上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
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2017-05-18高田北城高校意識啓発講演会
■ [講演会]高田北城高校意識啓発講演会

250名以上の新入生に対して講演会でしゃべってきた。久しぶり高校生にしゃべるので,とても楽しみだった。
しかし,楽しみだったので,話を盛りだくさんに用意してしまった。80分だったが,時折クイズや動画も入れるスライドを作り,結局は5分の1が話せないまま終わってしまった。
私の講演の場合,大切なものは初めの方に置き,だんだんと薄いものを後におくので,話をカットしても大丈夫なのだが,「あと15分あるな」と確認し,その後話をしていて気づいたら時間ちょうどだった。
久しぶりに話をして汗をかいた。冷や汗ではなく,高校教師時代の「授業したときの汗」を感じた。いい経験だった。
きっと後からふつふつと,こう話せばよかったとか,あの話はしない方が良かったとか,これはスベったとか,反省が湧いてくるだろうから,今のうちにブログを更新しておく。
高田北城高校には初めて足を踏み入れたが,落ち着いた明るいいい高校だった。生徒さんたちはよく話を聞いてくれて,こちらのフリにボケてくれたりして,温かい反応で良かったよかった。
2010-12-13岡田武史講演会
■ [講演会]岡田武史講演会

あべたかさんも福島で岡田武史さんの講演会を聞いたということだが、新潟にも来てくれて、はがきで申し込んだら見事当選した。約4倍の競争率だったそうだ。長男と行った。
長男には話は難しすぎたようだが、アルビの矢野貴章のワールドカップ出場の話や、マルシオが移籍するという話には食いついていた。
話を聞いて驚いたのは、国際練習試合4連敗でさんざんたたかれていた時に、ほとんど気にしなかったということだ。あえてマスメディアに触れなかったということだが(友達がわざわざメールで教えてくれてきたとも言っていた)、練習試合のイングランド戦前でシステムを思いついて、それを試みたら今までにないような動きをしていたので、カメルーン戦は絶対の自信があったということだった。
また、イングランド戦では、日本の選手が1対1で負けなかったという。これは日本のサッカー史上ヨーロッパのチームに1対1で負けなかったということは初めてのことだというのだ。なぜこんなことが起こったのかというと、選手達が各自でフィジカルトレーニングをしていた結果だという。どうして選手達が各自で行えたのかというと、選手、スタッフみんながワールドカップベスト4という目標を共有して本気に取り組んでいたからだという。
岡田武史さんさんや、本田は、インタビューで「まだまだやれる。」「こんなもんじゃない」「本気でベスト4を目指している」と言っていたけれど、実はそれはその2人だけではなく、全員だったということだ。目標を全員で共有することができたからこそ、選手、スタッフ各自がそのために何をすればいいのか独自に考え、実行していた。帯同するコックだったら、選手の食事風景を見て、ある選手が食欲がなかったなんていう情報をえたら、すぐさまスタッフに伝え、監督に伝わる。全員が全員の選手を見ることにより、連絡継投のシステムを作らなくても自然と連絡が伝わっていく。
だから選手も自分で何をすればいいのかきちんと考え、全日本の練習がない時も体を鍛え、あのイングランドでもフィジカルで負けなかったんだと言うことだ。
全てのことは目標の設定と意義を語ることなんだなぁとまたここでも再確認した。
2010-12-11岡田武史講演会
■ [講演会]岡田武史講演会

