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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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niagara@cocoa.ocn.ne.jp

教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
manabiainu
http://manabiai.jimdo.com

2016-12-31今年観た映画

[]今年観た映画 今年観た映画 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年観た映画 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 今年観た映画 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

映画館の上映で見た映画

  • セーラー服と機関銃-卒業-
  • 風の波紋
  • デッドプール
  • スポットライト 世紀のスクープ
  • 二重生活
  • FAKE
  • シン・ゴジラ
  • 君の名は。
  • ヒメアノ〜ル
  • ハドソン川の奇跡
  • ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン
  • この世界の片隅に
  • ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー

DVD,録画,その他で見た映画

  • バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
  • バケモノの子
  • Life 2.0
  • 女子ーズ
  • 海を感じる時

映画館での封切り上映を観たのは13本だったか。もっと行けたような気がしたけれど,機会を逸してしまった。今年は高田世界館という素晴らしい映画館にちょいちょい行けるようになったので,観られる映画の世界が広がった。「ヒメアノ〜ル」や,「二重生活」は,きっと新潟市に住んでいたら行かなかったかもしれない。高田世界館で初めて観た「風の波紋」は今までだったら絶対に行かなかった。

高田世界館で観た映画は13本の中で5本だった。来年は高田世界館の会員になろう。最少同時視聴人数は3人だった。最多は立川志らくの独演会,満席。

今年の1本は,「この世界の片隅に」か,「デッドプール」,「二重生活」と迷うけれど,「この世界の片隅に」は,観た人は絶対に「傑作!」と言うと思う。私もそう思うが,ひねくれ者なので,きっと誰も一番に挙げない「デッドプール」にしよう。

これまでのヒーローものや,これまでの映画の撮り方を覆す斬新なものだった。続編がとっても楽しみ。

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bunbun-hbunbun-h2016/12/31 19:35私がこの1年間で観たのは「この世界の片隅に」だけだったけど(もしかしたらテレビでも他の何かを観たかもしれないけど)、私の今年のナンバーワンは、そしておそらくこれから後の数十年間におけるナンバーワンも「この・・・あ、いえ、来年もよろしくお願い致します!

2016-12-30金沢旅行

[]金沢旅行 金沢旅行 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 金沢旅行 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 金沢旅行 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

12月29〜30日に金沢旅行を計画した。いくらなんでも学校閉鎖の29日は長男のサッカー部は休みだろうと思いきや,29日も練習するということで,長男は新潟に置いて家族3人で出かけた。

新潟から北陸フリーきっぷというものがあって,新潟金沢間往復で割安のキップがあるのだが,これは新幹線の自由席しか乗れない。指定席を取ると,もれなく特急券も払わなければならないのだ。

だから上越妙高〜金沢の往復新幹線指定席を買い,新潟〜上越妙高は,しらゆきWきっぷを買うことにした。長男は学割を発行してもらったけれど,結局無駄になってしまった。

金沢は何年ぶりかわからないほど久しぶりだった。仕事始めてから出張でも行ったことがなかったかもしれない。大学生の時以来?記憶もおぼろげだった。

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金沢駅は建て替えられてとても綺麗で,立派だった。京都駅なみに建築物に力を入れている感じだ。今回の目的は金沢のおいしいものを食べるのと,芸術的なものに触れること。金沢駅内で金沢カレー&うどんセットを食べたが,金沢カレーの味が濃くて,おいしかった。いつの間にか金沢ではカレーが名物に?

