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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2016-11-29大学教員の小学校国語授業 7時間目

[][]大学教員の小学校国語授業 7時間目 大学教員の小学校国語授業 7時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学教員の小学校国語授業 7時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 大学教員の小学校国語授業 7時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

群読の授業に入る。「きつねの窓」で,ぼくがきつねの窓を手に入れたシーンを群読にする。

初めの部分は私が作ったシナリオがあり,最後の部分はグループで脚本を作る。

さて,子どもたちは,既習事項をもとに脚本を作るのかどうかというのがこの研究のポイントだ。その前に,私が作った部分の練習をするのだが,結構手こずる。声が合わさらない。どこを言うのかわからなくなる。声をあまり大きく出せない。など。

初めての群読(初っぱなにちょっと群読に触れたが)だから,しかたがないと言えばしかたがないが,ちょっと発表会にむけて不安になったりして。

脚本作成の時間は,グループによりまちまちになる。機械的に割り振ろうとする班,内容に関して読み取ろうとしている班,さまざまだ。

しかしほとんどの班において,みんなが同じ回数出番があるように調整している配慮があった。そこが重要なと頃なんだと思った。

木曜日は発表会で,私の授業も終わる。正直,もうちょっと群読に時間を割きたかったところだが,時間はいくらでもあるわけではない。

2016-11-28大学教員の小学校国語授業 6時間目

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小学校に行ったら,支援に入っている院生さんたちが授業観察をしていた。「授業見る?」と言ったら,なんと約10名の院生,学生さんたちが見に来た。こんなにくるとは思っていなかった……。

今日は読み取りの授業の最終回(予定)。

ぼくの孤独感は大きくなったのか,小さくなったのか

というような課題にした。これがまた活動の時間があまり取れなかった。45分は本編に入る前にちょっと何かすると本当に短い。活動の時間は15分も取れなかったかもしれない。

本来なら,黒板に出た書く班の意見を紹介し,根拠を聞き,それに伴って次の課題を出してまとめるという形がいいんだけれど,意見の紹介,根拠の聴取で時間が来てしまって「続きはまた明日。」で終わらせてしまった。

これは予想だけれど,担任の先生が受け持っていたら,あと5分で何とかなりそうというときには,5分延ばして授業するのかもしれない。けれど,中,高の教科担任制だと絶対それはできない。だから,その感覚が身について,途中でも「続きは次」なんてことにしてしまう。

これの良いところは子どもたちが書いてくれたワークシートを持ち帰って読んで,それをもとにまとめができるということ。

高校生でも同じなのだが,物語を読むときに,書いてないのに自分の感想,感覚,「もし,自分が登場人物だったら」というところで読んでしまう。

  • ぼくはきつねにもう会えなくなったから孤独感が増した
  • 「がっくりとうなだれた」から,孤独感が増した

と書く子どもが多かった。そうだよな。そう書くよなぁと思いながら,それでも

  • 「良く人に笑われる」と書いてあるから,周りに仲間がいる

なんて書く子どももいた。良く読めてるなと思う。

次の時間はそんなことを紹介し,メインイベントの群読に入る。

2016-11-25大学教員の小学校国語授業 5時間目

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今日は黒星。「負け」の根拠は,「今日は1時間で終わらせる!」と思っていた課題が,また継続課題になってしまったこと。うーん,活動の時間とまとめの時間の配分がうまく取れない。今日は新しい課題だったから,課題の説明をするんだけれど,「君の名は。」の語りをしたくなっちゃって,それが長くなったかなぁ?

また,課題がちょっとぼんやりしていたかなぁと,どうもダメだ。昨日ほぼ半日準備したが,時間をかければいいってこっちゃないぞ。

今日の課題

「ぼく」と「きつね」の無くなったもの(こと),得られたもの(こと)を3つの時期に分けて書きなさい。

「3つの時期」とは,「ぼく」が生まれてからきつねに会う前,きつねに会ってから小屋に帰る前,小屋に帰ってから今まで

どうも複雑になってしまう。「きつねに会っているとき」だけにしちゃえば良かったのかもしれない。全部をやる必要はないよな。「きつねに会っているとき」を把握すれば,その前と後の時期は自ずと区切られる。

