信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
いつでもメールください。メールのやりとりで『学び合い』の考え方を共有しましょう。
メールアドレスは、misakiとshinshu-u.ac.jpを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。
研究室の全体ゼミは参観OKです。
全体ゼミは毎週月曜日18:00-19:30に行っています。
詳しくは,私たちの『学び合い』研究室をご覧ください。

2018-06-19   みんなでコラボ

[] 06:02    みんなでコラボ - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    みんなでコラボ - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

先週の全体ゼミは,

 私が淡路島にいたのでゼミ生が自分たちで進めました。休みにはなりません。ゼミ長を中心に自分たちで考え合意し進めている,年間計画に則って粛々と運営されています。私がいてもいなくてもそれは変わらず,彼らのゼミ・ワールドはいつもの通りです。自慢の全体セミです。私「先週の全体ゼミは何やったの?」ゼミ長「長野セミナーに向けて,理科とそれ以外の目標を考えて絞り込みました」私「今日は何やるの?」ゼミ長「それぞれの目標を決めます」。

今週の全体ゼミは,

 10月20日の長野セミナーの体験授業で実践するときの目標として絞り込まれた目標の中から,一つに決める作業をします。先週の全体ゼミで絞り込んだという理科とそれ以外のそれぞれの目標群を見せてもらいましたが,どれをとっても見事なものです。私が口を出さなくても良いほど,19歳,20歳,21歳,22歳の子たちが考えた目標とは思えないほどのレベルの高さです。一度,全体ゼミに参加されてみてはいかがでしょうか。自慢のゼミ生の考える目標を味わってもらえます。

そんなことを思っていたら,

 なんと本当に参加してくれた現職がいます。それも特支でインクルーシブ教育をやっている専門家です。嬉しかった。これまでは教科の専門家ばかりであったのが,初めて特支の現職が全体ゼミに来てくれて貴重なアドバイスをゼミ生に送ってくれました。感謝です。『学び合い』についてはゼミ生が先達ですから,惚れ惚れする内容の語りを披露していました。痺れます。みんなでコラボしながら授業ができたらそれほど嬉しいことはありません。一緒にやろう。このたびの大阪の地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに,怪我をされた方の1日も早いご回復をお祈りし被害に遭われた方々皆様にお見舞い申し上げます。

2018-05-29   2倍の喜びです

[] 05:35    2倍の喜びです - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    2倍の喜びです - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

昨日から,本学部のB4対象の

 教育実習Ⅱの実習が附属学校園で始まりました。B4の全員のみなさんによる2週間の必修科目です。本学部は全員が附属学校園で教育実習をします。本学部は一部を除き,小中両免取得が卒業要件です。附属小学校での教育実習に臨むB4のみなさんはB2のときの教育臨床演習の職場体験のとき以来,2年ぶりの小学校です。附属中学校での教育実習に臨むB4のみなさんは人生初めての中学校です。体調を万全にして2週間を乗り切ってほしいと願ってやみません。

昨日は,全体ゼミでしたが,

 B4不在の下,B3がゼミ長役を担って行われました。先週の高校での授業参観を受けて私から『学び合い』の考え方による授業の補足をさせてもらった後,授業参観のリフレクション,テキスト読み合わせ,そして長野セミナーに向けた打ち合わせと続きます。B4の頼もしい様子を毎週間近に見ているせいか,B3の頼もしさは立派なもので,凛々しささえ漂います。実験室で入念に打ち合わせをして臨んだ成果も顕著で,期待通りです。汎用性の高いB3の彼らの学びは目を見張るものがあり,そのたびに万雷の拍手喝采をする自分がいます。B3に自動化の概念がしっかり修得されていたと喜んでいたら,B2にも修得されていて2倍の喜びです。

2018-05-27   当たり前になっていることが嬉しい

[] 06:56    当たり前になっていることが嬉しい - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    当たり前になっていることが嬉しい - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

学び合い』入門の読み合わせが

 進んでいます。B2の担当で,19歳の初めての挑戦なのによくまとめてきています。それこそ,あっぱれです。議論の山場は,学校観を子どもたちにどう伝えるかです。「どう?たとえば教育実習に行ったときに,子どもたちに学校観を伝えられそう?」と聞かれてしばし沈黙します。方法論の議論はしやすいものです。「なぜ協力しなければならないのかをどう伝える?」という疑問にどう答えたら良いのか四苦八苦します。「それで納得してもらえそう?あなただったらどう?」と聞かれてまた沈黙します。でも,一番の根幹を成すところですから,避けては通れません。もう一つのチームでもやはり同じ議論になったとか。幸せって何だろうと考えさせ,ホモ・サピエンスの本質を説いたらどうかとなったそうです。ゼミ長のチーム,なかなかやるなあと独りごちています。こんなゼミ長がいるからこそ,そのゼミ長を見て次のゼミ長が育ち,やがてB2もゼミ長のようになるのです。B2も2年後には『学び合い』の肝を熱く語ってくれるでしょう。私たちの研究室では,それが当たり前になっていることが嬉しいことです。

2018-05-09   語り

[] 06:46    語り - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    語り - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

スタートブックの後半は,

 語りと目標づくりにページが割かれています。そこの読み合わせでゼミ生が考え出したのは,みんなで一緒に語りを作ろうです。対象は高校生,設定は初めての『学び合い』の授業。ゼミ生曰く「高校生は後ろを向くことをするのさえ,なかなかできないというので,なんとかそこを突き崩したい」。聞くと,可視化をするのに高校生はたすきをかけるのもしづらいとか,大学生ならできるし中3でもできるのに,なぜ高校生ができないのかと思ってみるだけでは仕方がないので語りに注力します。

初めて挑戦する

 B2のために,先輩の作ってくれた語りが参考になります。実験室には過去の先輩諸氏の残していってくれたゼミファイルが整然と存在します。その中から,平成23年と書かれたファイルを持ち出して,”先輩の一言”として伝えます。「これが先輩の語りだよ」と。食い入るように見ながら,自分の語りを模索します。隣でB4から語りとは何ぞやを教えてもらいながら。

1時間近くの議論の末にできあがった

 高校生のための高校生への語りです。うちの全体ゼミはできただけでは満足しないので,それを実際に語ってみなければ話になりません。理論と実践の往還ですから。全体ゼミの最後に,現職を前にして,B3が黒板を背に,高校生と見立てた我々に向かって語り出します。先生役「よく分かるときはどんなときですか?」生徒役「先生の話を良く聞くときです」先生役「人に教えるときです」。語りが一通り終わった後に,先輩のB4からアドバイスが入ります。『学び合い』学習歴3年目の”先輩の一言”は効きます。10月20日の長野セミナーでの語りを楽しみにすることにします。

2018-05-08   絶好の手本

[] 06:30    絶好の手本 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    絶好の手本 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

全体ゼミの読み合わせが

 始まりました。スタートブックが最初のテキストです。毎年この時期の恒例ですが,スタートブックは実によくできています。いまだに売れている理由がよく分かります。特にはじめての2年生にとっては,『学び合い』って何だろうというところから学び始めるには絶好の手本になっています。

また,B4のみなさんが

 完璧に紹介してくれて見事なものです。自分がB2のときはこうだった,それがこうやったらこうなったから,こうなるんだだよと立派に自己更新しています。きっとゲートキーパーとしての役割を十分に果たしてくれています。現職のいる文脈がそれを支えています。嬉しい全体ゼミです。

ちなみに,

 このスタートブックがお陰様で12刷となりました。ご愛読の皆様に感謝します。

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