金沢KKRホテルに荷物を置いて,そこから歩いて最大の目的地の1つ,金沢21世紀美術館に行った。美術館の外にあるオブジェからいって,面白いのばかりである。次男は走り回って遊んでいた。

さて中に入ろうか?と入り口に向かったら,休館日ときたもんだ。29日から……。やっぱり年末年始は休みなんだよなぁ。ネットで調べたら,開館しているという情報を得たのだが,これがGoogleの情報だったから,間違っていた。ちゃんと美術館の公式ホームページをチェックしていれば良かったんだなぁ。周りのオブジェでも十分楽しめたけど。

それじゃあというので,忍者寺と称されている妙立寺に行った。金沢城の出城となっている寺だそうだ。

拝観には予約が必要なのだが,そんなことは全く知らないわれわれは,当日予約のためにインターフォンでお願いした。たまたまキャンセルが出たということで,20分くらい待つだけで拝観できた。ラッキー。

この寺には,忍者はおらず,外敵からの攻撃を防ぐからくりに満ちているところだった。大人1人1,000円の入館料で,けっこう高いが,まあ楽しめた。それにしても1時間に約100人が拝観し,これを6回おこなうとすると1日に60万円の売り上げとなる。いやぁ,結構稼ぐ寺だなぁと思った。

まだ3時頃だったので,近江市場に行った。ここも初めて行ったところだった。次男が「古町みたいなところ?」と感想を述べたが,古町が何倍にもなったところだ。かなりにぎやかな市場で,そこでドジョウ串と白エビコロッケを食べた。ドジョウは焼いて黒くなっていて,蒲焼きのタレにつけていたから,ほとんどドジョウの味はしなかった。コロッケはおいしかったな。次男はオレンジのジュースを飲んでご満悦だった。

金沢KKRホテルはとても綺麗で,割引券を使って2食付きで1人1万円強で,この時期としてはちょっと割安でなかなかもののだった。和室だったから,ゆっくりできたし,風呂の浴槽は大きいし,ジェットバスだったから,満足だった。

朝起きたら雪が降っていた。雪景色の兼六園が見られるか?と思いきや,それほどは積もらなかったな。

次男がかなり楽しんでいた。松の枝振りが珍しいというので,写真に撮れ撮れとせがんだ。あんころ餅を食べて,歩いてひがし茶屋街に行った。ここも初めてで,金沢にこんな面白いところがあったのかと思った。

町屋のほとんどが茶店か,売店になっているんだけれど,街並みが古く,美しい。たまにそこで営業している問屋なんかもあって,ちゃんとそこで生活している人もいる。しかしいたる所に金箔が入った売り物がある。もちろん,金箔工芸が盛んだから何だけれど,だからといって食べ物に金箔を入れなくても,化粧品に金箔を入れなくてもいいんじゃないかな?なんだか安っぽく感じてしまう。

と思いながら,たまたま入ったあんまり流行っていない土産屋で安いソフトクリームが売っていて,次男が食べたいということで,頼んだら,そこのおばちゃんが「金箔つけます?」と聞いてきたので,他では金箔ソフトは800円ほどなのが,350円なので,お願いした。そしたらおばちゃんが金箔を箸で摘まみ,おもむろにソフトクリームに載せようとしたら,金箔が繋がって山盛りになった。山盛りになった金箔を手で瓶に戻したりして……。

金箔ソフトを食べると,歯や唇に金箔のキラキラしたのがくっついて,なかなか取れない。口周りにらめがコーティングされる。

雨,雪は降ったけれど,天気はそれほど荒れず,歩いて移動も快適にできた。途中,「山手線ゲーム,山下達郎の曲」を次男とやったが,私は山下達郎の曲がなかなか出てこず,愕然としてしまった。次男の方がどんどん出てくる。いかんな〜。

金沢は歴史を感じられる街で,とても面白かった。新潟にももうちょっとこういうところがあると,観光客がもっと来るんだろうな〜と,帰りの電車で次男と話した。

2016-12-27ローグ・ワン

[]ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー 2016 ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

昨年大晦日にそういえば,スター・ウォーズepisode7を観たんだった。1年で新作?episode3.5ということだったけれど,次男が行きたいというので行ってみた。前評判も聞かないし,あんまり期待していなかったが,とってもよかった。

次男が,字幕が嫌だというので,3D吹き替えを観た。これがよかった。episode4の世界が,最新撮影技術で,3Dで観られるなんて,感動だった。映画が進むにつれてepisode4の世界にだんだん近づいてくる。episode4を去年観ていた次男も,楽しめたようだ。