さて,文章読み取りの予定はあと1時間だけだ。どうにか次の時間でまとめなければ。

しかし,

きつねの窓から見えるものは,もう失ったもの

という意見が飛んできたときには驚いた。なかなか深くまで読み込める。でも,

ぼくの声が聞こえてるけど,ぼくは死んでないよ。

という声も聞こえた。家族との温かい生活が無くなっちゃったんだよね。と,とっさに返せなかった……。

2016-11-24大学教員の小学校国語授業 4時間目

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今日の目標は昨日の続き。昨日埋められなかった部分を埋めること,ということで,登場人物のキャラクター設定の「ぼく」の年齢と「ぼく」と「きつね」のひとがらの読み取りが中心となる。

子どもたちも慣れてきて,どうすればいいか自分たちで動けるし,こちらも指示が少なくなってきて,いい感じだ。ようやく私に対して「先生,○○……。」と質問や承認の声が出てきた。昨日までは担任の先生向けの質問ばかりだったんだけど。

さらに私に対して「これって,○○と思うんだけど。」なんて,読み取りの自説を語る子どもも出てきた。ようやく「先生」と認められてきたかな?

「ぼく」の年齢はどこにも書いていない。

これを語っているのは30歳くらいで,「昔」とあるから,この場面の「ぼく」はもっと若いけれど,15歳くらいでは鉄砲は持てないから,20歳くらい。

なんていう,この物語の語りの二重構造も読み取る子どもも現れてきた。素晴らしい。

しかし,方や,まだまだストーリーを把握できていない子どももいたりして。

私の国語のやり方は,文章の初めから1つ1つ読み取っていくのではなく,課題を示して,その課題を解決するために,何度も,あっちを読み,こっちを読みして徐々に全体像をつかませるやり方である。

こんなやり方で高校の授業をやってきたが,小学生でもちょっと手ごたえを感じてきた。ただし,何でか,教室の全体像を把握できない。高校の時はどこでどんな風に何を話題にして読み取っているのかわかったんだけれど,小学校はできていない。何が違うんだろうと思う。ところどころで起こっている学びに全て反応しているからだろうか?不思議なものだ。

初めの礼と終わりの礼をしっかりやろうと,誰かがしゃべっているときには号令をかけさせず,「顔を上げて」と促すのだが,私が言ってもあまり利かない。担任の先生が一言「顔を上げなさい。」というとぴくっと顔を上げる子どもがいる。うーん,ここが担任の先生と違うところだなぁ。精進せねば。

2016-11-22大学教員の小学校国語授業 3時間目

[][]大学教員の小学校国語授業 3時間目 大学教員の小学校国語授業 3時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学教員の小学校国語授業 3時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 大学教員の小学校国語授業 3時間目 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

27年間高校で授業をしてきて,この春大学教員になり,大学生や大学院生に授業をし,ちょっと慣れたかな?と思ったら,小学生相手に授業をする。しかもそれぞれの学習者に活動させるというのを自分に課していたもんだから,学習者理解ほとんどない上での小学校授業は本当に大変だった。

今日の課題は

登場人物のキャラクター設定を読み取る

である。「文学を勉強するというのは,書かれていないことも読み取ることだ。」と先日伝えていて,この単元の目標にしている。この目標に関しての授業となる。

まずは書いてもらったふりかえりを5〜6人紹介し,昨日宿題に出した音読を確認した。物語の3分の1を宿題に出したので,その範囲を改行ごとに順番に当てて音読させる。まだまだ大きな声が出ない人もいたが,それは私の立ち位置が悪かったからかな?次は離れて立つことにしよう。でもどうなるか?

「ぼく」と「きつね」のキャラクター設定をグループで読み取り,黒板の欄にどしどし書いてく。1グループ2つ以上書くようにというシバリを付けた。これが結構話し合って前に出て書くんだな。高校生とはずいぶんと違うところだ。高校生は「正解」と確信したものしか書けないでいるが,どんどん書く。いい感じだ。

キャラクター設定は以下のような欄を作った。

  1. 性別
  2. 年齢
  3. 職業
  4. 趣味
  5. 性格・ひとがら
  6. 生い立ち
  7. 交友関係
  8. 家族構成
  9. 時代・季節
  10. 国・場所

