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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。

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教室『学び合い』フォーラム
第13回(2017年)は関西地区でおこないます。
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2017-01-07第15回臨床教科教育学セミナー

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信州大学教育学部で開催した。事務局として毎回参加しているけれど,転職して,研究職になったので,そりゃあ発表しなければならない。ということで,去年からプレゼンの準備,いやいや,プレゼンの準備ではなく,データを取るための調査は去年11月からおこなっていた。

発表はプレッシャーだけれど,発表するとしないとでは参加する楽しさ(達成感と敗北感)は段違いだ。発表しなけりゃ学会は楽しめないなぁ。この学会には,必ず発表をしようと心に誓うのだった。ちょっと前まで毎回発表していた大先生の意図がようやく分かった。

発表は2008年以来だった。しかも信州大学でおこなったものだった。まさに約8年ぶりで,それまで上越教育大学でおこなっていて,信州大学でおこなったセミナーは初の上教大以外でのセミナーだった。いろいろと縁がある信州大学だった。

2004年に上教大を修了して,セミナーに参加すると,当時の戸北西川研の「軍団」メンバーがもちろん参加していて,一大勢力で発表やら上教大会場の時は運営をしていた。私は軍団OBだったんだけれど,軍団の中にはいなくって,ちょっと寂しい感じがいつもしていた。発表もあんまりしなかったから,そう感じるのは当然なんだけれど。

ところが今年からNKM48軍団のメンバーに入れてもらい,院生のみなさんと一緒に行動し,発表でき,傷を舐め合うという,修士の時の思い出が蘇ってきた。ありがたいことです。

2016-09-24究極の美とは

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卒業した大学の学部が主催する学会に顔を出した。新潟大学人文学部国語国文学会だった。去年まで同僚だった人が学会発表するし,大学時代にお世話になった先生が講演会を開くので,久しぶりに行ってみた。

といっても,これまではほとんど勤務校の文化祭の日とかぶっていたので,ほぼ5年ぶりの参加だ。前任校の文化祭に顔を出して,久しぶりに生徒たちと会って,その足で新潟大学に出かけた。

元同僚の学会発表には間に合わなかった。講演会は近代文学についてで,「谷崎潤一郎と三島由紀夫」というタイトルだった。

文学というのは芸術である。2人の作家はもちろん「美」を追求して作品を描く。講演会では,登場人物自身の肉体に「美」を追求する2つの作品を比較して論じていた。

文学という芸術は他の芸術とは全く異質なものだと聞いていて思いついた。他の芸術は消滅するという前提で作品を造る。物理的なものは全て時間とともに消滅する。音楽は最も消滅する時間が短い。再生する頻度も高いけど。

彫刻はなるべく消滅しないように,劣化の遅い素材で造ったりするが,必ず消滅する。何千年も残っているものもあるが,永遠に存在することはない。

谷崎潤一郎「黄金の死」と三島由紀夫「禁色」も,「美」を求めて,肉体に「美」を求めるが,結局のところ「死」によって美が消える。逆説的にいうと,消滅するから「美」となると言える。

文学というのは,他と全く違うというのは,文学というのは劣化しない。テキスト,または文字コードというのは永遠に劣化しない。「本」は劣化するが,例えば,インクジェットプリンターで印字した三島由紀夫の「禁色」の作品的価値と,三島由紀夫が原稿用紙に手書きした「禁色」の作品的価値は違うのかというと,同じであるはずだ。「手書き原稿」という希少さに価値を見いだす人もいるが,それは「文学的価値」とは違うものだ。

どんなにコピーしても作品価値は劣化しない。または,記録媒体が劣化したとしても,そこに記録されている文字,文章,作品というのは劣化しない。

それを読める人間の存在が無くなれば,価値は無くなるのだが,それは他の美術作品もおなじだろう。「美」と感じる存在がいなくなれば,「美」は無くなる。

つまり,消滅を前提としている「芸術」を造り,消滅と美は共存,裏表であるにもかかわらず,文学者は永遠の手段を使って美を追究する。ここに矛盾は感じないのだろうか?

矛盾を感じて己を滅する道を選ぶのだろうか?

