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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
manabiainu
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2018-11-30静岡県立駿河総合高等学校視察

[][]静岡県立駿河総合高等学校視察 静岡県立駿河総合高等学校視察 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 静岡県立駿河総合高等学校視察 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 静岡県立駿河総合高等学校視察 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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学び合いを実践されている鈴木先生との繋がりもあり,また,8月25日に参加した商業教育研究会で発表された,駿河総合高等学校の先生の課題研究の取り組みがとてもすばらしかったので,是非とも視察に訪れたいと思っていた。

1限目鈴木先生の現代社会の授業

鈴木先生の新たな試みとして,締め切りを2限に渡らした設定にしたそうだ。課題量を多くして,1日目の授業と2日目の授業の間に,どのくらい自学でやってくるのかを試したいという気持ちもあったようだ。確かに課題量が多い。自学で進めてこないと,終わらない課題量だ。

答えを黒板に貼り,答えができたかどうかは問題ではなく,理解したかどうかが大切だということを口酸っぱくおっしゃいっていた。そこの点を生徒たちは心得ていて,答えを写すだけで終わりという生徒は見うけられなかった。理解しながら進めていく。理解しながら進めていくから,進みが遅く,課題が終わらないという結果となっていた。

そこを受けて,鈴木先生の最後のふりかえりの言葉は,ちょっと厳しいものになった。課題の締め切りが明示されているにもかかわらず,それに対して行動していないというのが問題であったという趣旨だ。鈴木先生と生徒の信頼関係が,そういうことを言えるまでになっているという表れであった。

2限目O先生の英語の授業

O先生は再任用での勤務で,2ヶ月前に『学び合い』にであい,採り入れ始めたそうだ。経験豊富な先生でありながら,さらに今よりも良いものを求めて『学び合い』を導入する柔軟性はすばらしい。

最初に前時の確認でのアクティビティから始まり,生徒は立ったり座ったりと体を動かす。授業開始の意識付けをおこなえるこの導入で,朝の脳を活性化するねらいがあると思われる。

関係代名詞の単元で,教師が作成した課題用紙を生徒たちは解いていく。『学び合い』2ヶ月目でありながら,生徒たちは分からないところを周りに聞きながら進めていく。そして解いた後に様々な人たちと交流して説明し合ったり,英会話をし合ったりして授業はすすんでいった。

子どもたちは授業を自分で進めていく習慣を身につけているようだった。

4限目A先生の社会と情報の授業

A先生は若い商業の先生だ。この時間では,自分を会社の上司に見立て,生徒たちは社員で,期限までに条件の整った文書を提出させるという設定で授業デザインを作っていた。2人のチームで1つの文書を制作,提出するというシチュエーションを作り,2人が協力してやらざるを得ない状況を作り出していた。現実の会社の仕事でもありうるシチュエーションだ。

Excelで表を作り,グラフを作り,それをもとにWordで報告書を作るというもの。表の罫線の太さ,グラフの種類など,細かい指定はない。決まっているのはA4用紙にプリントアウトするということ。このデータを処理して,見やすく,分かりやすくするにはどのような配置にして,グラフもどのような向きにするべきなのかは自分たちで工夫しなければならない。

その授業デザインがすばらしいと思った。残念ながら締め切りまでに提出できたチームは少なかったが,次の時間に作成した文書の工夫点を考察する授業をするそうだ。

現実の仕事に即して授業を作っていくという姿がすばらしい。情報処理の技術が現実の仕事や生活につながっていることを生徒は学んでいけるのだろう。

5時間目M先生の課題研究(商業)

この授業について商業教育研究会で知り,観に行きたいと思ったのだ。課題研究という授業でありながら,M-SIPPという団体を作り,毎年継続して活動をしている。授業でありながら部活動のようだ。

主にフェアトレードや,エシカルについて研究,活動している。この時間では,独自に開発した「SDGsすごろく」に関しての活動をしていた。小学校の学童保育などに行き,SDGsを学んでもらうためにすごろくを作ったというのだ。それを見せてもらって,なるほど,これは子どもたちは食いつきやすいと思った。私はSDGsゲームは知っていたが,そうか,自分で作ってもいいんだなと思った。

