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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2018/8/3〜4に福岡県,《日付未定》長野県でおこないます。
manabiainu
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2018-01-29埼玉『学び合い』古典の旅

[][]埼玉『学び合い』古典の旅 埼玉『学び合い』古典の旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 埼玉『学び合い』古典の旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 埼玉『学び合い』古典の旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

高校古典授業の『学び合い』を求めての第3回目の旅に出かけた。最近,だんだん今更ながら古典授業の意味(必要性)について理論武装を固めつつある。そして,その上での古典『学び合い』を盤石なものにしようと思い,各地の実践家を訪れている。

なんていう大げさなものでもなく,純粋に懐かしい高校の教室に入り,高校生の学びを見てみたいという思いもあった。もちろん,倉田さんの『学び合い』の授業も見てみたいという気持ちもあった。

月曜朝に家を出て,埼玉に行き,そのまま上越に戻る行程だ。新潟は曇天で雪が降っているが,埼玉に抜けると青空だった。路肩にはまだまだ雪が残っているが,上越を出た時に長靴から短靴に履き替えて置いてよかったと思った。寒いが,晴れいてる。関東だなぁ。

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訪れた埼玉県立松山高等学校は,90年以上の伝統を持つ男子校で,校舎に入るとそこら中に文化的作品が貼り出してあり,文系クラブにも力を入れているという感じがする。

授業は高校1年生の唐詩の授業。目標は学んだ4つの詩の中で,「すごい」と思う詩を1つ選んで,その凄さを4つの観点で説明する。というもの。授業の前半は4つ目の詩の解説をし,後半で1つの詩を選び,互いに情報交換をして,4つの観点を見つけていくというもの。

生徒たちは能力も高く,プリントを埋めていく。情報交換をして自分が見つけられなかった観点を補填していく。最終的には600字から800字で選んだ詩の「すごさ」を表現するということだった。

お昼休みを挟んで2つ目のクラス。お昼休みに倉田さんと昼食をとりながら,話していくうちに,私が思いつきで「こうしてみたら?」ということをすぐに取り入れてくれて2つ目のクラスでアレンジして実践するところは,とても力がある先生だということが伺える。

今後,連携して,古典の『学び合い』授業デザインを一緒に考えていきたいと思った。

授業デザインを考えていると,教科的な目標を達成するための『学び合い』なのか,『学び合い』の理念を実現するための教科学習なのか,卵と鶏のジレンマに陥る。もちろん,両方が成立するのだと思うが,教科的な見方考え方を突き詰めていくことは,『学び合い』の理念と矛盾することではないはず。『学び合い』を実現するために教科的な見方考え方を突き詰めていくということも言える。そんなことも考える時間だった。

それから,ああ,自分はこの職を続けている限り,あのような,高校古典の授業を一生受け持つことができない,と,今更ながら気づいてしまった。大きな損失だなぁと思いながら大宮から北陸新幹線に乗った。

今回の旅は乗り継ぎがとてもスムーズで,19時台に高田駅に降り立ち,本当に久しぶり半年以上ぶりに高田の街で一人飲みをした。高田の街は月曜日は定休の店が多く,普段こんな時刻には開店していない店がやっていて,そこに入った。

サクッと飲んで帰ろうと思っていて,2杯目の日本酒を飲み出した頃,懇意にさせてもらっているO校長先生が「奇遇ですね」と入ってきた。びっくり。この店で会うのは初めてだった。ということで,3杯目は山崎のソーダ割りを飲み,高田の雪の中,おいしいお酒を頂きました。

いい旅だったなぁ。

atkuraatkura2018/02/03 11:4429日は遠方からお越しいただきありがとうございました。
こんな風にご覧いただいていたのかととてもありがたく身の縮まる思いです。

教科を学ぶのか、教科で学ぶのか、どちらか片方でなく、双方意識してのバランスが重要なのかなと思いました。

今後ともいろいろご教示ください。よろしくお願いいたします。

F-KatagiriF-Katagiri2018/02/03 17:51id:atkuraさん,貴重な時間を過ごさせてもらいました。とても勉強になります。今後ともよろしくお願いします。

2018-01-23KUBO/クボ 二本の弦の秘密

[]KUBO/クボ 二本の弦の秘密 2016 KUBO/クボ 二本の弦の秘密 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - KUBO/クボ 二本の弦の秘密 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 KUBO/クボ 二本の弦の秘密 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

