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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。

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niagara@cocoa.ocn.ne.jp

教室『学び合い』フォーラム
第13回(2017年)は8月5日(土)〜6日(日)大阪府枚方市でおこないます。
manabiainu
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2016-11-10福島県石川町の旅

[][][]福島県石川町の旅 第1日目 福島県石川町の旅 第1日目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 福島県石川町の旅 第1日目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 福島県石川町の旅 第1日目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント


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水落研のゼミ旅行も兼ねた福島県石川町の石川小学校,石川中学校の授業公開に参加した。水落研のゼミ生さんたちとみんな一緒にバスで大学から向かう。途中新潟市も通るから,新潟市で乗っけてもらおうといろいろ考えたが,栄SAのように,路線バスも止まり,高速道路外に自動車も駐められる場所が新潟市近くに無いため,結局上越から一緒の出発になった。

出発時,そうか,ゼミ運営とはこうやっておこなうのかと思う出来事あり。私だったらどうしたかなぁ?

往路から,バスの中でゼミが始まる。「石川町で授業中学習者が交流する時間をどうネーミングしたら良いか?」というのがお題だった。私はタイムリーに「トランプタイム」としたが,則却下。「trump」には「奥の手」という意味があるんだよ。

ところどころSAで休憩を入れ,福島に入るといい天気になる。長い旅行の後の研修だが,着いただけで1日が終わってしまう気に最近よくなりがちだ。ここからが本番。

と言っても,私は授業を見て,検討会に出るだけなんだけど。

小学校6年生の国語を見る。見事に『学び合い』だ。浸透しているんだなとおもう。これからは次のレベルを目指す研修になるんだろうなと思う。あんなに素晴らしい児童たちだったら,どんな課題でもこなしていけるんだろうと思う。『学び合い』集団の力を見たい。

旅館は綺麗な,そんなに大きくないアットホームなところだった。なんと,泊まる部屋には露天風呂が着いている。明朝お湯を溜めて入ろう。

大浴場に行き,露天風呂に8人で入る。ほとんど修学旅行の男子生徒のノリだった。こういうゼミ運営もいいなぁ。

宴会は,完全に学生のノリで,終わりの部分の記憶はおぼろげなのだが,エールを交換していたし,私の部屋で2次会をおこなっていた。12時に就寝して,3回もトイレに起きて,もう朝かな?と思って時計を見たら3時だった。飲んだときの眠りは浅いなぁ。明日はゆっくりの出発だから救われる。

2016-04-18おにぎりの会参加

[]おにぎりの会参加 おにぎりの会参加 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - おにぎりの会参加 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 おにぎりの会参加 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

Googleマップを使って移動しようと思って歩いた。駅に着いたら,どう見ても都営地下鉄の駅ではない。あれ?駅員さんに聞いたら,その駅はさっき通ってきたところにあったという。Googleマップ,やってくれる。アプリに頼るのも良くないなぁ。

大風の中,汗だくで何とか乗り継いで会場に到着した。15分遅れ。

おにぎりの会は,フリートークだけの会。自分の話したい相手を見つけて話すという形。顔見知りはいるけれど,初めての方もたくさんいる。なんとなく座っていると,私が高校籍だった,私が今大学籍にいるということで繋げてくれる人がいたり,話しかけてくれる人がいたりして,ほぼ初対面の人とずーっと話していて時間が経った。

おもしろい会だなぁと思った。

注意していたのは,喋りすぎないこと。相手の話を聞くこと。今興味があるのは,『学び合い』をやって辛いことはどんなことかということ。何につまずいて,何がハードルなのか。いろいろ話を聞けた。

中には大学4年生で『学び合い』で卒論を書きたいという人がいたので,実践校を紹介してくれる人と繋げたり,そして驚いたのは,今まで「学び合い」という言葉自体知らない大学の先生が,たまたま東京に出かける機会があり,教員研修で調べたらおにぎりの会がヒットして参加したということ。

アンテナの感度がよくて,行動力があるなぁと思う。私も新しい会に気軽に参加できるフットワークを持ちたい。

そしてなんと,おにぎりの会を命名した方に何年ぶりかにお目にかかれたこと。つきあいは約20年位あるのに,最近5年以上も会っていなかった。思わず握手をしてしまった。

強風で被害が出ている中,帰りの北陸新幹線も,乗り継ぎのえちごトキめき鉄道もあんまり遅れずに乗ることができた。ラッキーだったな。

2015-10-10自ら課題を見つけ自ら解決

[]自ら課題を見つけ自ら解決 自ら課題を見つけ自ら解決 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 自ら課題を見つけ自ら解決 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 自ら課題を見つけ自ら解決 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