この講座の受講生は15人くらいなのだが,「何をやっているの?」と聞くと,すらすらと何でも答えてくれる。さすが3年生ということもあるが,自分が何を何のためにやっているのかを理解して活動しているというところがすばらしい。

M-SIPPは,学校外でもたくさん活動しているから,そういう説明の機会がふんだんにあるんだろう。すばらしい取り組みであった。


高校での『学び合い』に関して,検討会の時に気になったことがあったので,それを伝えた。

「長期目標」が,社会に出た後,協力できることというように設定されていたのだが,是非とも「教科の見方・考え方」を絡めてほしいということだ。

「どうして「現代社会」を勉強するの?」と生徒に問われたとき,その「現代社会」(公民科)にこだわってほしいのだ。協力できるようになれるんだったら,「現代社会」を勉強しなくても,アルバイトをするだけでもいいのかもしれない。しかし,高校のカリキュラムとして「現代社会」を学ぶには,公民科の見方・考え方を身につけるためである。

それはもちろん,国語科,英語科,数学科……全ての教科で納得できる説明をしていかなければならない。得てして高校の先生は自分の教科が好きで,必要だと思って授業をしているから,そんなことを説明する必要なんてなく,「当たり前でしょ?」と思っていることが多い。しかし,生徒たちはそうではない。説明する必要があると思う。

学び合い』でも,各教科に絡めた長期目標を示す必要があるのだ。

6時間目,校舎見学をさせてもらい,福祉科の部屋から見えた富士山が綺麗だった。今年3回目の訪静で,ようやく拝めた富士山だった。

富士には『学び合い』がよく似合う

2018-11-29サウナしきじ

[]サウナしきじ サウナしきじ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - サウナしきじ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 サウナしきじ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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知る人ぞ知るサウナの聖地「サウナしきじ」だ。サウナにはまって2年目,静岡に出張の機会に,是非訪れるべきところであった。

ホテルに荷物を置き,バスに乗って向かったのだが,どうやらバスは登呂遺跡行きで,サウナしきじの手前で左折し,目的地近くまでバスに乗れなかった。せっかくだから,登呂遺跡の竪穴式住居を見学し,歩いて向かった。11月末だというのに,静岡は温暖で,歩いていると汗をかく。コートを脱いでしまった。

サウナしきじに着くと,平日だというのに駐車場はほぼ満杯だ。どれだけ人が入っているんだろう?と思い覚悟したら,風呂場にはそれほど人がいなかった。

1,400円という,ちょっと高い料金を券売機に入れ,番台のお姉さんに渡す。靴箱の鍵とひき替えに室内着とバスタオルとロッカーキーをもらう。ロッカーは縦長で,かなりの容量だ。私は後で気づいて使わなかったのだが,風呂場入り口近くにも番号が書かれた棚がある。ロッカーキーの番号と同じ棚にバスタオルやらなんやら入れられる。この配慮がすばらしい。

入ってみると思ったよりも広くはない。新潟でよく行く温泉の方が広い。しかし,2つの風呂は,ジャグジーだし,水風呂は天井近くから水が落ちている。「滝」と言ってもいいだろう。その水音が心地よい。サウナや温泉に行くと,そこで喋るおっさんの声がうるさくて,落ち着けないときがあるが,例えそんなことがあっても水音がそれをかき消してきて,落ち着く。

体を洗ってサウナに入る。フィンランドサウナと薬草サウナがある。まずはフィンランドサウナと思い,入ると熱さにやられる。熱い。熱すぎる。温度計を見ると120℃だ。え?120℃?今までこんな経験はないぞ。積まれていた尻に敷くタオルも熱すぎる。聖地の洗礼を受けた。

ちょっとこの熱さには慣れなかったので,5分位で退散し,水風呂に入る。水風呂は広くて水も落ちていて,とても気持ちがいい。しかし,思ったよりも冷たくはなかった。少し休憩してから薬草サウナに入る。

