信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
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2019-06-10   驚き

[] 22:15    驚き - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    驚き - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

学び合い』の考え方は,

 授業において子どもたちに探究活動をすべて任せる文化であるだけに,子どもたちの判断で自由にしゃべり,子どもたちの判断で自由に席を立って動き回り,子どもたちの判断でだれとでもいつでもどこでも自由にかかわることのできる現象が現れます。「おしゃべりしていいんだよ」「席を立って動き回っていいんだよ」「だれと一緒にやってもいいんだよ」ですから,おしゃべりするかどうかは子どもたち自身が自分で考え判断して決めるのです。席を立って動き回るかどうかも,誰と一緒にやったらいいのか,も。

子どもたち自身の判断に依る

 授業中の自由なおしゃべりを認めない教師にとっては,驚きをもって受け止められることと思います。子どもたち自身が自分で判断して授業中に自由に席を立ってあちこち動き回ることを認める教育観を持っていない教師にとっては,信じられない現象であろうと思われます。おそらく,その教師が大学で修得した教育観や卒業後に赴任した学校で持っているであろう一般的な日本の学校教育における文化になじんできたのであれば,尚更であろうことは容易に推測できます。

目の前の子どもたちの

 今の現状をなんとかしたいと願えば,刹那的には後者でも成り立つのかもしれません。それが,日本の学校教育の主流でしたから。しかし,20年後に今の子どもたちが生きる社会の情勢を考えると,どのような教育が求められているのかは熟考すべき時がきていることは確かです。教師の指示によって子どもたちに”させてみる”試みを繰り返したところで,20年後に子どもたち自身が自ら判断しなければならなくなったときに,指示してくれる人が誰もいない状況下で,自ら判断し人として正しい行動を起こすことのできる人材が育つのでしょうか。

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