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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
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2017-12-08プレテストを解いてみた

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新テストのプレテストを解答してみた。といってもざっとだけれど。

今までのセンター試験とはずいぶんと変わったという印象があった。きっと一番の売りの第1問目,生徒会規約と生徒会役員の会話記録と,生徒からの要望書の数を集計した表と,生徒会新聞という全く異なった4種類の「情報」を俯瞰して記述問題を解いていく。

俯瞰しなければならないので,これが冊子で配られることを考えると,けっこう大変だなと思った。2次元的に4種類の情報を並べてあっち見たりこっち見たりする必要がある。今までの文章読み取りだったら,1次元的に行きつ戻りつすれば良かっただけだったから。

私は問題文を全てプリントアウトして机に並べて解けたから,ちょっとは楽だったのかもしれない。ディスプレイ上だったら,きっと解くのが嫌になったと思う。

新聞の記事で「情報量が多くなって,時間が足りない」ということが書かれてあったが,情報の取捨選択も求められているんだろうと思う。読まなくていい部分を即座に切り捨てる必要があるということだ。今までセンター試験の国語の問題文で読まなくてもいいところなんて1文字たりともなかったと思う。

そして,問題文に書かれていないことを推測して答えるという問いもあった。

なかなか面白かった。こういうことを学んでいる高校生にとっては,きっとそれほど難しい問題ではなかったと思うが,やったことはない生徒にとっては混乱したのだろうと思われる。

「深い学び」とは,今まで学んだことを俯瞰して新たな関係性を見つけたり,新たなことを発見したりということだと私は考えている。4種類の資料を俯瞰して関連付けて答えさせる問いは,「今までの1次元的読み取りでは育まれない力」なのではないか?と思った。