なんと,こっちも厳しい熱さだ。温度計を見ると60℃だが,スチームサウナで,息がまともにできない。鼻から吸えない。口からも吸えない。吸えるのだが,思いっきり吸えない。これも6分くらいで早々に退散する。聖地の洗礼を受けた。

水風呂に入り,体調を整える。このサウナ施設の割に,休憩するデッキチェアが3つしかなく,混んでいるときは取り合いになるだろうと思った。ベンチもあるのだが,ベンチでは整えられないと思う。

さて,3回目の挑戦で,フィンランドサウナに入る。ちょっと熱さに慣れたのか,10分位は入れるようになった。腕や脚にまだら模様が見えてきた。これは何の兆候だろうか?火傷っぽい感じにもなってきた。皮膚がヒリヒリする。そして水風呂が気持ちいい。

慣れない温度で面食らったのか,整い度はそれほどでもなかった。せっかく聖地に来たのに,残念だったが,ここには慣れないと全てを満喫できないのかと思った。

時間もあるので室内着に着替えて,2回の休憩室でゆっくりするか,と思って行ったのだが,何と喫煙可の部屋だった。いやぁ,風呂に入った後に煙草の臭いが体については意味がないと思い,早々に退散した。唯一の残念なところであった。

2018-11-26続・終物語

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Tジョイ万代に観に行ったのだが,Tジョイ万代は,いつも値段が高い。ほとんど割引がない。だからほとんどここで映画を見たことがない。しかし,「続・終物語」は新潟県内はここでしかやっていない。1週間待って,12月1日に行けば,映画の日で,1,000円になるから,迷ったけれど,休日勤務の振替休でせっかく空いていそうな日に行けるから,1,800円覚悟で観に行った。案の定人があまりいない。

約1年前から「化物語」にはまってしまって,平日は必ずシリーズの1本は見るようになった。Amazon Prime Videoで見られるようになって,何でこのアニメ,今まで知らなかったんだろう?と思いながら見始めた。

アニメは,はっきりいって情報過多である。停止ボタンを押さないと読み切れないテロップ,たくさんのセリフ,言い回し,他作品のパロディーがふんだんにありすぎる。それでも見始めたのはキャラクターの綺麗さと,「直江津高校」という舞台の高校のネーミングだ。

「終物語」は,最近amebaTVで無料放映していて,ようやく見ることができた。考えてみれば,「〈物語〉シリーズ」にお金を出したことは今までなかったな。ようやくここでお金を払った。

主人公阿良々木暦が鏡の世界に入るのだが,鏡の世界は左右逆の世界ではなく,裏返しの世界という設定で,今までのキャラクターの「裏」の姿で登場してくる。そして最後の登場人物,阿良々木暦の「裏」は……,という内容だった。

鏡の世界は,左右逆でありながら,実は左右逆ではない。こんなこと,「チコちゃんに叱られる!」でやっていたな。左右逆と思うのは錯覚なんだと思いながら観ていると,混乱してきた。台詞も混乱を引き起こす作りになっているし,まさに,「〈物語〉シリーズ」の真骨頂ということか?

これは,「〈物語〉シリーズ」をほとんど見ていなければ,辻褄が分からない設定の映画で,その設定の説明はほとんど無いに等しい。次男が予告を観て「観に行きたい」とねだったが,絶対に消化しきれないなと思った。

ほとんど観ている私でも,消化しきれない部分は多々あった。テレビシリーズだって,1回観ただけでは消化しきれないんだから,映画だったらなおさらだろう。まぁ,いつか,またこの映画を観ることになると思うから,それまでにテレビシリーズを見入っておく必要がある。

だいたいまだ「傷物語」を観ていないから,この作品世界の「始まり」が分かっていないんだよな。

2018-11-23多様な性

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アパートにいるときは,寂しいので,ほぼテレビを付けている。面白そうなドラマ,アニメなどを予約録画して,流している。ハライチ岩井勇気は,全てのアニメを録画して,チェックしているというが,私はそこまでしない。地上波,BSのペイチャンネルではないものは,だいたいチェックするが,始まりの数分見て気に入らないものはそれ以降見ないようになる。