ストーリー展開にはやや安易なところがあるけれど,デス・スターの攻略はこうやっていたのかと,映画の続きが分かっているが,楽しめた。

テーマは「信じるということ」なんだけれど,ちょっとここの設定も深くはなかったが,でも,いいのだ。次男はチューバッカが出てきたのに気づかなかった。もちろん最後にレイヤ姫が出てくるのだが,レイヤ姫役のキャリー・フィッシャーさんが今日亡くなったのか。60歳って,若いよなぁ。

チアルート・イムウェは格好良かったし,K-2SOはC3-POなみにいいキャラだし,観てよかった。

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2016-12-21一人飲み

[]一人飲み 一人飲み - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人飲み - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 一人飲み - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

上越高田で独り暮らしをして,よかったのは,平日夜,気軽に飲みに行けるということだ。しかも一人飲みである。ぶらりと夕食を食べに飲み屋に行けるなんて,いかにも大人の夜の過ごし方だ。アバンティーの世界だ。

といっても,アバンティーのようなお洒落な店には行かず,焼き鳥屋を中心に,居酒屋を開拓している。上越は冬になったが,幸い気温が高く,雨も降っていないときは飲みに行かずして同夜を過ごせよう?

今回入った店は,中華料理居酒屋で,麻婆豆腐が評判の店だという。7時前に入ったら,なんだか団体さんがいた。水曜夜で,宴会というのはあまりないから,ちょっとイヤな予感がした。2団体が奥の座敷に陣取っていたのだが,店主1人だけで切り盛りしているらしく,もういっぱいいっぱいのようだ。

生ビールと唐揚げと麻婆豆腐を注文した。生ビールはすぐについでくれたが,次が来る予感がしない。私のあとから1人客が来たが,「料理をお出しするのに時間がかかるかもしれません。」と伝えて,帰ってもらった。うーん,私の料理は?

それまで予約団体の準備をほとんどしていなかったらしく,油を温めるところからおこなっていたので,唐揚げはようやく出てきたのだが,麻婆豆腐を作り始める雰囲気がない。奥の客の料理も作らなければならないから。「すみません。」と言って,サービスで出してくれただし巻き卵がとてもおいしい。

「あれだったら,麻婆豆腐は,いいですよ。」と言って,唐揚げを食べて2杯目の生ビールを飲み干して店をあとにした。店主はとてもいい人そうなのだが,1人でやりくりするのは無理がある店の広さだった。たまたま店員がいなかったのかな?

団体客がいないかどうか確かめてから,麻婆豆腐を食べに行くことにしよう。でも,何度も行こうと思って,行く度に休みで,やっと入れた店だったんだよな。

2016-12-19東青山小学校群読職員講習会(自主研修)

[][]東青山小学校群読職員講習会(自主研修) 東青山小学校群読職員講習会(自主研修) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 東青山小学校群読職員講習会(自主研修) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 東青山小学校群読職員講習会(自主研修) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

学び合い』繋がりで昔から知り合いのOさんの要請で群読講習会を開いた。米作りの活動を学習成果発表会で披露するとき,群読を取り入れたいということだった。しかし,群読は全く経験が無いから,是非とも群読を体験する講習会を開いてほしいということだった。

そんなに人数は集まらないかもしれないけれども,OKですか?と言われたので,3人以上だったら何とかなりますよと答えた。そうしたら十数人集まってくれた。

群読の理論から,実践,そして最後は「地引き網」をもとに「米作り」にアレンジする脚本づくり&発表会で締めくくった。90分の講座だった。脚本アレンジの時間は30分しか取れなかったが,脚本アレンジを体験するにはちょうどよかったかもしれない。もうちょっと多くの技法を体験してもらうには120分コースになるのかな?

いただいた感想としては,「楽しかった」とおっしゃってくれたものが多かったそうだ。良かったよかった。「群読って,こういうものだとは思わなかった。」という感想の方もいらっしゃった。なかなかイメージが伝わっていないのだなぁと思う。

YouTubeにバシバシ掲載して,群読のイメージを共有したいと思うのだけれど,もとの文章の著作権やら,演じている人たちの肖像権やらいろいろあって,何でもかんでもアップできない。許諾を得たものや,フリーのものを群読チャンネルとしてアップしていこうか?