あべたかさんも福島で岡田武史さんの講演会を聞いたということだが、新潟にも来てくれて、はがきで申し込んだら見事当選した。約4倍の競争率だったそうだ。長男と行った。
長男には話は難しすぎたようだが、アルビの矢野貴章のワールドカップ出場の話や、マルシオが移籍するという話には食いついていた。
話を聞いて驚いたのは、国際練習試合4連敗でさんざんたたかれていた時に、ほとんど気にしなかったということだ。あえてマスメディアに触れなかったということだが(友達がわざわざメールで教えてくれてきたとも言っていた)、練習試合のイングランド戦前でシステムを思いついて、それを試みたら今までにないような動きをしていたので、カメルーン戦は絶対の自信があったということだった。
また、イングランド戦では、日本の選手が1対1で負けなかったという。これは日本のサッカー史上ヨーロッパのチームに1対1で負けなかったということは初めてのことだというのだ。なぜこんなことが起こったのかというと、選手達が各自でフィジカルトレーニングをしていた結果だという。どうして選手達が各自で行えたのかというと、選手、スタッフみんながワールドカップベスト4という目標を共有して本気に取り組んでいたからだという。
岡田武史さんさんや、本田は、インタビューで「まだまだやれる。」「こんなもんじゃない」「本気でベスト4を目指している」と言っていたけれど、実はそれはその2人だけではなく、全員だったということだ。目標を全員で共有することができたからこそ、選手、スタッフ各自がそのために何をすればいいのか独自に考え、実行していた。帯同するコックだったら、選手の食事風景を見て、ある選手が食欲がなかったなんていう情報をえたら、すぐさまスタッフに伝え、監督に伝わる。全員が全員の選手を見ることにより、連絡継投のシステムを作らなくても自然と連絡が伝わっていく。
だから選手も自分で何をすればいいのかきちんと考え、全日本の練習がない時も体を鍛え、あのイングランドでもフィジカルで負けなかったんだと言うことだ。
全てのことは目標の設定と意義を語ることなんだなぁとまたここでも再確認した。
2010-12-10岡田武史講演会
■ [講演会]岡田武史講演会

あべたかさんも福島で岡田武史さんの講演会を聞いたということだが、新潟にも来てくれて、はがきで申し込んだら見事当選した。約4倍の競争率だったそうだ。長男と行った。
長男には話は難しすぎたようだが、アルビの矢野貴章のワールドカップ出場の話や、マルシオが移籍するという話には食いついていた。
話を聞いて驚いたのは、国際練習試合4連敗でさんざんたたかれていた時に、ほとんど気にしなかったということだ。あえてマスメディアに触れなかったということだが(友達がわざわざメールで教えてくれてきたとも言っていた)、練習試合のイングランド戦前でシステムを思いついて、それを試みたら今までにないような動きをしていたので、カメルーン戦は絶対の自信があったということだった。
また、イングランド戦では、日本の選手が1対1で負けなかったという。これは日本のサッカー史上ヨーロッパのチームに1対1で負けなかったということは初めてのことだというのだ。なぜこんなことが起こったのかというと、選手達が各自でフィジカルトレーニングをしていた結果だという。どうして選手達が各自で行えたのかというと、選手、スタッフみんながワールドカップベスト4という目標を共有して本気に取り組んでいたからだという。
岡田武史さんさんや、本田は、インタビューで「まだまだやれる。」「こんなもんじゃない」「本気でベスト4を目指している」と言っていたけれど、実はそれはその2人だけではなく、全員だったということだ。目標を全員で共有することができたからこそ、選手、スタッフ各自がそのために何をすればいいのか独自に考え、実行していた。帯同するコックだったら、選手の食事風景を見て、ある選手が食欲がなかったなんていう情報をえたら、すぐさまスタッフに伝え、監督に伝わる。全員が全員の選手を見ることにより、連絡継投のシステムを作らなくても自然と連絡が伝わっていく。
だから選手も自分で何をすればいいのかきちんと考え、全日本の練習がない時も体を鍛え、あのイングランドでもフィジカルで負けなかったんだと言うことだ。
全てのことは目標の設定と意義を語ることなんだなぁとまたここでも再確認した。
2010-03-23大嶋啓介講演会
■ [講演会]大嶋啓介講演会