そんなことをし始めて,気づいたのが,女性同士の恋愛,男性同士の恋愛などを当たり前のように描くものが以前に比べてかなり多くなったということだ。これはアニメだけではなく,ドラマでも言える。

バイセクシャルに,パンセクシャルなどなど,性のありように関しての名詞が多いということは,本当に多様な性のありかたがあるということだ。そしてそれが当たり前のように描かれているということは,社会的に認知されてきているということの表れだろう。

「やがて君になる」では,女性が女性を好きということを全く茶化すことがなく描かれており,たくさんのカップルが登場している。主人公の女性は先輩から求愛されているのだが,フラットに対応し,「誰も特別に思わない」と,受け入れるわけではないが,拒否もしない。不思議な世界だ。

男性同士のアニメは……というと,チェックしているものの中には無いのだが,そうか,「BANANA FISH」はそうなのかな?とも思う。女性がほとんど登場しない。原作マンガが出版された当時は,特別な普通ではないもの,という社会の見方だったろうが,今はそれほどでもなくなっている。だから今またアニメ化されているのかな?

2018-11-22米本陣

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上越から新潟に帰るとき,道路にあった案内広告で,気になっていた。宿泊施設らしいが,サウナがあるらしい。そして調べてみたら520円という安さだ。

上越市街から30分程度で着いたので,それほど遠くない。ちょっと細い道を上がっていく。今はいいけれど,雪がふったら除雪はどうなっているんだろう?

520円で,展望風呂とサウナが付いているという破格の安さ。長い廊下を渡って,入ったらとても綺麗な風呂だった。山の中腹に建てられていて,一面ガラス張りで,絶景が広がる。もうちょっと紅葉が色づいていたら,最高だっただろう。洗い場も6名分ほどあり広い。広そうな水風呂もあった。

そこでサウナに入ったのだが,びっくりするぐらい狭かった。大人3人ぐらいしか入れない。しかもぬるい。温度計を見たら,82℃くらい。足もとがすうすうする。ちょっとがっかりだった。それでも長い間入ってれば汗が出る。水風呂は天然水っぽく,浮遊物があるが,水質がいい。そして冷たい。水風呂がいいだけに,このサウナの狭さとぬるさは残念だった。520円だから,常連となりたかったが,うーん。

そして,水風呂の後休憩するスペースがほぼない。今日は私ともう1人しか客がいないから,洗い椅子を脇に出して,そこで休憩できたから,よかったが,きっと休日や夜は,そんなことしたら顰蹙だろう。

ということで今日の整い度4 ☆☆☆☆★

2018-11-21曖昧な言葉を使った目標

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学部生の授業で模擬授業をやってもらっている。先日までは学校支援フィールドワークで院生が連携校で授業をさせてもらった。

私が指導案を検討するときに一番注目するのが単元目標だ。これが具体的な共有できる言葉で書かれてあるかということを突き詰めていく。

例えば,「○○の仕組みについて発表することができる。」と出してきた場合,「「発表する」は活動でしょ?発表しさえすればいいの?発表することによってどんな力を付けたいの?」と質問する。

そこで「○○の仕組みについて発表することにより,論理的思考力を身につける」と出してきた場合,「論理的思考力」って何?とツッコむ。

「論理的思考力」って何だろう?人間は論理的に思考をしているんだろうか?アプリケーションのプログラムのように全てを言語化できるのが「論理的」だろうか?本当にそんなことはできるのだろうか?「論理的」と言ってもけっこうとっぴな部分もあるぞ。というか,「ひらめき」から後付けで「論理」をくっつけている場合もある。ひらめいて,そのひらめきを説明できれば,「論理的思考力」なのだろうか?そうでもない気もする。

