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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
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2018-03-27リメンバー・ミー

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上越に宿題終了合宿をしにきた次男と観に行った。

「人間は2回死ぬ。1度目は肉体の死,2度目は現世に生きている人から忘れられてしまったときだ。」というのは,ずいぶん昔に丸山浩路さんの話で聞いた気がする。

その考えをストーリー化したものだった。舞台はメキシコで,メキシコの「死者の日」というのは日本でいえばお盆のようなものだった。「死者の日」はみんなが死人の姿になって死者を迎えるというお祭りなんだけれど,「007 スペクター」のオープニングで初めて見て,不気味な祭だなと思っていたが,そういうわけでもなかったのか。

日本では当たり前に根付いている文化だが,どうやらキリスト教圏では,死者は死者で,お墓は建てるが,日本のように魂が帰ってくるという考えはないようだ。だから,このメキシコの文化を描いた映画が,アメリカで受けるかどうか不確定だったのだが,大ヒットをしたというのだ。今まではハリウッドの常識で映画を作って,金を出すかどうかを決めていたが,そんなのはあてにならなくなったとわかったと,町山智浩は伝えていた。

自分の夢か,家族かという二者択一で,日本も含めて,最近は「自分の夢を追うのが格好いい」という雰囲気があったが,なんとなくそうでなくなってきているということを現している。NHK朝ドラ「ひよっこ」でも,「家族を不幸にする人は,軽蔑します。」とみねこは言っていた。あれは40年前の言葉ではなく,現代に生きている言葉だ。

ラストシーンはベタ中のベタだが,だからこそ涙腺が崩壊してしまう。それを待っていたかのごとく泣けてしまった。

小学校低学年の子連れで観に来ている家族が多かったが,次男が「子どもたちは,あのないようわかるのかな?」と言っていたが,「今わからなくても,そのうちわかるんだよ。」と返答した。いや,もしかしたら同時上映の「アナと雪の女王/家族の思い出」目当てだったのかもしれない。あ,またピエール瀧がここに出ていた。

そうか。家族がテーマだったから,この2本が同時上映なのか。

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