2016-12-16国語教職実習(詩)

[]雪だ雪 雪だ雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 雪だ雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 雪だ雪 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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上越に転職して自動車通勤をするようになった。去年までの5年間は通勤は自転車かバスだったので,雪道を運転するなんて久しぶりだった。

朝起きて,通勤するとき,自動車のエンジンをかけて,積もった雪を下ろして,という作業,めちゃめちゃ懐かしいと思った。長岡に住んでいたときは毎日そうやっていたなぁ。

新潟のマンションに越してから,そういえば,自動車は屋根付き車庫に入れていたから,寒い中,凍りついた雪をガリガリやりながらフロントガラスを見えるようにするなんていう作業は,全くやっていなかった。

道もわだちになって,のろのろ運転だ。幸い朝渋滞になるような通りは通らないので,いつも通りに通勤できる。ラッキーだった。

もっと降るのかなぁ?と思ってしまう。でも,豪雪地帯の六日町に約10年,長岡に4年くらい住んでいたけれど,雪ががんがん降るのを見るのは好きだ。うんざりしたことはなかった。ワクワクしたりした。雪で嫌な思いはたくさんしたけれど,遠出する時でなければ,「もっと降れ!」と思ってしまう。もちろん,アパートに住んでいて,雪下ろしはしなくてよかったし,駐車場も除雪がされていたからなんだろうけれど。

夜中,目が覚めたときに窓から外を見て降っているのを確認して「ふふふ」と思ってしまうのは,小さな時と変わらない。



[]国語教職実習(詩) 国語教職実習(詩) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 国語教職実習(詩) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 国語教職実習(詩) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

国語は小学校1年生から受けている教科だから,大学生が授業を考えるとなると,今まで受けてきた授業の流れを無批判的に踏襲してしまう。

その活動にどんな意味があるのかを考えずにやり,「今までそうだったから」,「みんながそうだから」ということで,無意味な活動の連続にしてしまう。

音読一つさせるにも意味がある。全体での音読,ばらばらでの音読,立って音読,交替しながら音読と,それぞれに意味がある。しかし,その意味を考えないままやらせては,効果も何もない。学習者が効果が出ない行動をしても,教師がスルーしてしまい,活動して終わりとなる。

詩の一部分をブランクにして,その内容を「当てる」という授業プランをした場合,そのブランク部分の内容を考えることで,何を考えさせるのかという意図を持ち合わせていないと,単なるクイズになる。結局当てずっぽとなり「読み取り」に結びつかない。そして学習者はいろいろと出して,教師は「答えはないから……。」とお茶を濁す。いやいや,答えはあるでしょう?

詩の一部分をブランクにする場合,多くは詩の最終部分の単語にする。どうしてそこにするのか?と問うた場合「そこが一番重要そうだから」と答えが返ってくるが,詩としては重要なのかもしれないが,「問い」として重要とは限らない。そこを考えてほしい。

それに,ブランクにして教材として成り立つ詩と成り立たない詩があるということにも気付いてほしい。「文脈」から類推できる詩のブランク化は成り立つが,類推できないものは単なるクイズとなってしまう。

個人的には詩(だけではなく,全ての文章も)ブランクにしてそこを考えさせる問いは嫌いだ。作者に対して失礼だと思う*1

「知識問題」ではなく,小学生でも,大学生でも深く考える課題として出てきたものは「作者は何を伝えたいか。」という安易なものだった。ここに何の読み取りもない。「あなたの感想は何ですか?」と聞いて,それを出し合って,それで終わりじゃあ,国語の時間じゃなくてもいいでしょ?友達同士で映画を観に行って,そのあとお茶しながら感想を言い合うのは国語の時間にすることじゃない。