本当の「論理的思考力」かどうかは別として,単元目標(や,本時の目標でもいい)に「論理的思考力を身につける」としたのだったら,それを学習者と共有しなければならない。学習者に説明できなければならない。「先生の考えている「論理的思考力」ってこういうことだから,ここを目標に学習しよう。」としなければならない。

しかし,この定義づけを怠ると,授業者のイメージしている「論理的思考力」と,学習者のイメージしている「論理的思考力」が食い違ってくるのだ。学習者は目標に向かって活動しているつもりでも,授業者にとっては全く別の方向に行ってしまう。

ということで,曖昧な言葉を使っている場合は,つっこみを入れて,言語化させる。

国語でよく使われている「深い読み」なんてのも,具体的にどうするのか,説明できなければ学習者には伝わらない。目標が立たなければ評価もできない。そうなると「活動ありて学びなし。」という状態に陥るのだ。

2018-11-17お嬢さん

[]お嬢さん 2016韓国 お嬢さん 2016韓国 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - お嬢さん 2016韓国 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 お嬢さん 2016韓国 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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Tポイントがたまっていたので,GYAOで観た。GYAOはTポイントの限定ポイントも使えるから,ソフトバンクユーザーにとっては,お得な感じがする。でも,ポイントを使うのであれば,全てポイントで払わなければならないので,500ポイントたまるまでちょっと時間がかかった。

それはそうと,韓国映画ハンパない。最近韓国映画のぶっ飛び具合に感心する。この映画は,「スティング」と,「赤毛のアン(花子とアン?)」と,「カメラを止めるな!」と,「羊たちの沈黙」の要素が合わさったような印象を持った。ジャンルがめちゃくちゃだけれど,観た人にはわかると思う。

「1987,ある闘いの真実」にも出ていた美人女優キム・テリが出ていた。しかもR18映画である。となると,観ないわけにはいかない。

日本占領下の朝鮮半島で,日本に憧れて,日本人になりたがっている伯父が姪(「お嬢さん」)を日本人らしく仕立て上げ,しかも,発禁本を入手し,オジサン相手に朗読会を開くという,倒錯の世界から,救い出す名目で,詐欺師たちがこの家に入り込む。キム・テリはメイド役として,お嬢さんのお世話をし,信用させ,後から入ってくる男爵役の詐欺師と駆け落ちさせるという計画を進める。

ほとんどわけの分からない設定だ。韓国語と日本語が入り交じる会話になり,わけが分からないという効果もすごいところ。韓国映画の凄まじさには感心するばかりだ。

2018-11-16面従腹背

[]面従腹背 前川喜平 毎日新聞出版 2018 面従腹背 前川喜平 毎日新聞出版 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 面従腹背 前川喜平 毎日新聞出版 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 面従腹背 前川喜平 毎日新聞出版 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

前川喜平の初めての単著本だ。寺脇研さんや前川喜平さんの対談や本を読むまで,トップの官僚というのは,何を信念に仕事をするべきなのかというのは,とうてい想像ができなかった。約20年前,「日本の政治は官僚主導でおこなわれている。国民が選んだ政治家が進めていない。」なんていう批判が起こっていた覚えがあるが,今は身勝手な政治家が私物のように政治を動かそうとしている。そこで官僚の大切さが分かってくる。

政治家は国民から選挙で選ばれ、直接国政を信託されている。一方、官僚は競争試験で採用され、その身分が保障されている。故に国民は政治家を取り替えることができるが、官僚を取り替えることができない。そう考えれば、政治家が官僚よりも上位にいなければならない事は当然だ。しかし、官僚には官僚の専門性があり、長年にわたって蓄えられた知識と経験がある。政治家と官僚とのあいだには、ある種の緊張関係がなければないと思う。どちらかがどちらかに依存してしまってはいけない。(pp.221-222)

そういう関係があって,初めて健全に国政を動かせる。どちらかが一方的な力を押しつけてはいけない。

これは,教育にも置きかえられる。どちらかが一方的な力を発揮しては,健全に学校は運営されない。文科省,教育委員会,管理職,教員,保護者,児童生徒,地域社会。互いにバランスが取れた状態をいかに保てるかが重要なのだ。だからそれぞれが発言することを,考えることをやめてはいけない。発言や思考をやめさせてはいけない。いい緊張関係を持たなければならない。