東京の沖さんに触発されて、自ら課題を見つけ、自ら解決する授業に切りかえて約1カ月、面白い点と、課題が見えてた。

それまでは、課題(問題)をこちらでプリントに書いたり、黒板に書いたりして提示して、その課題を解決する時間をとり、その後黒板に出て書いてもらい、検討するという流れだった。

そんな授業でも子どもたちは盛り上がっていたし、課題解決時間にはいろんな人と交流し、その後の検討の時間も集中していたように思われた。

しかし、現状の子どもの様子として、受身的な学習態度であることは否めなかった。問題プリントを与えられたらそれをやって暗記する。テスト勉強はひたすら暗記(しかもじっとノートや問題集に書かれてある文字を見つめるだけ)。

そこで夏休み後、教室『学び合い』フォーラムで沖さんが紹介してくれた授業を私も導入しようと思って語った。

みなさんはとても真面目で、与えられた課題はしっかりやる。このままでいい感じなのかもしれないが、これでは課題を自ら見つける力はつかない。課題を自ら見つける力は訓練しなければつかない。だから始めはきっとうまく見つからないかもしれないが、訓練していけば必ずいい疑問、質問、または感想が湧き上がってくると思う。それをみんなで検討していく授業にしよう。

ということで、現代文はまずは音読してから、疑問を口頭で伝えたり、紙に書いて提出する*1。その次の時間に教科書を読めば解決できそうな疑問点をまとめたプリントを配布し、それについて検討していく。教科書を読んでも解決できそうにない疑問点は、「お便りコーナー」みたいに授業の始めか終わりに紹介し、回答したり、笑いをとったりする。

古典は授業の時間の前にノート提出をして予習をチェックする。授業になったら読みの確認をして、傍線注釈プリント*2を配布し、自分の傍線注釈との違いから疑問点を見つけて、私が黒板に書き、その疑問点に対する答え(思いつきでもOK)が湧いたら自ら黒板に書きに行く。

という流れだ。

まずはメリットについて

  • 子どものつまずき、勘違いがあらわになるようになった。
    • 登場人物は誰?
    • 「少納言の乳母」は「清少納言じゃないよ」
    • 少納言の乳母が探しに行くのは若紫じゃないよ
  • わからないところだけ授業で扱うので、時間に追われることが無くなった。
  • 以前やっていた授業の検討の時間だと教師主導で解説(たまに生徒に当てる)だったので、そこでのつまずきがわからなかったが、更なるつまずきを拾い上げることが出来る。
  • これは押さえてほしいなあということに関して必ず疑問が出されているので、主体的な学びになっているように見える。
  • 出された疑問を「翻訳」する力が教師につく。このままでは漠然とした問いだなぁというものを、解答しやすい問に変換し、疑問点をはっきりさせる力がつく。

うまくいかない点について

  • 以前の授業形態に比べて交流しなくなった生徒が生まれた
  • かなりの自信が無いと黒板に出て書くことをためらう生徒が多い
  • わかったことをクラス全体にシェアしようという気持ちを持てない生徒もあるていどいる(自分たちがわかってそれで満足)
  • 1段落のことを押さえないと2段落がわからなくなるような場合、段落が進んで行くとぼんやりし過ぎて全てがわからなくなり、疑問も出せなくなる

改善として、グループを作ることも必要であると思った。いつも固定のグループである必要はないが、うちの生徒の場合、かなり真面目なおとなしい子も多いので、自分の席を離れて席の遠い子のところまで聞きに行くということに抵抗があるのだ。

試しに近くの4人で席を合わせなさいと言ったら、情報交換が活性化した。疑問もたくさん出るようになった。たまに環境を変えるのもいいものだ。

それからこのやり方がうまく行くかはクラスの雰囲気作りが大きなウエイトを占めている。解答(回答)は当てることはしないので、自主的に黒板に出ていくことになる。当てれば書くのだろうけれど、それでは、「みんなで解決する」という雰囲気が作れない。しかし、「自分は前に出て書いてもいいのかな?」なんていう雰囲気もある。このハードルはかなり大きい。「思いつきをどんどん書いて。」「正解なんて期待していないよ。たとえ間違ってもそれが学びに繋がるんだ。」とは伝えているが、なかなか難しい。