学生さんが面白いという噂を聞いて,進めてくれ,Facebookでも知り合いがお勧めという記事があったので,観に行った

上越では2週間限定ということで慌てて観に行った。今年は観たい映画は見逃さないというモットーで行くことにした。

ストップモーションアニメとは思えないほどの繊細な動きだった。ストップモーションで取り込んで,後はCGで動かしているのかな?と思いきや,全編ストップモーションだというので驚き。サルの毛の動きも1コマ1コマ動かしていたのか。気が遠くなる。

クワガタの吹き替えがまたピエール瀧だった。最近観る映画,観るドラマ,ピエール瀧ばかり。売れっ子だなぁ。

全体的によく出来上がっていたけれど,せめて,もうちょっと三味線の曲を三味線らしくしてほしかった。完全にエレキギターのノリだったんだもん。しかたがないのかな?

舞台が核戦争後の世界っぽくって(特に,大仏が壊れて砂漠に埋まっているシーンはブレードランナーやスター・ウォーズの世界みたい),日本が描かれているものとしてはとても斬新だった。クールだった。

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2018-01-19親や保護者ができること

[]親や保護者ができること 親や保護者ができること - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 親や保護者ができること - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 親や保護者ができること - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

エクリチュールの文献調査中に,「発達の心理」(内田伸子著 サイエンス社 2017)に出会い,読んでいったら私の家庭の子育てで,反省しなきゃならんな〜という記述に出会ってしまった。これからでも間に合うか?

著者は幼児の言語発達と,親のしつけの相関関係を調べ,「共有型」しつけと「強制型」しつけでは,「共有型」しつけの方が語彙が多いと謂うことを述べたり,その後の進路,就職先も「共有型」,「強制型」の影響があるということを明らかにして,次のようにまとめている。

親や保護者には子どもと次のように関わっていただきたいものである。

 第1に,子どもに寄り添い子どもの安全基地になること。

 第2に,その子自身の進歩を認め,ほめること。

 第3に,生き字引のように余すところなく定義や説明を与えるようなことはしない。

 第4に,裁判官のように判決を下さない。禁止命令ではなく、「〜したら?」と提案の形で子供の意思を確認していただきたい。

 第5に,子ども自身が考え,判断する余地を残すこと。

(p.160)

反省します。

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2018-01-18表現者の思い

[]表現者の思い 表現者の思い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 表現者の思い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 表現者の思い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

詳しくは書けないが,文章や文書を作らせる制度を制定すれば,文章や文書を作る側(表現者)は,一生懸命表現するようになる。時間をかけ,何度も推敲をし,そして提出する。

ところがそれを読む側は,表現者の思いを知らないせいなのか,ちょちょら(新潟弁)に見る。

私は表現者の立場にもなったことがあるので,ちょちょらにすませることができず,1つ1つじっくりと読む。それを表現していた時の思いがフラッシュバックする。そうなると時間がかなりかかる。だって表現する時間は1つ1つ読む側の時間の何百倍や何千倍の時間を費やして作っているんだから。

しかし,じっくり読んでいくと,大部分が同じようなものであることにも気づく。ただし,その中でキラリと光る表現を見つけることもできる。

2018-01-17ソラリス

[]ソラリス スタニスワフ・レム著 ソラリス スタニスワフ・レム著 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - ソラリス スタニスワフ・レム著 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 ソラリス スタニスワフ・レム著 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

このブログに読後感想を書くときはいつも「分けがわからない」ものばかりだ。50歳直前あたりから,趣味の読書は自分の嗜好で本を選ぶだけではなく,ある情報を元に読むことにもしている。ある情報の1つはNHKの「100分de名著」だ。この「ソラリス」も先日までこの番組で紹介されていた。

録画しておいて,まだ観てはいないのだが,TBSラジオ伊集院光「深夜の馬鹿力」で本人が「100分de名著」の収録について話していて,興味を持ったのでテレビで見る前に読んでみようと思った。

しかし,とにかく難解だ。主人公の言動はすんなり入ってくるのだが,一旦ソラリス(惑星)の詳細な描写や,研究の記述になると,どんどん複雑になり,わからなくなる。

ソラリスは地球からずいぶんと離れた惑星なのだが,不思議な惑星で,どうやら海に意思があるようで,その海は訪れた人間にあり得ないものを創造し提示する。どのようなからくりで作るのか,どうして提示するのか,それを探るのが「ソラリス研究者」だ。

