信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
いつでもメールください。メールのやりとりで『学び合い』の考え方を共有しましょう。
メールアドレスは、misakiとshinshu-u.ac.jpを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。
研究室の全体ゼミは参観OKです。
全体ゼミは2019年度から毎週月曜日18:30-19:30に行っています。
詳しくは,私たちの『学び合い』研究室をご覧ください。

2019-09-27   幸せ者

[] 05:47    幸せ者 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    幸せ者 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

昨日の『学び合い』学校の

 第3学年のあるクラスには,「今日もお客さんがみんなの授業の様子を見に来られます」と書かれています。今日は,ではないところにこの学校の凄さが際立っています。また,数学の授業の振り返りには「人が書いた答えをうつすのではなく,一緒に解きながら教えてもらうことで理解が深まり,人に教えることができるようになった」と書かれている生徒の皆さんのリフレクションが紹介されています。生徒の皆さんは,お互いに「ありがとう」が当たり前のように発話される魅力を持ち合わせています。

生徒の皆さんの

 日常生活には,『学び合い』の考え方が溢れています。先生方の指示なしに,今自分たちにできることは何かを自分たちで考えて実行に移す魅力溢れるみなさんで,先生方を驚かせています。それを聞いた私も驚愕したところです。それは先生方にも言えるようで,すべての先生方に『学び合い』の考え方が教授されていて,自分ができることは何かをリアルタイムで考えられて業務が遂行されているそうです。学校として『学び合い』に取り組み,これだけの成果を上げていることに敬意を表します。

どの教科の授業を

 参観しても,すべて本物の『学び合い』の考え方です。案内していただいたところではないところに,突然行ってみても『学び合い』。あっちもこっちも『学び合い』。どのクラスを参観しても,ひとりぼっちがだれもいません。どのクラスのどのみなさんもわいわいがやがやしながら目標達成に向けて活動しています。惚れ惚れするほど素晴らしい生徒の皆さんです。学校として取り組んでいるわけですから,当たり前と言えば当たり前なのですが,全国を見渡せば,それは決して当たり前のことではないことをよく知っています。素晴らしい先生方と生徒の皆さんとご一緒できて私は幸せ者です。

2019-09-26   日本一の学校

[] 07:57    日本一の学校 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    日本一の学校 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

今,『学び合い』の

 日本一の学校にいます。全13学級の中学校です。この学校が日本一の理由は次の点に依ります。

・どのクラスでもひとりぼっちの子どもたちが一人もおらず,全員目標達成を果たしている。

・子どもたちが生徒会で全員の目標達成を掲げている。公約にもあげている。『学び合い』の考え方が子どもたちに享受され,その効果が現れている証である。

・子どもたちの自己肯定感が極めて高い結果が出ている。教員への信頼感が高い結果も出ている。学力が向上している。

・参観した17授業の授業者がすべて立候補によって決まった。

・参観授業以外の授業がすべて『学び合い』の考え方で行われている。

・どの授業も本物の『学び合い』の考え方による授業である。

・すべての教科・領域で『学び合い』の考え方による授業が行われている。『学び合い』の考え方による授業をしていない先生がいない。全員が,少なくとも持ち授業の30%で実施しようという年度目標がある。

・すべての授業者が改善の視点を持っている。

・教員全員が一丸となって『学び合い』の考え方による授業に取り組んでいる。

・県外の学校からの視察が後を絶たない。リピーターの学校もある。

・県外の市町村の指導主事・研究主任が視察に来る。

・市教委が視察に来ていて,『学び合い』を支援している。

・指導員・指導主事訪問で『学び合い』授業をしている。

・地域の教科の研究会で『学び合い』授業をしている。

・授業検討会での先生方のモチベーションが高い。質問に応えているだけで予定した時間を費やしてしまうほど。

先生方にとっては

 ずっと勤めていたい学校のようです。その気持ちはよく分かります。この学校の進化は,これからもまだ続きます。それだけに,これまで以上にますます魅力が増していきます。こんな学校があるのかと思うと,一度は見てみたいものです。一度見てみると,もう一度見てみたくなる理由が分かります。

2019-05-27   なぜ

[] 05:59    なぜ - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    なぜ - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

算数・数学では,

 操作的に計算をして答えを出す方法を学ぶことがあります。1+1=2を思い出してもらえれば分かることと思います。1+1=2であることは学びますが,なぜ1+1が2になるのかは学んでいるのですがそれが主たる学びでないだけに,なぜなのかを説明することはなかなか難しいものです。分数のわり算もそうです。ひっくりかえしてかける操作的な方法は学びますが,なぜひっくりかえしてかけるのかを学ぶのですけど,忘れます。1+1がなぜ2になるのか説明できますか?なぜ,分数のわり算をひっくりかえしてかけるのか説明できますか?

先日参観した

 数学の授業では,マイナスをかけたりわったりすると不等号の向きが変わる内容の授業が展開していました。マイナスをかけたりわったりすると不等号の向きが変わるので計算はできますが,なぜマイナスをかけたりわったりすると不等号の向きが変わるのか説明できるでしょうか?ゼミ生と一緒に考えました。なかなか面白いです。

2019-05-23   参観

[] 18:00    参観 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    参観 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

今週,県内の

 高校に,ゼミ生全員を連れて『学び合い』の考え方を使ってされている授業を参観してきました。1年数学の不等号が変わるのはどんなときかという内容の授業です。ゼミ生全員を連れて行くだけの価値のある見応えのある見事な『学び合い』でした。『学び合い』の考え方による授業を初めて参観したB2のみなさんは「高校生が,本当に『学び合い』ができるのかという思って行きましたが,立ち歩いてやっていて素晴らしかったです」という感想を述べていたほどです。

はじめての人にとっては懐疑的でしょうが,

 実際に生の『学び合い』の考え方の授業を参観してみると納得するようです。テキストで学んでいるそのままの様子が目の前で展開していきますから。その高校は,ALの追い風もあって,当該学年5学級すべてにおいてALに取り組み始めたとか。機会をくださった校長先生はじめ関係各位に心から感謝します。

2019-05-13   Same Goal

[][][] 06:16    Same Goal - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    Same Goal - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

セイム・ゴールの授業を参観する機会がありました。

 3分間走をするさいに,終了時に全員が同じゴールになるように目標値を設定し,その目標値にしたがってスタートラインを決める方法のようです。200mトラックの場合,3分で600mを走ることを自己記録としている子どもたちはゴールラインからスタートします。3分で800mを走ることを自己記録としている子どもたちはゴールラインの反対側からスタートします。そうすると,スタートしてから3分後には全員が同じゴールに辿り着くわけです。

そのゴールの時に,

 ゴールラインよりも先に進んでいた子どもたちは自己更新していることになり,ゴールライン手前で終わってしまった子どもたちは目標達成できなかったことになります。目標達成がその場で即時的に可視化される上に,分からない子が誰もいなくなる状況ができあがります。ゴール間近になると,全員が一団となってゴール付近を走り抜けることになるので,お互いに刺激し合ってがんばれる効果も生むとか。なるほど,と思わず感嘆してしまいました。まさに『学び合い』の考え方です。『学び合い』の考え方などと言わなくても,知らず知らずのうちに『学び合い』の考え方が存在しています。

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