そして最後には伝家の宝刀「答えは一つじゃないから。」

言い換えれば,それまでそういう国語の授業を受けてきたということになる。国語の授業を仕事として受け持つまでに,国語とは何なのかをちゃんと考えてほしい。

そこで,次のような授業プランを考えた。

  1. 今まで受けてきた国語の授業の流れ(音読,ワークシート記入など)をピックアップする。
  2. それぞれにどんな意味があったのかを考える。
  3. 意味が思いつかないものは取りやめていいか考える。
  4. 一編の詩の全ての語に関して,ブランクにした場合,教材化できるかどうかを検討し,ブランクを変えることによって,読み取るものがどう変化するかを考える。
  5. そもそも,ブランクにしなければその読み取りが成立しないか考える。

*1:個人の意見で,全ての効果を証明するわけではありません。

2016-12-15教職実践演習

[]教職実践演習 教職実践演習 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 教職実践演習 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 教職実践演習 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

4月当初からおこなっている,免許取得プログラムの院生さんたち対象の授業だ。今日最終回を迎えた。4月初っぱなの授業と最後の授業を受け持ったのは何かの縁だろう。

最後の時間は「教職にどう向き合うか」というテーマでの討論と,今までの総括のレポート作成となっている。

グループ討議をおこない,「教職に就くことにあたって,今不安なことと,それに対する解決策,そして今では『答え』がみつからないもの」ということで出してもらった。今現在不安なこととして出てきたのは以下のもの(一部)だった。

  • 退勤時刻に帰れるか
  • 保護者対応ができるか
  • 授業できちんと教えられるか
  • 先輩の不条理な要求にどう対応できるか
  • 子どもたちと望ましい人間関係を結べるか
  • 同僚とうまくやっていけるか
  • 児童,生徒が犯罪を犯したときにどう対応するか
  • 独り暮らしでやっていけるか
  • 修士論文が提出できるか

などなどだった。アドバイスとして,管理職に頼って,自分で抱えきれない問題は相談しなさいとか,人間関係づくりが不得意な人は終了までのあと数ヶ月で自分を変えようとして,いろんな人と交流しなさい,学校とは人間関係を訓練する場なんだからとか,修士論文は締め切りがあるから必ず提出できます。締め切りは提出させるためにあるんです。大丈夫です。とか話した。

最後に教員新採用半年で自殺してしまって,それが先日労災に認定されたというニュースを紹介し,八方ふさがりになってそこから逃れる道は死しか無いと思って自殺するのだと思うけれど,自分にも経験があるが,八方ふさがりだと思っていても,それは自分が思い込んでいて,必ず出口はあります。自殺しなくても解決する道はあります。われわれ上越教育大学のスタッフが修了後も必ずアフターサービスで相談に乗ります。だから,絶対に死なないで下さい。という話で締めくくった。

この授業は4〜5回受け持ったが,毎回熱心に討議してくれて,楽しい授業だった。

2016-12-14変な夢次バージョン

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こんな夢を見た

便座に腰を下ろしていたしている。今日はゆっくりといたせるので,安心だと思ったら,足もとを汚物が流れている。水漏れだ。水漏れといっても下水の方の水漏れだ。大変だ〜。動けない〜。

というもの。トイレの夢はよく見る。必ずトイレに行きたくなっている状態で夢を見る。いつもは用を足したいのだが,どのトイレも汚くて,それがかなわぬというもの。出てくるトイレは,大きな日本家屋にあるもので,その家は私の家ではない。知り合いの家族が住んでいて,そのトイレを借りようとするのだが,その家の人にあんまり知られたくない。知られたからといってとがめられるわけではないんだけれど。

大きな家だから,2階にもトイレがある。1階のトイレは汚いから,2階に行く。いつも2階のトイレは綺麗だったよなと思いながら行くのだが,2階のトイレは開けっぴろげで周りから見えてしまう。入り口も2つあって,1つの扉の鍵を閉めても,向こう側が空いているというもの。

それから,学校のような大きな鉄筋の建物の中の共同トイレもよく出てくる。これが全て汚い。

結局目が覚めて現実のトイレに行くことになるんだけれど。

今日の夢は,綺麗な家のトイレだったが、今まで行ったことがないような家だった。しかし,いつもそうなのだが,ここで安心して用を済ませられるような夢だったら,現実はとんでもないことになって目が覚めるんだろうなぁ。

