あしたは晴れる このページをアンテナに追加 RSSフィード

岡山県東部のとある小学校で教員をしています。 連絡はhi6yuki43とgmail.comとを@でつないでください

2017-03-04

量の問題

| 11:48 | 量の問題 - あしたは晴れる を含むブックマーク はてなブックマーク - 量の問題 - あしたは晴れる 量の問題 - あしたは晴れる のブックマークコメント

先日、職場で質問をされました。

☆「先生、Aちゃん、この1年ですごく伸びましたよね。どういう指導をされたのですか」

★「いや、別に特別なことは…。ただ、すぐに結果が出なくても焦らないようにしてはいましたけどね」

☆「でも、どうしても担任の立場だったら焦ると思うんですよ。『このままじゃ、まずい』をただ繰り返しているだけな気がして…」

★「あーーー。分かります、それ。まぁ、うちの場合あの子は2学期後半から3学期あたりには伸びてくるんじゃないかって思ってはいましたから」

☆「その見通しがもてないんです。どうやってそれを見通せるんですか?」

★「うーーーーん…。まぁ、単に量の問題ですね」

☆「量…ですか?」

★「はい。先生も学力的にしんどい子に対しては、個別指導や机間指導をされますよね?」

☆「はい。します」

★「ただ、誰も2倍、3倍努力って不可能ですよね。先生の時間にも制限があるし、毎日長時間その子を見ることって出来ないでしょ?

  机間指導にしたって、その子だけに関わるわけにいかないから、1時間にせいぜい5分程度ですよね」

☆「そうですよね」

★「うちの場合はね、その子以外の子が毎時間関わるんです。入れ替わり立ち替わり。少なく見積もっても1時間の授業で20分かな。

  それだけで4倍の時間をあてられるんですよね、支援の時間として」

☆「4倍…」

★「4倍の長さの時間サポートしてもらえる状態が、1・2学期の間続いたら、すごい積み重ねになるでしょ?」

☆「そうですね」

★「だから、特別なことは何もしていないんです。量の問題です。あ、付け加えるとすると、続けているとその子の学習への向き合い方が変わってきます。

  質も変わっていくんです。ぼくが気をつけるのは、その子を含めたみんなが見捨てられることなく全員達成をめざしているかを気をつけているんです」