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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2018-04-21若手能楽師に聞く 能の楽しみ

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この歳になって初めて能楽を生で見にいった。今年から意欲的に「楽しみ」に行こうと決意する。全く知識がないから,「基礎講座」に行った。

実は,江戸時代ぐらいまで武士の教養として,武士は鑑賞したり,演じたりして,教養を付けたり,体の使い方を身につけていたというのを内田樹さんの文章で知ったのだ。しかも,セリフは全て古文である。古典を長年やって来た身として,これは触れておかねばならぬと思った。

歌舞伎は江戸時代に形が作られたというので,セリフは江戸言葉(なのかな?)だから,現代の我々にも何とか聞き取れるが,能楽は室町時代の言葉をそのまま継承しているというのだ。

初見の古文を文字で読む,音読するということは,してきたが,初聞(しょぶん?)の古文を聞き取るということは,考えてみれば経験がほとんどないということを能のセリフを聞きながら気がついた。半分くらいしかわからない。

しかし,そもそも古文は音声言語表現方法が主である。耳で聞いてわかりやすく工夫されているはずだ。音声的に鑑賞しないで味わったと言えないじゃないか,と,今更ながら気づく。高校教師時代,そんな古典の本質に迫る授業はしてこなかったなぁ。

今回観た「田村」もそうだが,能のストーリーは,霊的なものとやりとりするものが多い。それが能のテーマだといってもいいかもしれない。霊的なものと接点をもつ特別な空間がそこにある。そこで生きて観ている我々は霊的なものとの付き合い方を体感する機会を得るのか。


今回は「基礎講座」ということで,2回で4,500円なのだが,普通のりゅーとぴあの公演は,9,000円位する。何回も行ける値段じゃないな。各地の能舞台でおこなうやつを観に行くことにしようか。

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