2016-12-12答えのない問い

[]答えのない問い 答えのない問い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 答えのない問い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 答えのない問い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

新潟県立看護大学の大久保ゼミ,北村ゼミと,桐生ゼミ,水落ゼミの合同ゼミに参加した。私は医療と教育はとても似ていると思う。どちらも人間を成長させるという視点では一緒だからだ。

1998年の映画「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」を若いときに観て,ロビン・ウイリアムズ扮するパッチ・アダムス医師の,子どもの「治る」という力を引き出す姿と,教師の姿を重ね合わせて,自分の進むべき道を見つけたような気がした。教員10年目くらいだったと思う。

だから,医療と教育が互いの視点で意見を出して,より良い回答を見つけていくという活動は今後の医療にも教育にも有意義なことだと思う。

看護大の先生は,「学生は,すぐに答えを教えてもらいたがって,『答えは何ですか?』と聞く。しかし,答えはないんだから,最適な答えを自分で見つけるしかないというのがよく分からない。』とおっしゃっていた。

まさにその通り。高校の教育が,結局テストの点数を取るだけのものだから,自分の外になにか絶対的な「正解」があって,それを見つけることが勉強だと洗脳されてしまっているというのが,ここに現れている。

「正解」が示されなければ,それに向かって動けなかったら,目の前の病人は死んでしまう。できうる限りの中での「最適解」を見つける訓練をしなければ,看護という仕事はやっていけないのだ。

看護大の先生はそこで苦労されていると思う。目の前のペーパーテストの点数を1点でも上げれば教育の役割を果たせたと思っている高校教育の弊害を目の当たりにした。それに洗脳されている高校教師は,子どもたちをどのような大人にしたいのだろうか?大学4年間だけでそれが修正できると思ったら大間違いだ。小学校から,幼稚園,保育園からの教育で子どもを大人にしなければならない。

テストの点数至上主義に洗脳されている教師は,4年間でそれが改まりますか?

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2016-12-02この世界の片隅に

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イオンシネマ新潟西で鑑賞。新潟県内では,今はここでしかやっていない。そのうちシネウインド,高田世界館で上映される。イオンシネマはイオンカードを提示すると1800円→1500円となるが,それでもちょっと高いなぁ。

町山智浩さんが「今年1番」と言っていたから注目していた映画だが,とても壮絶な映画だ。ふんわりとした雰囲気で,壮絶なことを描いている。主人公の,のんの声が,ふんわり感を醸し出しているのだが,演じている内容はとてつもない。

主人公のすずさんの現実,非現実が入り混じって,それがアニメーションで境無く描かれているから,不思議な感じがするし,イメージしやすい。面白いなぁと思った。

本当に一般的な庶民がいて,戦争に巻き込まれ,戦争に協力し,日本は(いや,広島は)破滅の道をたどっていった。それは政府が国民を騙していたと言えば罪が免れると思われそうだが,その政府を選び,政府に荷担していたのは普通の庶民である。

だから,戦争に負けてその怒りを政府に向けて,自分にも向けたすずさん。今までのふんわりした感じから豹変する。しかし,それでもしっかりと明日に生きていく。こういう普通の庶民の力強さが日本を復興に導いたのだと思った。

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bunbun-hbunbun-h2016/12/05 21:00あれから9日が経過しましたが、今でもやっぱりあの映画の何かを反芻し続けているような自分です。新しいブログをつくってみたのも影響されたからだと思います。女房いわく「お気楽ブログ」です。こうの史代さんに影響されてます⇒
http://bunbun-h.hatenablog.com/entry/2016/12/05/203124

2016-12-01大学教員の小学校国語授業 8時間目(最終回)

[][]大学教員の小学校国語授業 8時間目(最終回) 大学教員の小学校国語授業 8時間目(最終回) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学教員の小学校国語授業 8時間目(最終回) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 大学教員の小学校国語授業 8時間目(最終回) - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

嫌な夢を見た。

入っている小学6年生のクラスで群読大会をするが,時間配分が悪く,しかも言うことを聞かない。大声で指示をするが,全く通じない。ああ,授業時間が終わっていく。発表が終わらない。うーん。