全ての班が1つ以上前に出て書いた。ある児童は「あー終わった。」なんて言って,班で2つ黒板に出て書いたから,終わりだと思っていた。そういえば,高校生でもそんな風にしていた生徒がいたなぁと懐かしくなった。「まだこんなに空欄があるでしょ?」と同じツッコミをしたりして。

この1時間で全ての欄について書けると踏んでいたのだが,結局埋まったのは半分くらいだった。一番読み取りにくいと思われる「性格・ひとがら」は全然書いてくれなかった。担任の先生と「また次の時間続きですね。」と確認した。

子どもたちが予想以上に考え,動き,書いていたからちょっと安心した。

2016-11-21大学教員の小学校国語授業 2時間目

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今日から「きつねの窓」に入る。今日は失敗だらけだった。何が失敗なのかというと,時間配分と課題の量が全く学習者にあっていなかったのだ。小学生というのはわかっているのだが,どこまでできて,どこまでできないかがまだわかっていなかった。

長い物語なので,一度自分たちでしっかりと音読して読みを確認した方がいいだろうと思い,高校でやっていた「グループ。読み」を,ちょっとアレンジして「グループ改行読み」とした。これが悪かった。「改行」がややこしい。形式段落でない,会話文のところで改行していたり,しかも私が改行を見落としていたり,ナンバリングを間違っていたり。

課題は

グループ改行読みをして,形式段落番号を振っていく

というものなのだが,それが学習者にとっては大変だった。混乱させないために1度に1つの課題にしなければならなかった。

私のナンバリングの間違いに途中で気づいて,形式段落番号は振らなくてもいいと伝えたが,やり始めたら途中でやめられない。本当に中途半端な授業になってしまって大反省だ。

課題設定はこれほど大変なのかとも思ったし,ダブルチェックをしなければいけないと思った。音読は1班を残してほぼ終わっていたんだけれど,もっと時間に余裕を持ってやっていかなければならないなぁ。

2016-11-18大学教員の小学校国語授業 1時間目

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群読の研究をするために,小学校の6年生のクラスで授業をすることにした。国語の授業は本当に久しぶり。9カ月ぶりかもしれない。しかも,今まで受け持ったことのない小学校の授業だ。どうなることやら。

物語文の読み取りをおこない,その後その物語の群読を作るというやり方だ。当日の朝3時に目が覚め,頭の中でシミュレーションをしていたら,それからまんじりともせず,朝を迎えてしまった。完全な寝不足だ。

いきなりの1限から授業になったのだが,全校集会が開かれる日で,教室に戻ってくるのが10分から15分くらい遅れた。

1時間目は群読体験ということで,「らいおん」,「ソーダ村野村長さん」をやった。もうちょっとやりたかったけれど,時間が来てしまったのでふりかえりを配って終わりにした。

どうして群読が必要なのかを語ったから,時間が足りなくなったというのもある。でも,その語りは外せない。他者とタイミングを合わせるというのは難しいけれど,楽しいことだし,それが解るようになると,人づきあいがうまくなるみたいなことを語った。ふりかえりに

「せーの」と言うとタイミングが合うことがわかった。でも,いつかは「せーの」と言わなくてもタイミングを合わせられるようになりたい。

という感想が染みた。

2016-11-16ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン

[]ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン 2016 ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン 2016 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

高田世界館で鑑賞

インタビューを中心にジェームス・ブラウン像を形作っていくドキュメンタリー映画だ。ジェームス・ブラウンの曲は,1コードのリズムを永遠に続けて,聞いているとトランス状態に入っていきそうな感じが好きだ。

ライブCDは持っていたが,動画でジェームス・ブラウンをこんなに見たのは初めてかもしれない。こりゃあ,ライブに行ったら魅了されて当然だ。プリンスやマイケル・ジャクソンはジェームス・ブラウンからの影響でああなっているのかと納得だった。

また,ジェームス・ブラウンの活動の先にある黒人の解放という願いがあったのかと,今更ながら知った。最初に私がジェームス・ブラウンを知ったのはカップヌードルのテレビCMだったかもしれない。ああ,こんな人があの歌をうたっていたのかと。

高田世界館で1週間の公開だったので,焦って行った。夜の会は観客2名という,私の高田世界館最小記録を更新してしまった。いつかは1人で観ることになるかもしれない。

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2016-11-11福島県石川町の旅 第2日目 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

