらず、学級で何かが起こった時には、昼休みか放課後、必ず緊急班長会議を開いていました。

何かが起こるということは、今の学級の状態が良くないということ。つまり、学級の状態を良くするためにある、班長会がうまく機能していないということ。

それを踏まえて、指導するのではなく、「どうする?みんなはどうしたい?」と、対策を聞いていました。


班長は、もともと「学級をよくしたい」という志のもとに集まった生徒ですが、人間なので、ちょっとよくなってくるとだらけます。

「現状維持しようとすると、絶対に落ちていくよ。今はちょっといい感じだけど、次はどうする?」と、状況がいい時には、班長会で更なる目標を設定していました。

いつも、「よりいい学級のイメージ」を追っていたような気がします。



学び合い』的には、「全員に語ればそれでいいじゃん」というところもありますが、『学び合い』という言葉を知らない私がやっていたわりには、『学び合い』のような感じがします。

先輩のおかげです。



次は、学級のルールについてupします。

参考になればいいのですが……。

また、次担任を持つ時の参考にしたいので、何かあれば指摘お願いします。

ima-kiyima-kiy2009/10/30 14:59読んでいて「ああ、いいなぁ〜」としみじみ思いました。

なっつなっつ2009/10/30 16:39>ima-kiyさん
コメントありがとうございます。
うまく伝わったでしょうか・・・・・・?