昼過ぎに同僚から内線があって、夜、県民会館である講演会に行けなくなったので、行かないか?ということだった。どういう人か聞いたところ、「居酒屋の経営者であり、居酒屋甲子園の主催者」ということだった。「居酒屋甲子園」といえば、中村文昭さんの話に出てきたことだ。カミさんに電話してOKをもらえたので、行くことにした。
県民会館大ホールに行ったところ、なんだか野球部関係者が多い。この公演会の企画を立てた人が、教員で、野球部顧問のようだ。どうやら1年間、大嶋さんの「てっぺん」という居酒屋に研修で入ったようだ。すごいすごい。
講演の内容は、今までに出たことの無いようなアクティビティーなものだった。県民会館大ホールで、隣の人と今までの人生で最高のじゃんけんをするとは思わなかった。
自己啓発セミナーのようだったのだが、その理論をしると、なるほどと思える。脳の働きと言葉と動作と気持ちを一連のものと考え、言葉と動作により、気持ちと脳の働きをプラスの方に持っていくというのが主旨のようだ。
その中で一番心に残ったのは、仕事から帰ってきたら子どもの前で「疲れた」とは言ってはいけないということ。これを毎日親から聞かされた子どもは、「仕事=疲れるもの」という刷り込みがおこなわれ、仕事に就かなかったり、大人になりたくなくなったりするそうだ。
うちの子どもたちは2人そろって「サッカー選手になりたい」と言っている。どうして子どもたちは野球選手やサッカー選手になりたいのかというと、大人が本気で笑顔になり、喜んでいる姿を見るからだそうだ。なるほど。私も子どもたちにそういう姿を見せなければなぁ。
確かに私やカミさんは帰ってきたら「疲れた」と言っている。そしてさらに気持ちをマイナス思考に持っていく最も悪い言葉は「疲れた」という言葉だそうだ。鬱病になってしまう人は、「疲れた」というの言葉を連発して言っているそうだ。
疲れていてもプラスの言葉に替えて発話しないとだなぁ。
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2009-07-16NIIGATA JOB WORLD 2009
■ [講演会]NIIGATA JOB WORLD 2009

年休を取って、講演会に行ってきた。お目当ては
だ。約2年前、NHKプロフェッショナル仕事の流儀に出演したのを見て、是非とも講演会を聞かなくっちゃと思った。初めて知ったことだが、石原さんは新潟市出身だそうだ。知らなかった。
作家に本を書いてもらうために、熱い気持ちを手紙に書いて、口説き落とすというテレビの内容だった。それを見て、2年前のフォーラムで中村文昭さんに手紙を書いたっけ。運良く中村さんをフォーラムにお呼びすることができた。
パネルディスカッションではNAMARA代表の江口歩さんがいらしていた。不思議な繋がりを自分の中で感じた。江口さんの語りはさすが、心に響くものだった。
フォーラムでは期待できます。会場(というか、個人的に私)との質疑が楽しみです。いろんなものを壊して崩してもらいたいです。
以前はこの会、高校に案内が来て、出張で行けたんだけれど、今回はそれが叶わず年休を取った。行ってみてわかった。専門学校生が大勢聴衆としていた。若者向けに開催しているんだね。
2007-12-26中村文昭さん再来県
2007-09-30手塚眞講演会
■ [講演会]手塚眞講演会

昨日新潟大学国語国文学会に参加した。坂口安吾つながりで、手塚眞さんの講演を聞けた。
手塚眞さんは手塚治虫の息子だ。手塚眞さんがメディアに出始めたとき(私が高校か、大学の時)に私は深夜番組で見て、衝撃を受けた。女装をして、自分の作った映像を紹介し、数分の短い映画を流した。女装もそうだがそこで流れた映像がとても強烈(ホラー?グロテスク?今ではどんな映像か忘れてしまった。)だった。
その後手塚治虫の息子は、すごいんだという印象を持って、その後の活動はちょっと気になっていた。
その人が目の前で話してくれた。内容は「文学とマンガと映画の間」。手塚治虫の息子であり、手塚眞さんの奥さんは岡野玲子さん(漫画『陰陽師』の著者)だ。漫画について、そして仕事の映画についての裏話、ほとんど気づかない話を聞けた。
またとない機会なので、さっそく質問した。ここぞと思うときには「質問はありませんか?」というときに間髪を入れずに質問するのが鉄則。
- 昔の映画は制作者が「角川映画」とか、「東宝」だったのに、最近はほとんどが「△△制作委員会」となっているのはなぜか?
- 小説を映画化する場合、「何でこの大事な部分をカットするのか?」と思うことが多いのだが、そういう傾向はあるのか?
制作側ならではの返答をいただいて、満足。
その後の懇親会にもご出席いただけたので、隣に陣取って話を聞いた。
いやぁ、今日はいい日だった。
写真は講演時にホワイトボードに書いてくれたブラック・ジャックとアトム。手塚治虫の生マンガはもう見ることができないから、息子さんの生マンガ。とっても上手。練習したのかな?手塚治虫作品のアニメ化も手がけているから、お手の物なのかな?
位置としては、『学び合い』マップの下あたりがいいのですが。