信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
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2018-01-01   ずっと続けられる

[] 07:10    ずっと続けられる - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    ずっと続けられる - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

明けましておめでとうございます。

 今年も皆様にとって幸多き1年でありますよう祈念いたします。物事の節目に思うことは,事のはじめは誰でも張り切るということでしょうか。新しいことを始めるときは,夢なり目標なりがあってそれに向けてモチベーションがとても高くなってますから,ときに周りの様子がなかなか見えづらくなっていることもあったり張り切りすぎて過ぎるほどの期待を抱いたりして,気持ちが空回りすることさえあるほどです。いわば,事のはじめのときというのは非日常的なところがあって,一般的に,主導する人間とともに主導される人間もそれに先導されて期待に応えようとして張り切る様態を表すようになることがあります。そうなると,結果が出てきます。その結果,なんだこれって簡単なのかと錯覚することも,ともするとあるようにも思えます。

しかし,です。

 時間が経つにつれて,いわゆる平均への回帰が起こります。統計的にデータ管理されていなければ,どこが平均なのかは分かりませんが,少なくとも初期段階ほどの高揚的な結果からは下がってくることが一般的に見られる現象です。そのときに,どれだけモチベーションを維持して初志貫徹できるよう自らを奮い立たせて踏ん張れるかだと思うところです。継続は力なりとは良く言ったものです。継続できるということは,事のはじめに抱いた理念や理想を持ち続ける本気を失ってないという証ですし,周りの状況に流されずぶれていない何よりの証拠なのですから,知らず知らずのうちに信頼を勝ち取る結果を得ることになります。

学び合い』は考え方です。

 だから,一人も見捨てない人づくりの理念を語る教育論です。その理念は,この時間に語ったけど次の時間には語らないというものではありません。この内容にはよく当てはまるけど,あの内容には当てはまらないという理念ではありません。毎単位時間いつもどの内容でもどの教科・領域でも,学校教育のどの場面の教育活動でも,日常生活の一つの目標に向かうどの場面の挑戦でも,当てはまらないなどという場面のない理念です。『学び合い』を始めるときだけ非日常的に張り切るだけではダメです。毎単位時間の授業で毎日の学校教育の教育活動で毎日の日常生活のあらゆる場面でいつもどこでもだれに対してでも,理念を持ち続けられます。事のはじめだけでなく,ずっと続けられる,それが『学び合い』です。

scorpion1104scorpion11042018/01/02 06:48明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
投稿を拝見いたしまして「理念を持ち続けること」を、改めて強く肝に銘じました。有り難いことです。

OB1989OB19892018/01/02 07:09scorpion1104さん,コメントありがとうございます。明けましておめでとうございます。こちらこそ,今年もよろしくお願いします。周囲の状況によっては心が折れたりぶれたりすることもあるでしょうが,周囲の状況によって助けられることもあります。その意味では理念を持ち続けることも文脈に依存するのかもしれません。

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