「あり得ない」というのは,例えば,主人公がかつて付き合っていて,死んでしまった恋人の女性だったりする。これは幻覚ではなく,実態があり,意思もあり,記憶もある。主人公が一番初めに会ったときは混乱し,宇宙船に閉じ込め,発射させ,ソラリス軌道を旋回させ,帰ってこられなくした。そうしたら次の朝,ひょっこり何事もないように現れる。

さて,この「ソラリス」のメタファーはなんなんだろう?ということになってくるのだが,「神かな?」と思いながら読んでいくと,作品中でそれを否定していく。じゃあ何?

映画化されている様なのだが,作者のレムは,その作品に対して「そんなこと表現していない」と批判している。映画化された作品は,単なる恋愛映画にしていたようだ。「ソラリス」という惑星や意志を持つ海をどのように映像化しているか,興味があったが,ちょっと観る気が失せてしまった。

最近新訳で文庫本が出て,そこには作者本人の解説が掲載されている(珍しい!)。それを読んでもわからない。

最近寝る前にアパートで読む本は,そんな本ばかりで,自分の読解力の無さを痛感する。

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bunbun-hbunbun-h2018/01/17 21:53映画「惑星ソラリス」(監督:タルコフスキー)!・・・若い時に2回ぐらい観ました。原作は読んだことないけど、映画はけっこうよかったです。(まあ、タルコフスキーの映画はこれを入れて3本は観たし、あの手の訳のわからないのが何故だか好きだったりするもので・・・)

F-KatagiriF-Katagiri2018/01/18 09:00bunbunさん,そうですか。映画は面白いんですね。確か大学の図書館にあったはずなので,観てみます。

F-KatagiriF-Katagiri2018/01/18 09:01ソラリスの海は,「神」というよりも,「霊的なもの」や「抑圧されていたものが具現化したもの」と解釈する方がいいような気がしてきました。

2018-01-16エクリチュール (1)

[][]エクリチュール (1) エクリチュール (1) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - エクリチュール (1) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 エクリチュール (1) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

最近「エクリチュール」に関心を持っている。「エクリチュール」は一般的には「文字言語」を指すが,内田樹さんはロラン・バルト著「零度のエクリチュール」の叙述を元に

社会的に規定された言葉の使い方

と定義している。そして

社会的言語運用がきびしく制式化されており、自分が所属する社会集団に許されたエクリチュール以外の使用が禁止されているのは階層社会の際立った特徴である。

と述べている。本義は「文字言語」のことだが,この定義でいえば主に「音声言語」のことを指しているようだ。

私は現代日本に生きていて,あんまりそれを感じたことはなかったけれど,内田樹さんはフランスに学生と研修で行ったとき,階級により使う言葉(使ってはいけない言葉)が限定されていて,それが問題処理判断能力や,人の持つ意識を限定していると述べている*1

英語を始め,外国語に疎い私は全くそんなことはわからないのだが,日本でもかつて,職業や階層によって使える言葉が限定されていたなぁと思う。今再放送している「花子とアン」で,主人公ハナが,子どもの頃,女学校に入学して,徹底的に白鳥さん(ハリセンボンの春菜)から甲府弁をなおされ,いわゆる「お嬢様言葉」に矯正させられていた。また,時代劇を観ていると,武士階級の返事の仕方は「はい」だが,その他は「へい」となっていた。

英語の文法構造と日本語の文法構造は違う。思考は言語によるところが大きいから,思考構造も違い,ものの見方考え方も違ってくるということで,英語教育にも興味を持ち始めた。

そこで文献を漁っていたところで,「言語社会化論」(バーンスティン・萩原元昭編訳 1981 明治図書)に巡り会った。

英国の中産階級と労働者階級の話し言葉を分析し,その違いと思考の違いについて述べている。

大きく分けると「共用言語」と「定式言語」があり,労働者は前者を使用する割合がほとんどであり,中産階級は両者を使い分けているというのだ。簡単にいうと,「共用言語」はある特定の集団で暗黙の了解のうちに使える言語であり,「定式言語」は,文脈を知らない人にも理解させられる言語である。