2010-01-09臨床教科教育学セミナー

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今年度は期日を1月に移して開催となった。雪を避けて12月に開催すると、小雪だったり、1月に移すと雪が降ったりと、どうも天候との相性が悪いな。

今年は50本の発表があり、大盛況となった。すばらしい。回を重ねるごとに盛り上がって行くことがわかる。子どもの学び、活動に着目する教育研究の必要性が浸透していっているからだろう。

若い人の発表も多く、未来を感じられる。若い人がどんどん入ってくることで、内部で使っている「言葉」を一つ一つ説明する必要があり、説明することで昔から当たり前に使っている言葉の意味を再確認し、新鮮でいられる。学会が形骸化することを防ぐことになっている。

だから、単に研究の手続きだけを突っ込んでくるちょっと意地悪な質問が少ないのが本学会の特徴である。バリバリの教育研究者だったら、検定やら、先行研究やらに関して気になる発表もたくさんあるのだが、若い人の発表はそんなことは後からどうとでもなるので、今は問題に対する新鮮な切り口に目を向けてほしいと思う。その新鮮な切り口が無くなってしまっては、教育研究としての先はなくなる。

私が修士だった頃、ある学会発表で、私の研究の視点ではなく、検定方法にけちを付けられたことがあった。そのけちを付けた人の発表を聞いて「それは現場でどのような役に立つのか?」と突っ込んで、しどろもどろにさせたこともあったことを思い出した。

今回の運営は私がほとんど全く口を出すこともなく、すべて上教大のメンバーで独自に運営して、すばらしい成果を上げてくれた。年々運営がスムーズになっていくことを実感した。一つの文化ができあがっているということがわかった。すばらしいなぁ。運営のみなさん、お疲れ様でした。

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MizuochiMizuochi2010/01/12 12:01事務局長、お疲れ様でした。
総会の運営には、事前の準備がたくさん必要ですから
冬休みをずいぶんと奪ってしまったと恐縮しています。
また、当日は遅くまで引っ張り回したり、大学まで送ってもらったりと申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。

F-KatagiriF-Katagiri2010/01/12 15:53水落さん、お疲れ様でした。K保田さんとお二人で細かいところまで気を配っていただいたおかげだと思っております。

来年度からセミナー内では総会がないので、少しは楽になるのでは?と思います。ありがとうございました。

2008-12-14第7回臨床教科教育学セミナー

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長野市の信州大学で開催された。今まで上教大で開催されていたが、初めての県外開催だった。長野市開催ということで、宿泊を使用かどうか迷ったが、土・日切符で高崎周りの新幹線で、日帰りすることに決めた。片道2時間半で到着する。自動車で高速を使った時と同じくらいか?

いい天気で何よりだった。長野市はここ数日気温が高かったそうだ。

自分は課題研究発表のパネリストとして新潟授業研究会のことについてちょっと喋った。今までの授業研のことを原稿としてまとめてみると、もう3年以上も続けているのかと今更ながら驚いた。前回の開催で30回となっている。よく続いているものだ。

懇親会会場では、この間『学び合い』グループに入った人や、遠くから来てくれた人、この手の会にはここ1年ほぼ皆勤じゃないか?というつわものの面々と喋れた。

帰りはバスに乗って駅までいったのだが、「あ、バスだー!」と言って先回りしてゆっくりバスに乗車し、われわれ年寄りたちがバス停に着くまで時間稼ぎをしてくれたK研のみなさま、ありがとうございました。

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Kyo_TokyoKyo_Tokyo2008/12/14 12:32昨日はお疲れ様でした

多くの皆さんが頑張っている様子に刺激を受けましたし、交流が出来た事は、とても楽しかったです

私も勉強会を主宰したり、ネットでの宣伝等をしていますが、お互いに情報交換等をさせて頂きながら、『学び合い』を中心とした実践の普及をしていけたらと思います

今後とも、よろしくお願いいたします

OB1989OB19892008/12/14 12:47素晴らしい記録映像をありがとうございました。早速保存しました。遠路はるばるありがとうございました。

D902iD902i2008/12/14 12:53今回はまさに,「コミュニティ」のコミュニティが見られたような気がしました。
全国各地での活動を報告しあうことで,それぞれのコミュニティのに刺激を与えるすばらしい課題研究であったと思います。ありがとうございました。