「間違ってはいけない」というプレッシャーを拭えないためそうなってしまう。間違った場合は、どうしてそう考えたのか、なぜ間違ったのかというものを解説したり、「ツッコミ」をして、笑いに昇華させたりして、「間違い」がためになったということをしていかないと、どんどんプレッシャーが大きくなってしまう。

前に出て書くというハードルを除くために、手元のタブレットに書けば、それが電子黒板にすぐに映しだされ、書かれた内容をシェアし、情報の集約が出来るようなシステムがほしいなぁ。うちに電子黒板はないけれど、プロジェクターはあるので、私が持っているApple TVをつなげて、後はタブレットが10台くらいあって、そこに書かれたものがリアルタイムに映しだされるようなシステムはないかなぁ。

受け持っている2年生は中間テストが終わり、その後修学旅行で、授業開始は2週間後となる。その時までに、授業の組み立てを修正し、確認して押さえるべきところは押さえてからの課題提出授業をしていこうと思う。

*1:メールアドレスを作り、そこに送信しても良いとしたのに、まだ1件もない

*2:現代語訳を古文に傍線を引いて右側に記したもの

2015-02-11何を求め続けるべきか?

[]何を求め続けるべきか? 何を求め続けるべきか? - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 何を求め続けるべきか? - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 何を求め続けるべきか? - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

今年受け持っている1年生の古典の授業で3学期から「みんなで考えみんながわかる」ことを現実的に授業で求めた。

この授業は以前の授業でもやっていた形だ。

やり始めは今までの授業の感じよりもとっても活動的になり、睡眠者は全くいなくなる。皆無だ。それはそれで効果はあるのだが、2週間ばかり続けると、まだまだなところが見えてくる。

初めは「わかるために動く」ということをし出すのだが、そのうち「ここまでやったのだからわからなくても良いか」という感じになる。席を離れてわかる人、わかりそうな人と相談をするのだが、それ以上のことはしなくなる。さらなる工夫、さらなる努力は見えなくなる。

さて、ここで何を求めるべきなのか?ということが今の課題というか、葛藤である。もちろんこのままではよくないのはわかる。そこで「動く」ことを求め続けるのか、「正解する」ということを求め続けるのか、ということだ。

クラスの雰囲気的に、突出するのを避ける傾向がある。方法として今まで経験したことしかしたくない、目立つのを嫌うという傾向がある。目立ってまで「みんな」が正解することをしたくないという感じだ。それはとても良くわかる。たかが古典の授業だ。

じゃあ方法を強いてそれを打ち破らせてやらせればいいのか、というと、そういうことでも無い気がする。

私の『学び合い』におけるスタンスは、人生において「必要な時に必要な人に必要なことを助けてもらうのがいい」、「必要な時に必要としている人に必要なことを手助けするのがいい」ということをわかってもらうことだ。そのためにはクラスの雰囲気作りも大切になるし、相互の手助けが必要な課題を示し、手助けの必要性を感じてもらわなければならない。

雰囲気作りと手助けの必要性、なんだか相反する気がするんだよね〜。いろんなことを強いて手助けするさせれば雰囲気は悪くなるし、今のワイワイしてみんなが(仲間内で)学習している雰囲気はとっても良い雰囲気なんだけれど、仲間を超えて手助けをすることもない。

まだまだ仲間の枠を打ち破るには時間が必要ということなのだろうか?

2014-09-26『学び合い』のノート指導

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授業づくりネットワーク夏in新潟で『学び合い』の問題点としてノートに思考のプロセスを記録できない(時間が無いため)ということを挙げた。それに対して思考のプロセスを記録することは必要無いという意見が出たり、時間がかかるが、思考のプロセスを整理するために時間をとってノートでふり返る時間が必要だという意見が出た。

私は記録することは必要だが、現実問題として時間を取ることもできないと思った。だから、ワールドカフェ風味の『学び合い』での思考プロセス記録をすることにした。

また、生徒の今までのノートの書き方を見ると、「黒板に書かれたものを写す」「正解だけを書く」というものだったので、「ノートは思考のプロセスや疑問、感想、意見、思いつき、イメージを記録するものだ」ということを体験してもらうためにもワールドカフェ風の作品作りをしようと思った。


