信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
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2017-02-27   もう一つ物理の基礎・基本の話

[][] 07:19    もう一つ物理の基礎・基本の話 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    もう一つ物理の基礎・基本の話 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

今日も昨日に続いてもう一つ物理の基礎・基本の話を。

 水に氷を浮かべたコップがあります。水は今にもあふれんばかりに入っています。そこに浮かんでいる氷が融けたら水はあふれるでしょうか?これ実は,B4卒論データの中の会話に出てくるものです。B4卒論の会話にでてくるということは,高崎A先生小学校第6学年理科の授業での話です。A先生理科の授業でなされる子どもたちの会話の質がいかに高いかおわかりいただけることと思います。コップいっぱいいっぱいのところに浮かんでいる氷が融けたらどうなるのかを答えられること自体がむずかしいのに,小学校第6学年ですからおそらく科学的には説明できないでしょうが,それを日常生活の中から自分経験として持ち出してくること自体がなかなかできるものではありません。きっと,家族日常的に科学的な話題を取り上げているのかもしれません。恐れ入りました。冒頭の答えは「あふれない」です。なぜあふれないのかを科学的に説明するためには,高校物理必要です。密度のρと体積のVを使って公式化し,液体中の氷の重力浮力との関係を論じ,氷の密度と融解時の体積変化を議論しなければならないほど,高校物理を履修していない人には難しい事です。

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