[学び合い][出張][旅]福島県石川町の旅 第2日目


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2日目は,石川中学校での授業参加なのだが,午後からなので,ゆっくり宿を出発できる。ありがたいことだ。朝6時ぐらいに部屋の露天風呂の湯を溜める。かなり寒いので,かなり熱い設定にしないと入れる温度にならない。

ぴりぴりに熱い湯に入る。雨が降っている。昨日は夕焼けだったのにな。それでも気持ちが良い。時間がゆったりと流れて,かなり酒を飲んだ体には,いい感じだ。

石川町は,鉱石が採掘される街だから「石川」というそうだ。これから整備はしていくという,鉱石資料館に行く。その後石川町役場で昼食をとる。役場は去年新築したらしく,白を基調にしたとてもモダンな建物だった。

石川中学も校舎が新しい。1年生の英語の授業を観る。あれ,中学生ってこんなに熱意を持って授業をするのかと感心してしまった。先日行った両国高校の高校生のようだ。熱心に交流をして『学び合い』をしていた。

学び合い』では教師のタイムマネージメント力が必要になる。ちょうどいい交流の時間とリフレクションの時間のさじ加減が大切だ。

授業検討会に出たのだが,『学び合い』の授業検討会では,『学び合い』をわかっていない助言者のとんちんかんな発言で,げんなりする。「何でこんなに交流できるのか?きっと学級経営が素晴らしいからでしょう。そこに先生の力量をみました。」なんていう助言は,全く以て『学び合い』をわかっていない。

学び合い』をしているから,こんなに交流できるというのに……。または,小学校から『学び合い』をやっているからできるんですと言いたがっていた先生もいた。

そんな心ない助言者の発言で,授業者はきっとダメージを受けているんじゃ無いか?と勝手に思ったので,全体会が終わった後私は授業者に以下のようなことを伝えた。

とても素晴らしかったです。3人の生徒さんにジグソー法の意味を聞いてみたんです。「あっちこっちに問題のカードがあって,そこまでいくのは面倒くさくないか?」と。そうしたら,3人が別々の言葉でジグソー法の意味を語ってくれました。

1人は,問題のところに行くことで,同じ問題を解いているという人がそこにいるから話し合える。

1人は,人がわちゃわちゃ動くから,いろんな人に話しやすい。

1人は,一度に問題が来るんじゃ無くて,順番に解けるから,混乱しにくい。

と。自分の言葉で言えるなんて,先生の授業の語りがしっかりしているからなんだと思います。素晴らしいです。

助言者はそこまで見えてはいなかったんだろう。

帰りは雨の中バスが走り,またバス中ゼミの開始だった。私は栄SAで降りて,そこに自動車を駐めて乗り込んだ院生さんに見附駅まで送ってもらった。そうか。そういう手があったか。

中身の濃すぎる,酒量の多すぎる2日間の旅だった。

2016-11-10福島県石川町の旅

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水落研のゼミ旅行も兼ねた福島県石川町の石川小学校,石川中学校の授業公開に参加した。水落研のゼミ生さんたちとみんな一緒にバスで大学から向かう。途中新潟市も通るから,新潟市で乗っけてもらおうといろいろ考えたが,栄SAのように,路線バスも止まり,高速道路外に自動車も駐められる場所が新潟市近くに無いため,結局上越から一緒の出発になった。

出発時,そうか,ゼミ運営とはこうやっておこなうのかと思う出来事あり。私だったらどうしたかなぁ?

往路から,バスの中でゼミが始まる。「石川町で授業中学習者が交流する時間をどうネーミングしたら良いか?」というのがお題だった。私はタイムリーに「トランプタイム」としたが,則却下。「trump」には「奥の手」という意味があるんだよ。

ところどころSAで休憩を入れ,福島に入るといい天気になる。長い旅行の後の研修だが,着いただけで1日が終わってしまう気に最近よくなりがちだ。ここからが本番。

と言っても,私は授業を見て,検討会に出るだけなんだけど。

小学校6年生の国語を見る。見事に『学び合い』だ。浸透しているんだなとおもう。これからは次のレベルを目指す研修になるんだろうなと思う。あんなに素晴らしい児童たちだったら,どんな課題でもこなしていけるんだろうと思う。『学び合い』集団の力を見たい。

