信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
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2017-03-16   授業観の転換が必要

[] 08:09    授業観の転換が必要 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    授業観の転換が必要 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

我々が何かを主張したいとき

 その根拠となるデータを使います教育界の場合は,そのデータは間違いなく,子どもたちの生の声保護者の声です。たとえて言えば,政権に対する世論調査のようです。我々の授業改善レベルで言えば,教材開発をして教材研究をしてどれだけ満足のいく教材が仕上がったとしても,それはそれ。その教材を使って授業をしてみたら,子どもたちの声がどうであったのか子どもたちの様態がどのように変容したのかをもって議論しなければ,「この教材は有効であった」と主張するにたりる根拠がないということです。子どもちもときどきストライキデモと思えるような抵抗を見せることがあります。往々にして,それは子どもたちの反社会的行動として受け止められがちですが,よく調べてみると教師側に問題があったということがある事例も散見されます

昨日の国立青少年教育振興機構公表したデータ

 その一例のように思えて仕方がありません(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20170315)。国が教育改革を進める1つの根拠としたい実態が浮き彫りになっているからです。板書を写すといった昔ながらの授業で,生徒は受け身のままと聞けば,これから日本教育の進む道を示唆しているようです。板書を写すだけならタブレットがあれば教師必要ありません。受け身のままなら,どこかの国・地域の主張に受け身のままの日本しかないように心配してしまます最後には,だからこそ,教員の授業観の改善必要だとまとめられています。今こそ,全国約69万人の教員教育観の転換が必要なのです。

今,大学入試改革が進んでいます

 板書を写していて試験前だけ暗記する勉強しているだけでは大学入試突破できない時代がすぐそこにきています。一地方大学でさえ。板書を写していて試験前だけ暗記して勉強する受験生では到底合格できない試験に変わりつつあります。変わりつつあるという表現は,すでに変わってきているということです。おそらく,一般の人にはわからないでしょうが,すでに本学の今の入試も考え方が変わってきています

受験生は確かに知識はあるようです。

 答えを覚えてきているからです。しかし,「どうしてその答えが導き出せるの?」と聞くと99%の受験生が「わかりません」「答えしか覚えてきていません」と返答します。高校側は「なぜ,こんなに優秀な子が合格できないのか」と言われますが,答えだけ覚えてきていてなぜその答えが導き出せるのか答えられない受験生合格には至らない時代です。そのことを高校側が理解していないということです。すでに大学入試の質が変わってきています。未だに偏差値だけを頼りにしているようでは太刀打ちできません。

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