F-KatagiriF-Katagiri2008/12/14 15:24Kyo_Tokyoさん、お会いできて嬉しかったです。バイタリティーのすごさに脱帽です。東京の会、楽しみです。

三崎先生、お疲れ様でした。とてもよい会になりました。来年の上教大開催に力を貸して下さい。

D902iさん、体調不良の中、大変でしたね。また来年の開催にはよろしくお願いします。

take1_No12take1_No122008/12/14 22:16昨日はお世話になりました。
課題研究での発表勉強になりました。継続させるコツは「ゆるい」ということ…スッキリしました。ありがとうございました。

2008-09-27越後瞽女唄

[]越後瞽女唄 越後瞽女唄 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 越後瞽女唄 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 越後瞽女唄 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

新潟大学国語国文学会に参加した。ほとんどOB・OG会のようなアットホームな感じなのだが、毎回講演者はすばらしい方がよばれる。

今年は越後瞽女唄演者の萱森直子さんだった。越後瞽女唄という言葉はここ数年新聞やテレビでよく目にしたものだが、どういうものか全くわからなかった。実際に聞いてみると、すぐに引き込まれてしまう。

初め、三味線をもっていらしたので、お座敷での小唄のようなものなのかな?と思いきや、うたいだすとその印象は一変した。心の叫びのような身に染みる調子で、津軽三味線のようなビートとグルーブで唄われて(語られて)いった。

今回は瞽女唄の解説と演奏を織り交ぜてしていただいた。瞽女唄の歴史と背景、瞽女唄の種類などを話ながら、祭文松坂「石堂丸」を唄ってくれた。これが泣けるんだなぁ。「子別れもの」だから。

こりゃあロック、はたまたフォークだなぁと思って、「中島みゆきのグルーブだ。」と感じながら聞いていた。

越後瞽女唄の伝承者の萱森直子さんは、とても明るく、気さくな方で、その後の懇親会にも参加してくれた。次は本当の演奏会で聞いてみたいなぁ。

学会はというと、ほぼ懇親会がメインなのだが、気がついたら出席者OBで最年長は私だった。ということで乾杯の音頭をやる羽目になった。そうか、もうそういう歳か。

学部3年生で、教員になりたいという人の話を聞いたりして、なかなか今は厳しいよねぇと相づちを打っていた。しかし、かなりしっかりしている人で、公務員予備校に通って、一般教養なんかを勉強しているということだ。今の時代はそうなのかぁ。

来年教育実習で、悩むこともあろうから、新潟授業研究会に参加して、事前に現役教師に相談してみたら?と、宣伝をしておいた。連絡が来て参加してくれたら授業研も新たな展開になって面白いかな?

y2008/09/30 05:36昨年、全校を対象に瞽女唄の口演会+講演会を行いました。生徒の皆さんにも好評でした。伝わるものがあったようです。

y2008/09/30 05:36昨年、全校を対象に瞽女唄の口演会+講演会を行いました。生徒の皆さんにも好評でした。伝わるものがあったようです。

y2008/09/30 05:37すみません。前のコメント、なんか2回になってしまいました。ごめんなさい。

F-KatagiriF-Katagiri2008/09/30 08:30yさん、コメントありがとうございます。
学校で公演ですか。やってみたいです。

beulahbeulah2008/09/30 23:36峰本です。新大国語国文学会ですか、懐かしいなぁ。今はどこでやっているのでしょうね? 元教養の校舎ですか?
大学の先生方も、私がいた頃の方々はみないなくなり、寂しい限りです。
先日、同期会がありまして、宮崎先生に久しぶりにお会いしました。髪こそ真っ白でしたが、現役時代を彷彿とさせる、お元気さでした。

F-KatagiriF-Katagiri2008/10/01 09:17峰本さん、会場は毎回変わっています。最近は旧教養部の校舎です。数年前は本部の会議室でやったこともありました。
懇親会は2食で、懐かしい限りです。2食もずいぶんボロボロになってきました。私がいたときは一番新しかったんですが、20年前だもんなぁ。

宮崎先生お会いしたんですね。転勤なさってからお会いしていません。年賀状のやりとりはしているのですが。先日「学び合う国語」を贈っちゃいました。