旅館は綺麗な,そんなに大きくないアットホームなところだった。なんと,泊まる部屋には露天風呂が着いている。明朝お湯を溜めて入ろう。

大浴場に行き,露天風呂に8人で入る。ほとんど修学旅行の男子生徒のノリだった。こういうゼミ運営もいいなぁ。

宴会は,完全に学生のノリで,終わりの部分の記憶はおぼろげなのだが,エールを交換していたし,私の部屋で2次会をおこなっていた。12時に就寝して,3回もトイレに起きて,もう朝かな?と思って時計を見たら3時だった。飲んだときの眠りは浅いなぁ。明日はゆっくりの出発だから救われる。

2016-11-02百年の孤独

[]百年の孤独 百年の孤独 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 百年の孤独 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 百年の孤独 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

本についてはブログで書かなくなっていたんだけれど,この本は書きたくなった。

というのも,読み終えて,達成感があったから。これほど難解な本をよくも読み終えたと思って,記録したくなった。

読み始めたのは8月中旬頃。あの頃は暑くって,キャンプ用のリクライニングチェアーに座って夜読んでいた。読了したのが昨日で,ヒーター付けて,ふとんの中に入って読まないと凍えてしまう時期にまでなってしまった。

約490頁のハードカバーで,改行がほとんどなく,頁が全て字で埋められている。「辞書のようだ」という比喩をネットで見つけたが,まさにその通り。

しかも,内容がほとんどわからない。もちろん目の前にしていて今読んでいる内容はわかるが,突然人が死んだり,あれ,この間死んでいたんじゃないか?と思っていた人が登場していたり,この人誰だったかな?という人が出てきたり。しかも,登場人物の名前がカタカナで,よく似ている人が登場する。

いつもだったら読むのをやめていたのだけれど,本の値段も高かったし,読んでいくうちに,読み進めることが目的になり,字を読むことが快感になってくる。ストーリーはもうどうでも良くなってくるという不思議な感覚を味わった。

今読んでいる「中国文学の愉しき世界」という本にも,西洋の「奇本」の代表作として挙げられている。これを読んで,あ,わからないのは私だけじゃないんだとちょっと安心した。

筒井康隆「創作の極意と掟」に題名が素晴らしいものとして取り上げられていたから読んだのだ。「百年の孤独」というのは,焼酎の銘柄で有名なのだが,確かにいいタイトルだ。

読み終えた解放感は,一心不乱に歩みを進めて登った登山だ。途中は辛くて辛くてしょうがないし,一歩一歩足を運ぶことが目的になるが,ようやく山頂に着いた晴れ晴れとした感じに似ていた。

内容についての感想は……うーんと……。

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bunbun-hbunbun-h2016/11/02 21:56「百年の孤独」は学生の頃から知っていたのですが、それは当時の友人が読んだその本のことを私に話したからだったと思うし、今、調べてみたら1982年(私は大学4年でした)に著者がノーベル文学賞を受賞しているので、いろんな媒体で見聞きすることも多かったのでしょう。
それからその本のことはずっと気になりながらも、これまで読まずにいたのですが、ちょっと今後の読書候補のひとつとして浮上してきた感じです。(学生時代の懐かしい記憶とともに)

2016-11-01急に寒くなる 論文再投稿完了

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約1ヶ月前にやって来た投稿論文の結果を受けて,何とか再投稿を完了した。論文編集委員をやっていると,あっという間に再投稿をする人がいるが,私は1カ月もかかった。何度も査読結果を読み直し,書き直したら,あ,査読結果のここの部分に答えていないや!と気づいてまた書き直し。

書いている内にいろんなことを書きたくなって,原稿が進むんだけれど,もう一度査読結果を読み直したら,いらないことは書かない方がいいなと思って,ばっさりと削る。そんなことの繰り返しだった。

といっても,査読結果が来て2週間くらいは手が着かなかったんだけれど。データだけ再分析していただけ。

11月に入ったら急に寒くなって,こたつを出した。妙高山も冠雪していた。研究室のヒーターは1日中付けっぱなし。冷たい雨が降り続く。頭も胃も痛い。明後日のアルビ最終戦のことが頭から離れない。その日は日帰りで応援に行く。雨が降るようだ。