「共用言語」の特徴の1つとして,次のようになると述べている。

共用言語の構造が,強い閉鎖的な社会関係をさらに強固なものとするところから、その話し手は、ある種の活動を通して、集団、およびその集団の形態や野心に対し、強い忠義心や忠誠心を示すものと思われる。そしてそのかわり、彼は、自分たちのものとは異なった言語形式—ちなみに、言語形式は、それを持っている集団に独特な社会的取り決めを象徴的に表している—をもつ他の社会集団に対して排他的になったり、おそらくそれと対立したりする、という代償を払っているものと思われる。つまり、共用言語の構造は、個人を集団から孤立させるような自他の違いについての経験を、ことばで表現することを差し止め、そして自らを脅かす恐れのある認知的、感情的状態に脈絡を与えるはたらきをするのである。(p.74)

これって,「仲間内の言葉」に当てはまることだ。その最たるものが仲間内で使う言葉(スラング)で,仲間性を強化し,他者を排除するといいうことは,現代日本でもそこら中で行われている。

そして,バースティンは,スラングを使うことで,罪の意識を減じているという例も挙げている。「正当な理由なく欠席する」(このニュアンスの正式な日本語,なんでしょう?)を「サボる」というようなものだ。「窃盗」を「万引き」と言ったり,「売春」を「援交」と言ったりするものだろう。

さて,エクリチュールが先か,社会階級が先かという論が当然出てくる。「その社会階級内で使われているから,その言語構造がある」とするか,「その言語構造から脱することができないからその社会階級から外に出られない。」というものだ。

バースティンは

言語形式は、何が、どのように学習されるのかを強く規定し、したがって将来の学習にも影響をおよぼすのである。こうした見地から、この論文では共用言語によって助長される行動について分析してきたのである。ところで、その場合の分析方法には本質的に循環論的なところがある、と思われるかもしれない。方法として、われわれは言語使用を分析し、そして社会的、心理的な行動を推論する。しかし、後者は初めから前者を規定しているいるのである。—なぜならば、言語の意味機能が社会構造だからである。(p.84)

と述べ,社会的,心理的な行動は言語使用を規定し,それが将来の学習に影響を及ぼすと言っている。つまり,循環している。

ということは,その循環を断ち切ると,別の世界が開ける可能性があるといいうことだろうか?

そこに教育の役割,言語活動の役割が見えてくるような気がする。この項,たぶんつづく。

*1:「街場の文体論」文春文庫 2016,pp.131-132

2018-01-13新潟市は8年ぶりの大雪

[]新潟市は8年ぶりの大雪 新潟市は8年ぶりの大雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 新潟市は8年ぶりの大雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 新潟市は8年ぶりの大雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

新潟市は8年ぶり(2009-2010シーズン)の大雪だっただそうだ。一晩で70cm以上積もったそうだ。その前は24年前だったと以前のブログに書きとめてある。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/F-Katagiri/20091218/p1

この時は練馬ナンバーのスカイラインが小径で立ち往生し,私を含めた後続車の運転手たちが総動員で脱出させた話を書いた。

今年,一晩で70cm以上積もった新潟市の記録をあっさり高田は抜いてしまった。一晩で80cm以上積もったのだ。私のアパートの冬用駐車場は広い駐車場で,真ん中に小雪パイプが通っているのだが,帰ってきて驚いた。50cm以上の雪でほぼ前面覆われていたのだ。

今年自動車を4WDに替えておいてよかった。幸い積もっていた雪は軽く,自動車で突っ込んでも進んで行けた。自分の駐車スペースらしき所を雪かきしなければ車を停められない。スノーダンプをコメリで買っておこうと思ったら,手頃なものは売り切れで,別の雪よけ用の器具を購入しておき,えっちらおっちら雪をのけた。

そうしたら,つい最近私の部屋の下に引っ越してきたと思われる方もやって来て,そこで初(はつ)対面して,「とんでもない雪ですね。」と会話を交わす。なんとか私は駐車完了した。下のアパートの方が,アパートにたどり着こうと,除雪されていない所に入って行こうとするが,雪が多くて歩けない。私はアパートまでの5mくらいをラッセルして道を作る。先ほど買った器具がなければ遭難しそうな勢いだ。普段道を歩いていてもゴミなんか拾わないのに,大雪となると,他の人のためにも雪かきをしようとするのが不思議だ。

