信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
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2017-02-16   改訂案

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14日に文部科学省

 小中学校学習指導要領幼稚園教育要領の改訂案を公表したことが一斉に報道されました。幼稚園2018年から全面実施となります。小中学校も先行実施されることでしょう。今回の改訂ポイント小学校英語であることが大々的に報道されています。小3から学び始め,小5から教科となり,中学校基本的英語での授業となるというものです。最大級改革と言われるゆえんです。一方で中身としては同じことですが,主体的対話的で深い学びという表現採用され,アクティブ・ラーニングという言葉が見送られました。定義がないカタカナ語は使えないという文科省担当者談話が発表されています

今回の改訂であまり

 注目されていませんが,改訂案は何を学ぶかが中心であった従来の指導要領を転換し,何ができるようになるかを明確にしてそのために何をどのように学ぶのかを求めていますさらっと書かれていますがその希求するところは奥深く,英語よりも大きな改革と言えます。従来の日本教育は,教科を基盤とするカリキュラムとなっていて何を教えるかが主体でした。すべての児童生徒に対して教えるべきことを分け隔てなく同じように教えることが平等であったわけです。ところが改訂される指導要領では,何ができるようになるかが求められます。つまり,すべての児童生徒ができるようになるべきことが分け隔てなくできるようになったかどうかが大切になるわけです。それは北欧諸国教育に似ています学力を基盤とするカリキュラムからです。コア・カリキュラムが求められている背景ともなります。これから教育は,平等に教えることではなく,平等に力を付けることが求められています。全国の小学校約34万人,中学校20万人の先生方に伝わることを願います

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