2018-11-15読書の効用

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「読書をすると成績が上がる」とか,「読書をすると論理的思考力が身につく」とか,まことしやかに言われているけれど,エビデンスに基づいて読書の効用について書かれた論文は読んだことがなかった。御存じの方は,読みたいので教えてほしい。

そんな中で,エビデンスに基づいた論文を見つけた。

「検証・学歴の効用」濱中淳子,勁草書房,2013

調査方法は,アンケートで,大学時代の読書傾向と,現在の読書傾向,そして現在の所得を調べている。工学系と経済系の大学生のデータだけなのだが,現在の読書傾向と現在の所得には,相関関係があるというのだ。

簡単に言うと,現在の読書傾向が,マンガや趣味・娯楽書の比重が多い場合,所得はそうでないひとに比べると有意に低いというのだ。これは,工学系,経済系どちらにも言える。

そして,現在マンガや趣味・娯楽書の比重が多いのは,大学時代にもマンガや趣味・娯楽書の比重が多かったという結果が出た。

逆に言うと,大学時代に専門書,思想書,純文学,ビジネス書,専門書などを読んでいると,現在もそれらの読書傾向が続き,所得も有意に多いというものだ。

大学時代に自分の専門に関する本を多く読んでいると,結果的には所得が多くなるという結果が出ている。

因果関係は述べられていないが,大学時代自分の専門に入り込み,その専門に関する本を多く読むと,専門の職業への就職につながり,所得が多くなるという流れであろう。

もちろん,所得が全てと言うことではないが,1つの指針を示している。

2018-11-14健康交流館ゆらら

[]健康交流館ゆらら 健康交流館ゆらら - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 健康交流館ゆらら - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 健康交流館ゆらら - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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今日はメンズデーで390円。ということで,是非とも行かねばならなかった。

メンズデーで混んでいるのか?と思いきや,それほど混んでいなかった。雨模様だったからだろうか?ここは露天風呂も格別だ。うるさいオヤジもいないし,静かにゆっくりできた。サウナのテレビは大相撲だ。どうしてサウナのテレビには大相撲が似合うんだろう?テレビの向こうもこちらも裸だからか?

いつものように,サウナ→水風呂→休憩のサイクルを3サイクルおこなった。2サイクル目で来るか?と思ったが,3サイクル目にかなり深い「ととのい」が来た。いやぁ,このととのい度は久しぶり。混んでいなくていらついていなかったからかもしれない。

うるさいオヤジは1人いたのだが,私と入れ違いにサウナに入ったので,被害は最小限だった。何でサウナ内で喋るんだろうか?サウナの真の楽しみを知っていないと思われる。

ととのった後の露天風呂も最高だった。ぽつぽつ雨がふっていたが,頭にタオルを乗せれば全く気にならない。

「ゆらら」は私にとって冬期間の最高のサウナになる。

今日のととのい度 4☆☆☆☆★

2018-11-12まんぷく

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長谷川博己と安藤サクラという2人の好きな俳優が出ているので,楽しみに観ている。観ていて,上手な俳優,魅せる俳優というのが,何となくわかってきた。

特に長谷川博己を観ていると,普通の,真面目な演技をしていても,「絶対に,心のどこかに狂気を隠していて,いつか爆発するはず。」という期待感で観てしまう。ちょくちょく「まんぷく」のシーンにも,感情が爆発する場面があり,「出た出た」なんて思ってしまう。

長谷川博己の映画で,「地獄でなぜ悪い」が一番好きだが,一途に信念を貫き,端から見ると狂気の沙汰としか思えない演技がすばらしい。

同じように安藤サクラもそんな感じだ。最近見た映画は「万引き家族」だが,「100円の恋」なんかを観ていると,え?安藤サクラ何歳なの?と思ってしまう。「まんぷく」は,はつらつ笑顔の演技だが,絶対に裏にドロドロした部分を隠していると思ってしまう。