下のアパートの方はその時,雪かき器具を何も持っていなかった(きっと,アパートの中に置いてあったのだろう)ので,私がついさっき買った器具を「使い終わったら私の部屋の前に立てかけておいてください。」と渡す。

その後その方は夫婦でご丁寧に引っ越しのご挨拶を持参で,お礼に来てくれた。

大雪は,人の気持ちを優しくする。雪国のいいところだ。

2018-01-12大昔の頃

[]大昔の頃 大昔の頃 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 大昔の頃 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 大昔の頃 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

昨日,「ライオン」を観たせいもあるのか,大昔,小学校低学年の頃の記憶がいろいろフラッシュバックする。

住んでいた新潟市が大雪になり,スノーダンプを近所の金物屋に買いに行ったが,「スノーダンプ」なんて見たこともなく,「ソリみたいなもの」なんて親から聞いて,赤いソリを買って雪の上を引きずって帰ってきて,「それは違うよ」なんていわれて,ソリを持ってスノーダンプを買いに行ったことやら,

正月,おせち料理に飽きてしまって,1月3日に何か別のものを食べたいと言って,お金(なんと,1万円札!)を持たされて,外に買いに行ったが,当時はコンビニなんて全くなく,近くの駄菓子屋ももちろん閉まっていて,カップヌードルの自動販売機はあったが,1万円札しか持っていなかったから,それも買えず帰ってきたことやら,

ちょうど新潟市の今のように大雪になって,膝上まで積もった中,膝下の長靴を履いて半ズボンで(当時の小学生は1年中半ズボンだった)登校した風景とか,

なんなんだろう?最近はそれが夢なのか,本当に自分で体験した記憶なのか,どこかテレビで見たことなのか,よくわからなくなってくる。映画のシーンのようにフラッシュバックする。

大雪が降ったとか,そういうことで写真を撮る時代じゃなかったからなぁ。

2018-01-09ライオン

[]ライオン 25年目のただいま 2016 ライオン 25年目のただいま 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - ライオン 25年目のただいま 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 ライオン 25年目のただいま 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

今年1本目の映画は,高田世界館で観た。夕方の会だったが,観客は合計4人かな?高田世界館は改装工事でしばらく昼間の上映がなくなるそうだ。

インドのとある貧しい田舎町で5歳の主人公サルーが,駅で兄が仕事から帰ってくるのを待っている途中,何の気なしに乗り込んだ列車が発車してしまう。回送電車だったから,途中駅には停まらない。約1万キロ移動して都会のカルカッタで列車は止まった。

5歳だから自分がどこにいるかわからない。言葉も通じない。自分が住んでいる街の名前を伝えても伝わらない。浮浪児になり,人さらいにさらわれそうになるのをくぐり抜けて,歳出駅には児童保護施設に入居する。新聞広告を出してもらっても,引き取り手はいない。

オーストラリアの夫婦がサルーを引き取ると申し出て,サルーはオーストラリアで養子となり25年間過ごし,大人となる。

あるきっかけでGoogle Earthで探せば故郷を見つけられるということに気づき,しらみつぶしに探していく。養父母に気兼ねしながら,やっぱり産みの母親,5歳まで育てくれて,何も伝えられずに分かれてしまった母親や兄に会いたいという一心で,探し,故郷の地を特定することができた。

これも,自分とは何者か?自分はどこから来たのか?というアイデンティティを確かなものにしたいという物語だ。5年間一緒にいた母親と,25年間一緒にいて育ててくれた両親。たった5年間だからといって忘れることはできない。「自分はどこから来たのか?」というのは想像以上に重要なことなのだ。

この物語は事実をもとにしているというのも驚きだが,このタイトル「ライオン」の意味が最後にわかり,衝撃の事実とともに泣けてくる。

いい映画だったな〜。

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2018-01-05今年の目標

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  1. 映画館で20本以上観る。
  2. 休肝日を100日以上取る。
  3. 体重を60kg台にする。
  4. 新潟マラソンに出場する。
  5. 負けない人生を送る。
  6. 煮え湯を冷ます。
  7. 冷や飯を温める。

(できそうな順)

※昨年の目標「元旦に句を詠む」はすっかり忘れていて,果たせなかったから,今年もきっとそんなもんだ。