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『学び合い』な日常

SNE6149です。
2011年3月にS大M研を卒業しました。現在は長野県内の中学校で理科の先生をしています。
新たな環境で『学び合い』を実践しております。
今年度から異学年『学び合い』にも挑戦させていただいてます。
最近『学び合い』の会に参加しておりません…いつでもメールをお待ちしています。
altus0623◎gmail.com(◎を@に変えてください)




2010-01-23越後『学び合い』の会

感動

いや~、本気で涙腺が崩壊するかと思いました。。


本日、J大で行われた越後『学び合い』の会に参加してきました。

初、異学年『学び合い』学習☆

本当にすごかった。

今まで、異学年は本で読んだくらいで、「実際、どうなのよ?」と思っていました。

一番疑問に思っていたことは、

「異学年をしたときに上級生は教える役割ばかりしていて、

自分の課題解決がおろそかになってしまわないのだろうか?」

でした。


異学年の前に行った単学年の授業では6年生の算数を見ていました。

たまたまそのときに気になった子がいたので、(仮にA君としましょう)

次の時間の異学年の授業ではA君を追いかけてみようと思い、

それはもうストーカーの如く、くっついていって様子を見ていました。

A君は単学年の授業では教えられるばかりで、あまり独り言も言わず、

質問もそこまで積極的に行っているように見えませんでした。

しかし、異学年になった途端、人が変わったように大きな声で独り言を言い始め、

下級生(この日は3年生と5年生)に積極的に「わかる?」といった声がけをしていました。


また、A君は自分の課題をこなすこともしっかりとやっていました。

先程述べたように、単学年では質問はあまり積極的とは言えなかったのですが、

異学年では同級生に質問しに行って「~を覚えるといいよ」という情報を得たら、

他の同級生のところに行って「~を覚えたらいいんだよね?」と、

得た情報の正確さを見極めることをしていました。


環境が変わるとここまで変わるんだ~とビックリ。

授業後のフリートークでA君にいくつか質問をぶつけてみました。

以下、A君が質問に答えてくれた内容の概要を掲載します。


「6年生だけの授業より、異学年の方が好き。下の学年の子がいると、

その子のやっている内容はわかるから、教えることができる。

教えるのが好きだし、みんなに課題を解決してほしいと思う。

今日は自分の課題で精一杯だったから、少しの人にしか教えてあげられなかった。

もっとたくさんの人に教えてあげたい。」


あとで、この小学校の職員の方に聞いたところ、A君は学年の中では学力が低い方だとか。

「自分にもできることがあるんだ」「人の役に立ちたい」

これを教師一人がすべての子どもに体感させることはなかなか難しいことだと思います。

学び合い』は自己肯定感を子どもが他の子どもに体感させる授業なんだと

初めて気が付くことができました。


納得

さて、長ったらしい文章で申し訳ありませんが、もうしばらくお付き合いを。


異学年授業を見て、感動したはいいが、疑問が微妙に解決していないことに気が付き、

この小学校の職員の方に聞いてみました。

疑問とは

「異学年をしたときに上級生は教える役割ばかりしていて、

自分の課題解決がおろそかになってしまわないのだろうか?」

です。

すると、次のように答えが返ってきました。

以下、概要。


「6年生はそのことについて悩んでいたようです。

下級生は全員が課題を達成するのに、自分たちは全員ができない。

教師側からは「どうする?」といった問いかけをしました。

すると、6年生は下級生が質問に来たときに、

「もうちょっと自分たちで頑張ってみなよ」と

すぐに6年生を頼るのではなく、自分たちの学年でもっと情報を集めて、

それでもわからなかったらおいで、というようにワンクッション置くようになっていきました。」


思わず、なるほど~と口に出して言っていました。

6年生はすごいです。

ただ単に「今は忙しいからあとでね」ではなく、

「本当に6年生に聞かないとわからない? 自分のクラスの人に聞いてみた?」と、

まさに「可視化を行う教師」の役割を担っているんですね~

もしも、下級生がその返しによって、自分たちの学年で解決できたら、

「自分たちでも頑張れば(協力すれば)できるんだ」

という自信につながっていくと思います。


今回の『学び合い』の会では目から鱗がたくさん出ました。

本当に参加したよかった(^o^)ノ

そして、企画・運営をしてくださったJ大の皆様、ありがとうございました!!