高1現代文「木を伐る人/植える人」の後半部

後半部を対比に注意して、用紙にまとめなさい。対比の関係性を示す語は四角で囲むこと。

課題作成……25分

4人グループを2名ずつA班、B班に分ける

A班が別のグループに行き質問をして説明を受ける……3分

B班が別のグループに行き質問をして説明を受ける……3分

手直し……10分

という感じでやってみた。そして完成した作品を廊下に貼り出した。

文章の前半部も同じ感じでやっていた。前半部はシェアの時間帯を全員で一斉に巡回するという方式でやったのだが、ただ観て回っているということが多かったので、他のグループメンバーからの質問とそれに対する説明という時間帯にした。

前半の時よりも整理されて書かれていたという反面、整理しすぎて情報を盛り込めない(思考のプロセスが記載されない)という面もあった。

ワールドカフェ風だったら、課題内容に「まとめる」という言葉を使わず、「どんどん書き込む」ということを前面に出すようにすればよかったと反省する。思考のプロセスの記録になっていないグループも多かった。「思考の結果を作品にする」というイメージを持たれてしまった。

次回は、思いつきをみんなが手を伸ばしてどんどん書き込んで、「間違っているものは二重線で消す。」というようにしたい。

2014-02-23『学び合い』フォーラム九州への旅3

[][][]『学び合い』フォーラム九州への旅3 『学び合い』フォーラム九州への旅3 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』フォーラム九州への旅3 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 『学び合い』フォーラム九州への旅3 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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なかなか朝起きることができず、起きたのは7時過ぎだった。前日かなり飲んだので、動作も緩慢で、ホテルから出ることも難しい。Googleマップで調べたところ、2日目会場までバスが出ているらしい。

バスターミナルまで行き、そのバスの乗り場らしいところで待っている。しかし、Googleマップでは中央埠頭行きと出るのだが、そこ行きのバス経路があるんだか無いんだか……。業を煮やしてこのバス乗り場からだったらきっとみんな行くのかな?と思ってバスに乗った。

マップの経路から外れて曲がったので、運転手に中央埠頭まで行くか?と聞いたら行くという。バス経路は大回りになるが、今更途中で降りて歩く元気もないのでそのまま乗っていることにする。

30分以上かかって福岡産パレスホテルに到着して、人がたくさんいるホールに行くと、別のイベントをやっている。会場間違えたかな?と思って遠くを見ていると、スタッフジャンパーを着ている人が見える。あっちの会場か!と思って行こうとするが扉が開かない。フォーラム2日目の会場はホールではなく、ホテルの方だった。

到着したのは分科会が半分くらい進んだ時だった。うーん、反省。

しかしメインの福永宅司さんの一人芝居は初めから見ることができた。イッセー尾形の一人芝居とはまた違ったテイスト。解説と描写と合い混じって落語に近い。

こんな人が『学び合い』サポーターだったら心強い。約10年前からは思いもよらない『学び合い』の広まりだ。10年の成果がここにも現れている。有り難いことだ。

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3日目の昼食も博多ラーメンにした。一番のお勧めの鳳凛に入った。お勧めされるはずで、本当にうまい。ここのラーメンを食べて初めて「固麺」が博多ラーメンに合うのかがわかった。そして替え玉がどうして必要なのかもわかった。細麺だから大盛りにするとこしのあるまま最後まで食べることができないのだ。だから必ず替え玉をする。なるほど−。

こんなにおいしいのに並んでいないのはなぜ?並んでいる店はこれよりうまいのか?次に福岡に来る時は、並んででもそういう店に入ってみようと思う。

飛行機出発まで3時間程あったので、映画でも見ようかと思ったら、ちょうど映画開始5分後で、間に合わなかった。床屋でもと思ったが、博多駅近くに床屋はなかった。じゃあマッサージだなと思い、iPhoneで調べて何軒かあたって手頃なところがあったので入った。絶妙にいい具合にツボを刺激してくれた。もっと余裕があったら60分コースにしたのに、飛行機の時刻が心配だったので、短めで頼んだ。次に福岡に来た時はロングコースをお願いしよう。

ということで、かなり満喫した福岡の旅だった。

yukitokazuyukitokazu2014/03/04 21:03katagiriさん、フォーラムお疲れさまでした。福岡道中記楽しく読ませていただきました。またお会いできるのを楽しみにしています。

