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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
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2017-07-13採用学

[]採用学 服部泰宏著 2016 採用学 服部泰宏著 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 採用学 服部泰宏著 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 採用学 服部泰宏著 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

企業の採用の仕方が多種多様になっている。特に最近は働かせ方が問題になり,業界トップの企業も「ブラック企業」と簡単に指摘されるようになって来た。そうなると優秀な人材が集まってこない。そのために,バブル期のような大量応募でその中から一律の基準でトップの成績を上げた人から採用していくという今の大学入試のような採用の仕方では,

本当に企業に必要な人を見つけられない

ということがわかってきたのだ。ある基準で点数化して,トップから採用していくと,本当に自分の企業に必要な力を持っている人,自分の企業に合っている人(すぐにやめない人)などを不採用にしてしまうというのだ。

本の中でかなりのページ数を割いて紹介していた新潟の米菓企業「三幸製菓(株)」では,「新潟採用」,「おせんべい採用」,「カフェテリア採用」など,様々な窓口を設けて人を集めようとしている。様々な尺度で応募者を評価しようというのだ。

また

面接によるコミュニケーション力診断は曖昧

というエビデンスも示している。面接官の先入観が入ってしまうというのだ。就職には「コミュニケーション力」が大切と誰でも口にするが,その評価基準が曖昧だし,面接なんかでは正確なものは測れないという結果が出ている。

日本では採用学は遅れていて,その遅れの原因は,人事担当者が自分の人事での判断の評価システムが出来上がっていないというのだ。採用した人が優秀な人かそうで無いかは,その人が働き出して数年で結果がわかる。しかし,数年後にはその判断を下した人事担当者は人事に携わっていず,責任の所在もなく,フィードバックもなされないまま「感覚的」な採用をし続けているというのだ。

教員採用も同じなのかな?と思ったし,ましてや大学入試も同じである。上教大では,「本当に教員になりたい,向いている」という人を合格させているのか。大学入試改革に合わせて,どのように入試を変えるのか,考えなければならない。

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