というような夢は,今まで何回も何十回も見てきた。教室内がわちゃくちゃで,授業に参加しない生徒がたくさんおり,指示を全く聞かないという高校の教室。たまにこういう夢を見たのだが,舞台が小学校の教室になるとは思わなかった。

そんなこともあり,みんな,群読,声を合わせて教室内に行き渡る声で発表してくれるかな?と不安を持ったまま6限の授業に入った。これが朝イチの1限の授業だったら,その不安から解放されるのが早くて良かったんだけれど,そんな思いをずーっと持ちながら,ちょっと逃げ出したい思いを持ちながら,過ごしていたからかなり疲弊してしまった。

不思議なもので,本来クラスに入った目的は,群読の脚本作成の過程を調査するものだった。けれど,そんなことはどうでもよくなって(本当は良くないけれど),みんなが発表してくれることに自分の関心が移っていった。

そんな不安は全く杞憂で,子どもたちは「じゃあ,14時55分まで練習ね。」と言ったら,みんな一斉に練習し出す。びっくり。すばらしい。あんまり準備時間を取れなかったのに,ここぞとばかり声を合わせる練習をする。前の時間の練習は,それほどでもなかったぞ。

あらかじめ頼んでおいた上越教育大学の院生,学生さんたちが見に来てくれて審査員をしてくれた。頼んでなかった別のゼミ所属の院生さんも来てくれた。どんな風に情報が伝わったんだろう?その方々に審査員として,各班に対してコメントをしてもらう。的確にひとことでコメントしてくれて,ありがたかった。おかげで私は進行に集中できる。

ぴったり声が合う班,笑いが出ちゃう班,声が小さい班,いろいろいるけれど,院生さんたちは,その発表でもいいところを見つけてコメントしてくれる。さすがだなぁと思う。

1班4分として8班あるので32分かかるかな?と初めの10分が練習時間だから,42分で授業時間ギリギリだなと想定していたが,1班3分で進行できた。残り8分ほど余ったので,ふりかえりを書いてもらって,その間私が今までの感想を言えた。

もうこれでこのクラスに入ることは多分無いから,国語への思いを語った。

文学は書いてあることをもとに書いていないことを読み取る学習です。どこか外に答えがあるんじゃないのです。答えは自分の中,自分の思考,自分の感覚,自分の感情の中にあります。書いてあることからそれを引き出して下さい。それでも,空想になってでたらめにならないために,書いていることをしっかりと読んで下さい。

中学校になれば,こういう国語が増えると思うので,今のうちからたくさん本を読んでおいてくださいね。

私の想像以上の群読を作ってくれました。ありがとうございました。

まぁ,こんなことを言った。

小学校で国語の授業をやってとても勉強になった。プレッシャーはあったけれど,とても楽しかった。それも,真摯に課題を受けとめ,反応してくれた子どもたちがいたから,だった。担任の先生の日々の指導の結果がこうなっているんだと思う。

小学校の先生は,オールラウンドプレイヤーで,どんな教科も担当しなければならない。高校教師は,私だったら国語しか担当しないから,国語のことだけ考えていれば良い。小学校の先生はそうはいかない。教科によって得意不得意があるから,ばらつきが出てくるだろう。

だから,私みたいに,教科専門の人が,突然自分のクラスに入ることで,自分で言うのはおこがましいけれど,「そういう切り口もあって,そんな課題だと子どもたちはこう反応するのか」という発見をしてもらえたら良いなと思う。これは今上越教育大学教職大学院でおこなっている学校支援プロジェクトの1つの支援の仕方になるんじゃないか?と思った。

なかなか自分のクラスに違う指導者が入るというのは,抵抗があると思うけれど,本当に快く受け入れて,授業でうまく行かない私を励ましてくれた担任の先生には感謝しても仕切れない。ありがとうございます。

また入ってみたいなと思うし,群読の時間をもうちょっと長い時間取れたら良かったという反省もある。群読の授業の可能性を見つけられた2週間だった。