2014-02-22『学び合い』フォーラム九州への旅2

[][][]『学び合い』フォーラム九州への旅2 『学び合い』フォーラム九州への旅2 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』フォーラム九州への旅2 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 『学び合い』フォーラム九州への旅2 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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フォーラムの集合は11:45なので、ほぼ午前中フリーとなる。フォーラム会場の地理感覚が全くわからないまま、何とかなるかな?と思い、太宰府天満宮へ行く。うちのクラスの受験生のためにお参りしなければならない。お札も買わなければならない。子どもたちへの土産も買わなければならない。

頼りになったのがGoogleマップだった。経路検索をすれば、電車はもちろん、バス路線まで調べてくれる。ちょうどいい電車があったので、ロス無く太宰府天満宮に到着する。9時過ぎに着いたが、たくさんの人だった。天気も良く、土曜日だし、しかも梅が満開とくればこうなるか。

うららかな日で、新潟は最高気温4℃5℃の世界だったのだが、そのために着てきたスタジアムコートがめちゃめちゃ熱い。マフラーは新潟に置いてきてよかった。

大学時代以来の飛梅との再会。あの時見た飛梅はこんなに大きかったっけ?こんな満開の時に来てはいなかったような気もする。以前来たのは3月終わり頃だったっけかな?

太宰府天満宮に来たら、梅ヶ枝餅を食わねば。約25年前に食べたあの味が忘れられず、デパートで九州フェアがあると必ず買って食べたっけ。参道から離れた裏手にあるそれらしき店に入って1つ注文する。ラップにくるまれた餅が出てくる。うーん、くちゃくちゃの梅ヶ枝餅。大失敗。他に客がいないのも頷ける。人がたくさん来て、回転が速い所がいいんだな、こういうのは。きっと。

電車とバスを使ってフォーラム会場の小学校に行くのだが、太宰府駅で昼食用に手作りのおにぎり2つ150円で買う。時間的にギリギリなので、電車かバスで食べようと思ったのだ。

太宰府から西鉄大橋駅まで電車で行き、そこでバスに乗り換える。Googleで何行きのバスに乗ればいいかは書いてあるが、出発時刻はよく分からない。それでそれらしきバス停で待っていると、ごちゃごちゃっと客がかたまっている。並ぶという習慣がないのかな?と思いながら、私もそこの集団の中にいると、私の乗らないバスがそのバス停にやってきたら、我先にとそのバスの乗り口めがけて歩き出す。バスすれすれになって「自分が一番乗り口の近くに行くんだ!」ってな具合で歩き出す。危険きわまりない。

そうか、こっちの風土はこうなのかと思い、幸い私が乗るバスはそれほど客が詰めかけず、平和に乗ることができた。

このバスに40分ほど乗り、バス停から15分くらい歩き、目的の安徳南小学校に到着した。集合時間を10分ほど過ぎていたが、現地実行委員の方がほぼ準備を完了させていてくれて、私は全くすることがなかった。1つ驚いたのが、司会の方にたまたま会って、私が実行委員長だとわかると、「あいさつをお願いします。」なんて言われて、きいてないよー!状態だったが、なんでもすると心に決めていた手前、笑顔で「わかりました。30秒くらいで済ませます。」と答えた。しかし実際のあいさつは1分くらいかかったので、「2分くらいで済ませます。」と次から答えることにしよう。

小学校で行われるフォーラムの目玉はもちろん授業参観だ。異学年『学び合い』(2、4、6年生)のライブを実は初めて見た。あんなにわちゃわちゃやって、そして最後にはまとまるという姿に驚いた。

2つ疑問が出た。

1つ目。6年生の負担は大きすぎないだろうか?ということ。自分の課題もやって、2年生や4年生に教えて、「もうやだー!」とはならないんだろうか?

2つ目。この時間の教科を「算数」で統一する必要はあるんだろうか?2年生が国語、4年生が算数、6年生が理科でもいいんじゃないか?他学年がやっていることは同じ算数だとしても、違う分野なんだから、教科が変わってもいいのかな?

