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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2019-05-24表現の自由

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授業でこんなことを問いかけてみた。

ある生徒が,あるクラスの生徒に対して罵詈雑言で罵った。それを聞いた担任のあなたが,「そんなことを言ってはいけない。」と指導したらその生徒は

「日本国憲法第21条に表現の自由が保障されている」

と言った。そんな時にどう指導しますか?

ある院生は,「公共の福祉に反する場合は表現の自由は制限される」といい,ある院生は,「そんな権利がみんなにあるんだったら,クラスは罵詈雑言で行き交うことにある。そんな風になってもいいのか?」といった。

何が正解ということではないから,その生徒との関係で,その言葉が最もよいと判断できたのが正解なんだと思う。私だったら何と言うかな?と考えてみた。

君に「何でも言っていい」という権利はない。君は何を言っていいのか自由に決めることはできない。「表現の自由」とは,国家権力のような大きな権力が表現を弾圧しないということだ。弾圧を受けない権利であり,何でも言っていいということではない。憲法といいうのは,国が市民に対して行えることを規制するものなのだ。

といえば,煙に巻けるかな?と思った。

言ったことに対して責任を取らなければならないのは常識である。その覚悟もないのに責任もとらず「何を言ってもいい」という意味で「表現の自由」と国の首長を始め,いろんな政治家が当たり前のように使うから,変な意味で伝わってしまうんだろう。

「言ったことは場によって査定される」と内田樹先生は言っている。査定されて「NO!」という答えが出たら,「表現の自由だ!」という主張はもうできないことになる。