この場をお借りして、お礼を申し上げますm(__)m

OB1989OB19892010/01/24 00:05しっかりB3の予備調査をしてくれてありがとう!

iku-nakaiku-naka2010/01/24 02:23「異学年学習」について、私も実際の授業を参観するまで同じことを考えていました。
でも、違うんですよね~。私たちの予想なんて、子どもはあっと言う間に飛び越えてしまいますよね(笑)。考えてみれば、同年代の集団で何かするなんて、学校くらいしかありません。それが「異常(というか、一般社会から乖離している)」という感覚になれば「異学年学習」を受け入れてもらえると思うのですが・・・。もちろん実施までの「壁」は高く、厚いです、はい。

bunbun-hbunbun-h2010/01/24 12:03「・・・しかし、異学年になった途端、人が変わったように大きな声で独り言を言い始め、・・・」

異年齢のクラブをやっていて、このあたりのことは実感できます。
A君の変化にうるうるときました。
自分のクラブにもっと多種多様な人たちが集まるよう画策しています。

abematuabematu2010/01/24 13:10素敵な観察記録ですね。
わたしも、異学年。6年生のメリットは?とずっと不思議に思っていました。
水落先生にお聞きして、理屈では納得しました。
だから、そのこともブログに書きました。
しかし、こうして、子どもの実際を書いてもらえますと、わたしなんかよりも、数倍、説得力がありますね。
すばらしいです。
ありがとうございました。

SNE6149SNE61492010/01/24 16:48M先生
コメントありがとうございます。
あんなにイキイキとした姿を見せられたら自然と質問していました。
B3の研究に役立ててもらえたら嬉しいです。
あ、あと、本当におめでとうございます。
このことも書きたかったのですが・・・
正式な発表のあとにしますね。


iku-nakaさん
コメントありがとうございます。
異学年って社会では「普通」なんですよね~
でも、私も大学に入るまではぜんぜん気がつかなかったんですよ。。
社会的な「普通」が学校での「普通」と同等になればいいんだけどな~と思います。

SNE6149SNE61492010/01/24 16:52bunbunさん
コメントありがとうございます。
本当にあの変化には驚きました。
異学年学習は素敵ですよってこれからは胸を張って言えそうです。


あべたかさん
コメントありがとうございます。
私はA君の姿をそのまま伝えたまでです。
だから、素敵なのはA君やS小の子どもたち、そしてS小の先生方なんですよ。

kirikiri2010/01/25 17:07よい観察ができましたね.
学生でこんなにできる人は少ないですよ.
とても端的で,わかりやすい.
そして,自分の疑問を解決しようと動いたところもよい.
授業検討会で一番大事なところです.

D902iD902i2010/01/25 19:10雪深い中、ご参加くださりありがとうございます!
また、すばらしい報告を拝見させていただき、感謝です。まだ越後『学び合い』の会は続いているんだということを、SNE6194さんのブログで感じました。
次は合同ゼミですね!楽しみにしています♪

SNE6149SNE61492010/01/25 23:04kiri先生
コメントありがとうございます。
お褒めの言葉ありがとうございます。
kiri先生の授業を参観させていただいたときに、先生から授業の見方を教えていただいたことを活かせているのかな、と思います。
その節は本当にお世話になりました。
またM研の後輩がお世話になるかもしれません。
そのときはよろしくお願い致しますm(__)m


D902iさん
コメントありがとうございます。
越後『学び合い』の会では大変お世話になりました。
企画・運営お疲れ様です。来年の会がとても楽しみです。
合同ゼミではよろしくお願いしますm(__)m

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