その疑問を持ったまま授業参観が終わり、全体会になり、私としてこのフォーラムで最も収穫があったと思えた「『学び合い』をしま専科?」の時間になった。この時間は何だろう?と思っていたら、小学6年生が体育館にやってきて、『学び合い』の疑問に答えるというものだ。

さっそく男子3人を捕まえて、2つの疑問について答えてもらった。そのグループは「『学び合い』のいいところを伝えます。」というテーマを持っていたから、どうやって『学び合い』の大変なところを答えさせようか?と思いながら、突っこんだ質問をしたのだが、「もう正直めんどくさいやって思ったことはないの?ほんとに?」なんていう質問にも真面目に的確に返答をしていてくれた。用意していた答えを言うのではなく、即座に自分の言葉で答えていたので、本当にそう思っているんだろうなぁと思えたものだった。

別の教科でもいいんじゃない?なんていうのは、算数だったら他の学年も同じ方がきっとやりやすいと言っていた。

異学年『学び合い』の理想は、上級生も下級生も異学年『学び合い』をすることで何かの「気づき」があることだと思うから、上級生から下級生への一方的な情報伝達ばかりにならないような工夫が必要なんだろうと思った。上級生は「下級生のおもりばかりしている」と感じないようにさせないといけないのかな?

夜はシンポジウムで、博多駅近くであるのだが、安徳南小学校から博多駅まで行くのにちょうどいい便がない。他の人を迎えに来たタクシーの無線で配車してもらおうとしたら、タクシーが出払っていて無線に出ない。しょうが無いのでバスで博多南駅まで行き、約40分後の新幹線で行くことにした。博多南駅で飲むことにして、駅舎内のフードコートでビールをみんなで二杯飲んだ。フォーラムや学会でしか会えない人と一緒に一杯ひっかけられるというのも、『学び合い』の志縁があるからなんだなぁと不思議に思う。

シンポジウムは少々窮屈なホテル地下のレストランで、バイキング形式のものだった。大都会だから場所を探すのも一苦労だったんだろうなぁ。他の人と話すし、席を離れて食べ物を取りに行くのがおっくうだったので、ほとんど食えずじまい。カニも食べ放題だが、1本食べたくらいだった。席の移動もちょっと大変で、あんまりたくさんの人と話すこともなかったなぁ。九州の『学び合い』に興味のある人なんて会うのは今回限りかもしれなかったので、そういう人たちと知り合いたかった。うーん反省。

2次会は恒例行事となりつつあるカラオケで、現地実行委員の人たちをねぎらう(というか、歌ってもらって発散してもらう)会となっている。初めは広い部屋でテーブルを移動して固めたのだが、思うほど人が集まらず、部屋の移動となり、今度はめちゃめちゃ狭い部屋となって、人の移動ができない。

熊本から来た人の隣になり、九州の人と話せる機会ができてよかったよかった。

さて、また博多ラーメンを食べようと思ったら、開いている店は何と「天下一品」という京都のラーメンチェーン店だった。むむむ。そこで食べた後、「やっぱり屋台に行かなきゃね」というノリになり、タクシーで中州に行った。そんなだったら初めからタクシーを使えば良かった。屋台はどこも満杯で、空いていたところはラーメンの屋台だった。ラーメンと辛子明太子焼きを頼んだ。屋台の食い物はけっこう高いんだなぁ。

おっと、気づいたら、12時を回っていた。フォーラムの時は毎回反省です。

2014-02-21『学び合い』フォーラム九州への旅1

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2月21日(金)の授業が終わり、清掃を終了させ、即座に帰り支度に入りバスに乗る。バスに乗って新潟駅まで行くのだが、こういうときに限ってバスが来ない。

新潟駅に着き、家に帰り荷物を持って再び新潟駅に行き、空港行きのバスに乗るのだが、14:30の空港行きに乗れば余裕で間に合う。しかし、職場から新潟駅に着くのはちょうど14:30頃になりそうで、間に合わない。しかたがない、17:00の空港行きに乗るしかないか。あんな慌てて職場からバス停まで走らなくても良かったな。

渋滞もなくほぼ定刻通りに空港に着く。余裕は無いが、なんとか飛行機に乗れそうだ。これで渋滞があったらほぼ飛行機に間に合わない。綱渡りだったな。

福岡便は過去に2回乗ったことがあるが、福岡に泊まるのは初めてだ。福岡に泊まることで初めてわかった福岡の便利さ。福岡空港から博多駅まで地下鉄であっという間。こんなに空港から街の中心地まで近いところは他にあるんだろうか?