こういうのが「芸の幅」ということなんだろうと思う。でんでんや,ピエール瀧が何かのドラマに登場して,善人ぶって笑顔の演技をしていても,「絶対2〜3人裏で人を殺している」と思いながら観てしまう。

若い役者とか下手な役者は,その役が全てになってしまって,奥深さを感じさせないから,薄っぺらい演技になるんだろうなぁと思う。

2018-11-07神の宮温泉 かわら亭

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夕方に行ったが,結構人がいる。なんと,外の水風呂が冬期のため終了し,温泉となっていた。まだ外は暖かいのに,気が早い。水風呂は屋内のみになってしまった。

サウナは6人くらい入っていたときがあり,いつものおじいさんはいつものように長く入っている。一人,若者なのか,酔っぱらっているのか,やけに大きな音を出してあくびをするものがいた。全く迷惑この上ない。サウナではひとことも喋らずじっとしているのがマナーだ。瞑想できないじゃないか。

水風呂は2人ぐらいしか入れない狭さだ。水は冷たく地下から汲み上げているものだから,水質は抜群だ。私はいろいろ見計らって1人で入れるときにサウナから出たので,脚を伸ばしてゆっくり入ることができた。ここに大の大人3人が入っているときがあり,びっくりした。互いに知り合いじゃないだろうに。

最近ととのう時が無い。ととのうのにはいろんな条件が整わないといけない。今まで外の水風呂に入り,隣の庭の石に腰掛けていたのだが,うまくととのうことはできていなかった。今回は中の水風呂の隣にある洗い椅子に座ってみたが,半分ととのった感じになった。最近はここまでととのうこともなかった。

水風呂の近くだから,誰かが水風呂に入ると,水しぶきがかかったり,あふれた水が足もとに流れたりして「ととのい」に集中することができない。だから「半分ととのい」だったのだろうか?

一番好きなサウナ施設なのだが,ベンチが無いこと,冬は広い外の水風呂が無くなるということで,冬期間は別のサウナに行くことにしよう。

今日の「ととのい」度 ☆☆☆★★ 3(約半分)

2018-11-06学級経営講座(高等学校)

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新潟県立教育センターで学級経営講座の講師を務めてきた。採用2年目の高校の先生方にお話ができるとあって,半年以上前からとても楽しみだった。高校現場を離れてしまって,高校の先生方と接する機会が極端になくなってしまった。いい機会だった。

内容は,半分は教育学的なもの,半分は私の高校教師時代の「これって何だろう?」という素朴な疑問(本当は,文句)だった。とにかく経験論だけでは太刀打ちできなくなって来ていて,高校の先生も「学級経営」の理論を学ばなければならなくなっている時代だということを強調した。

いつものように伝えたいことがあふれてしまい,スライドを作り込みすぎ,案の定用意したスライドの1/5は捨ててしまった。

それでも本教職大学院の現職中学教師Kさんの時間はちゃんと確保し,Kさんの発表と,受講者からの「中学校の先生に,これを聴いてみたい!」という質問コーナーをきちんと確保できた。

質問は,「中学の先生は,昼休み何をしているんですか?」とか,「高校受験指導は,どのようにしているんですか?」とか,具体的なものがたくさん出てきた。あの時間は面白かった。Kさんは,突発的な質問に,おもしろおかしく答えてくれて,さすが〜って感心した。

私も高校教師時代そうだったのだけれど,中学のことをほとんど知らない。子どもができたから,中学に授業参観で訪問する機会ができたようなものだ。それ以前だったら,雰囲気自体知らないでいた。

中学も高校も,もっともっと互いに授業を見合う必要があるなと感じた。

さて,「ねえ,オカムラ,なんで高校の先生は,国公立大学にばかり進学させようとするの?」なんていうことを,指導主事さん達がたくさん聴いている中ぶっ込んでしまったのだが,来年呼ばれることは……無いだろうなぁ。