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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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2017-04-131年間大学教員をして感じたこと

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1年間大学教員をして,高校教師時代とはちょっと違う思考の仕方をしていたということを感じた。仕事をする上で,大学教員は抽象思考で仕事を進めることが多かった。それは1年間受け持ちの院生や学生がいなかったからかもしれないが,それはわからない。

高校教師時代は目の前の生徒や授業やテストや会議がどんどん押し寄せてきて,それをどううまく「さばく」かが重要で,さばいた結果どうなっていたかはあまり考えられなかった。次から次へといろんなものが押し寄せてくるからだ。息つく暇はあまりない。あったとしてもテスト期間の合間,自動車で昼を食べにいったりするくらいだった。家に帰ると「全く仕事をしない」と十数年前から決めているので,仕事モードにはほとんどならない。

学校で必要なのは,仕事モード中の「息つく暇」だ。息をついて自分の仕事をふり返る時間だ。OFFの時にそれをやったらOFFにならない。

大学教員をやっていて,どんどん押し寄せてくる仕事はもちろんたくさんある。降って湧く仕事も沢山ある。しかしそれをやり過ごすと,ふと,息つく暇が出てくる。だから教育書を読んで,考える時間もある。

そんな時間が取れたから,教育をちょっと抽象的に考える時間も取れた。授業で「私が高校教師時代にはこんな実践をしていた」という話に加えて,もうちょっと上位概念的な,文科省が教育で求めている姿や,個人的な教育の理想も自分なりに確立し,語れるようになった。実践に理論が着いてきたと言った方がしっくりくるのか?

そこで,学部1年のクラスの担任になったり,今年から院生を担当できることになったり,授業や講習を受け持ったりする場面で語りたいこと,学んでほしいことがなんとなく自分の中ではしっかりしてきた。

意味は自分で見つける

ということだ。この力を学ぶことは,「アクティブ・ラーニング」,「主体的・対話的で深い学び」に繋がると考えるし,意味を自分で見つけられない教員には,「主体的・対話的で深い学び」なんて仕組めないと考えるようになった。自分にも,学生にも,院生にも,受講生にもこれを求め続けようと思う。

それを教えてくれたのは「バケモノの子」だ。教えてくれたというか,「バケモノの子」で表現されていることがパチ,パチとパズルがはまっていくように昨年度わかってきた。

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