博多ラーメンの本場で初めて食べるとんこつラーメン。うまいうまい。初日のこのラーメンから始まり、3日間ラーメンを食べることとなった。

宿は博多駅から歩いて10分ほどで少々不便だったが、安いし、何しろ構造が面白い。1つの部屋がほぼ独立していて、隣の部屋の音が全く聞こえない。壁で隣り合っていないのだ。ロビーからエレベーターに乗って部屋の階に降りると外になっている。アパートみたいなホテルだ。風呂とトイレは独立していて湯船が広い。洗い場もきちんとある。朝食も焼きたてパンが出て、とっても満足。いいホテルを取った。次会があったらまたここにしよう。

ということで、初日はここで終わる。

2013-12-133年間の成果

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本日私のクラスの生徒に大学(教育学部)の推薦入試面接の練習を行った。私が考えたオリジナル質問をしてみた。

「あなたが教師になって担任を持ったとして、テストの点数を上げることとクラスの仲が良くなることとどちらを優先して行いますか?2分間で答えて下さい。考えがまとまった方から手を挙げて答えて下さい。」

すぐに挙手をして答えだした。

「私はクラスの仲がよくなることを優先したいです……

内容は、

クラスの仲が良くなることで、みんなが勉強を教え合い、結果的にはテストの点数が上がる。私のクラスはそういうクラスだった。

というものだった。2分間の回答、いつもは言葉に詰まるところもあるのに、この質問はよどみなく答えられた。この生徒は3年間担任を受け持った。3年間隠れながらも細々と続けていて、この回答で報われた気がした。

教師は生徒みんなが幸せになることを求めなければならないけれど、生徒1人でもわかってもらえれば救われる部分があるなぁと思った。

2013-09-14古典の授業

[]古典の授業 古典の授業 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 古典の授業 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 古典の授業 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

今まで、古典の授業は生徒に順番に当てて傍線注釈を黒板に書かせていた。そうすると当てられた人しか予習をしてこない。じゃあ、当日の朝ランダムに当てておいて授業前に黒板書かせると、今度は当たったところを直前にしかしない。

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何だかほとんどいたちごっこであった。以前は傍線注釈をしたプリントを配り、「みんなで理解しなさい、わからないところは質問しなさい。」という形式をとったこともあるが、賛否両論だった。圧倒的な支持を集めたわけではなかった。



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ということで、id:e_chigoyaさんからフォーラムの時にもらったヒントを元に、問いを載せたプリントを作り、それを解いていくという授業にした。



今日のミッションは、問十五から問三十までをみんなが理解することです。理解するということは答えを知るということではありません。どうしてそういう答えになるか説明できるということです。みんなが理解できたかどうかは20分後にランダムに当てて、黒板に書いた答えが合っていて、どうしてそうなるのか説明できるかどうかで判断します。3回ミッションを達成したら私の手作りマドレーヌをみんなにプレゼントします。ちなみに私は今までマドレーヌを作ったことはありません。それでは開始。

今まで以上に取り組みが熱い。問題の難易度的にはその場で考えればすぐわかるものから、事前に予習をしてこなければわからないものまで様々に設定してある。約20分の間、フルに頭を使っている雰囲気がある。今までは当てられなかったものは単なるコピーマシーンと化し、黒板を写すのに躍起になるだけだったのだが、20分間話し合い、辞書や参考書のページをめくり、頭を働かせて「人間らしい」学習をしている。

もちろんこれを授業の前に予習としてやっておくべきことなんだろうけれど、それは授業で時間を取ってやらないとどうすればよいのかわからない子は身につかないんだろうなぁと思った。

クラスによってはまだまだお客様の感じで自分から動こうとしない子が多いところもある。しかし、目標とできたかできないかの評価が明確でないと、みんなが頭を働かせる授業というのは難しいんだなぁと再確認した。

もうちょっとこの形を続けて、どう変化するかを見守りたい。

e_chigoyae_chigoya2013/09/16 00:55どのまでが予習で、どこからが授業なのか。難しいですね。
授業を「予習の答え合わせの場」にはしたくないと思っています。理由は、①教員の役割が「知識の切り売り」でしかなくなるから、②解法も含めた「知識」以上のものが得られないから、です。予習の目的を自分の中で整理しないといけないなぁと感じています。

F-KatagiriF-Katagiri2013/09/16 08:31予習段階で一人で考えてわからないから、授業でみんなで考えてわかるというようになってもらうのが理想ですが、しかし究極的にはそれらも授業前に行ってしまえば、授業でやる必要が無くなります。そうなると、授業では「みんなが達成する」という目標達成のための時間しか無くなります。

現在ではあくまで理想論です。やるべきことが多すぎて子どもたちには、古典の学習は古典の授業時間にしか割り振ってもらえませんから。