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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2019-07-22柏崎高等学校群読講座

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2年連続2回目で、出前講座として呼んでもらった。群読講座をおこなった。柏崎高等学校の生徒さんは、熱心に取り組むし、真面目だし、ノリノリだし、去年同様とても気持ちよく講座をおこなえた。そして創作した群読作品もすばらしいものだった。

群読体験は、ふたり読みの「ほっとけ」からおこない、「ちはやぶる……」の歌で、こちらで脚本を用意したもの、そして「せをはやみ……」の群読脚本を作り、最後に発表するという流れだ。70分間の講座×2回をおこなった。70分位がちょうどいい長さだった。

今年はわざと普段一緒にいない人とグループを組ませてみた。選択の講座なので、教室に入るとだいたい顔見知りが近くに座る。その席をもとに、機械的に1〜6の番号をふり、6班に分けた。つまり、群読脚本を作る班は、クラスが違っていて、普段はほとんど喋らないメンバーなのだ。

最後に以下のようなアンケートを取ってみた。

1 今日一緒に活動したメンバーはどのようなメンバーでしたか?

 a)普段からよく話すメンバー

 b)たまに話すメンバー

 c)普段ほとんど話さないメンバー

2 今日のメンバーと積極的な活動はできましたか?

 a)よくできた

 b)まあできた

 c)あまりできなかった

3 今日の学習で、グループワークを活動的におこなう秘訣は何だと感じましたか?

作為したので、1はb)とc)ばかりだった。

2は、きっと気を使ってくれたのか、c)は皆無だった。それでも見た限り、つまらなそうにしていた学習者はいなかったので、きっと妥当なアンケート結果なんだろうと思う。

面白かったのは3の記述で、なるほどというものがたくさん書かれていた。恣意的に顔見知りではないメンバーをグループにした結果、このようなことを書いてくれたのだろう。

  • 笑顔で会話すること。
  • 共通な目的があると自然に会話も進んだ。
  • 自分の意見を言ってみることと、相手がそれを広めてくれること。
  • 全員で意見を出して、そこから話をまとめて展開すること。
  • 他の人の意見に賛成しているという気持ちを伝えること。
  • 自分から質問を投げかけること。
  • とにかく何かを話すこと。
  • 自分の意見ばかり話すのではなく、メンバーの意見もきちんと聞くこと。
  • 決める人(リーダー)の存在。
  • 思ったことはどんどん言っちゃうこと。選択肢が増えるからより良いものにしやすい。
  • 誰かの考えに乗っかるだけではなくて、自分の考えも伝えることでお互いに共感できるため、考えを伝えるということだと思います。
  • それぞれの案の個性を打ち消さず利用する力。
  • 聞いているときに相づちをうつことや、わからないことがあったら質問することが大切。

根っからが積極的な生徒さん達だったから、グループワークの初期段階の「殻」が簡単に破り、活動的になってくれた。生徒さん達が持っていたスキルもあったのだろうが、とてもいいことを書いてくれた。自らの活動をを客観的に書いてくれている人が多かった。「他の人の意見に賛成しているという気持ちを伝えること」なんていうのは秀逸。

柏崎高校は制服がなく、いつも大学で接している学生さんとあんまり変わらない感じがした。不思議なもんだな〜。