Hatena::Groupmanabiai

Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
研究室ページ katagiri-lab

iPhone版はこちら

niagara@cocoa.ocn.ne.jp

教室『学び合い』フォーラム
第14回(2018年)は
2018/8/4〜5に静岡県総合研修所「もくせい会館」でおこないます。
manabiainu
http://manabiai.jimdo.com

2018-06-23静岡『学び合い』の会 第6回研究会

F-Katagiri20180623

[]静岡『学び合い』の会 第6回研究会 静岡『学び合い』の会 第6回研究会 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 静岡『学び合い』の会 第6回研究会 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 静岡『学び合い』の会 第6回研究会 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

夏にはフォーラムも静岡で開催するし,お得なJR切符も手に入れたし,静岡市で開催の研究会に参加してきた。静岡は約10年ぶり2回目の訪問だった(と思う)。10年前は大学院時代の後輩(同学年)Yさんの家にお邪魔して,Yさんの勤務小学校の授業を見にいった。冬だったような気がする。冬なのに小学生たちは半ズボンで元気だった。富士山を見たような気がする。

今回は富士山を見るのも楽しみだったのだが,残念ながらひとかけらも見ることができなかった。曇っていたし,研究会会場に着く前から本降りの雨が降っていた。あんなでかくても雨が降れば見られないのか。

さて,「学術研究から観る『学び合い』に」ついて話してくれとの運営側の2日前の無茶振りで,薄い内容を話してしまったが,話す機会をくれた運営さんに感謝だった。前に出て話すことで,その後のフリートークでいろんな方と話すことができた。

静岡は本当に今,『学び合い』が熱い。この盛り上がりは何だろう?もちろん地元の方の努力もあるのだが,「今変わろう」という先生方が多いということなんだろう。

初めて数年という方ともたくさん話すことができた。

  • 今,『学び合い』をやっていて,そのまま転勤してしまったら,『学び合い』から離れてしまう子どもが生まれ,その子たちはどうなるのか?
  • 本を読んで,課題プリントを作ったのだが,どうも生徒たちが乗ってこない。この課題のどこが悪いのか?
  • クラスに子どもが数人しかいないし,下級生もいない。上級生と交流させると,上級生から指導されてイヤになって授業に乗ってこない。

みんなで対策を考えた。いろいろなアイディアが出た。

ひとつ考えたのが,教師は「言語化」させすぎだということ。物事を理解することと,その理解したことを言語化するのは,別の働きだ。言語化させすぎて子どもたちがイヤになることもある。すばらしい音楽や,絵画を鑑賞して感動したことを無理矢理言語化して,その感動が矮小化するということはよくある。言語というのは物事を「檻」に閉じ込めるものだ。閉じ込めるから「わかる」ということも生じるが,閉じ込めるということは,そこに収まらないことを切り捨てるということになる。

読書感想文を書かせると読書が嫌いになるなんていうのは,大昔から現場でいわれていることだ。

言語化させる効果もあるが言語化することで生まれるデメリットもある。それを考えてわれわれ教師は「説明させる」ということを使わなければならない。言語化は主に教師の都合でつかっている場合が多い。教師が学びの評価をするために言語化させて,外部から見えるようにしているという場合が多い。

じゃあ誰が評価するのか?という疑問が生まれるが,「学習者自身が評価する」ということでいい。学習者が評価し,そして次の学びに繋げていくのが『学び合い』的学習である。

なんてことを懇親会でも喋っていたら,喉がつぶれてしまった。いかん,久しぶりに40人ぐらいの人たちにマイク無しで喋って,必要以上に喉を使ってしまった。その後酒を飲んで楽しく喋っていたら声が出なくなってしまった。『学び合い』懇親会ハンパない。

しかも2次会では地元の本当においしい軍鶏を出してくれる店に今年修了院生Oさんに連れて行ってもらって,さんざん飲んで食べてしまった。静岡の飲み屋街は本当にいいところだった。